録画した日〔2012/8/18:WOWOWプライム〕
昭和42年4月9日に放送された初代ウルトラマンの最終回。
ハイビジョンリマスターというチューンナップを施しての再放送です。
今回録画した理由は、最強宇宙恐竜・ゼットンのパフォーマンス確認。
昭和47年生まれの私は、再放送で幾度となく「初代マン」の洗礼を受けている世代です。しかし、ゼットンの回=最終回はなぜか見ておらず、40年来「まだ見ぬ強豪」的存在でした。
科特隊の敷地内で行われたウルトラファイト最終マッチ、ゼットンは初代マンを3分で撃沈します。
スペシウム光線など初代マンの攻撃を全く受けないゼットン。ロープに振られても返ってこない出戻りUWF軍的なファイトスタイルと言えるでしょう。
そんな最強宇宙恐竜をブッ倒したのは、アラシ&イデの科特隊C調コンビ。
後の毒蝮・アラシが「ババァ長生きしろよ」と新開発のペンシル爆弾を一発命中させて、地球最大の危機案件をあっさりと回収しました。
ラストにレアキャラ・ゾフィーが登場するなどあっという間の30分。
私が終始圧倒されたのは特撮の精巧さです。
特に悪の空飛ぶ円盤が日本に上陸するシーンでの、木の揺れ、砂の巻き上がりは圧巻。
「作ってる人達、楽しかったろうなぁ」という、昭和TV職人の底力を感じさせる”超大作”でした。
オッサン殺しのハイビジョンリマスター。この冬には「ウルトラセブン」でも実装されるとの事です。
全部見るのは大変なので、メトロン星人やペガッサ星人など人間ドラマ的な名作をピンポイントでチェックしようと思います。