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2015/03/07

WWE PPVスペシャル「WWE ファスト・レーン 2015」

録画した日〔2015/3/5:スカチャン1〕

レッスルマニアへのつなぎとなる新設PPV。
大会名は「追い越し車線」という意味だそうです。
ロイヤルランブルの結果を度外視して勝った方がレッスルマニア進出というメイン戦。
まさしく「追い越し車線」に入られたランブル戦覇者・ロマンレインズは、なんとかダニエルブライアンを返り討ちにしました。
最後はノーサイドでシェイクハンドの2人。
ロイヤルランブルでのロック様に続き、レインズは現在進行形の大正義・ブライアンからも「レッスルマニア看板」のお墨付きをもらった形になります。
つきまとうゴリ押し臭がこれにて消えてくれるといいのですが…。
本場所へのネタ仕込みステップとなるはずが、ただの対処療法の場にしかならなかった今回のPPV。
スティング、テイカーらの古参から現役ランディオートンまで陣容は揃ったみたいなので、一夜明けのRAWを皮切りにするラストスパートに期待をしたいところです。

①ジグラー他2人vsAuthority軍3人
試合後もやりたい放題のAuthority軍を退治するべく、ランディオートンが待望の緊急乱入。
サバイバーシリーズで「シナ軍」として奮闘したジグラー&動物のお面&ライバックの3人は、盛大にハシゴを外された状態でレッスルマニアへの道を進みます。

②ゴールドダストvsコーディローデス
限りなくどうでもいい兄弟仲間割れ対決は微妙な判定で兄・ゴールドダストの勝ち。
この兄弟ゲンカ、需要のあるなしに関わらず親父・ダスティローデスを巻き込んでの骨肉闘争としてレッスルマニアまで引っ張られる見込みです。

 ③タッグ王座戦:ウーソズ(withナオミ)vsタイソンキッド&セザーロ(withナタリア)
これまたどうでもいいディーバ抗争が絡んだタッグ王座戦。
しかし、ボケっと見てるWWEユニバースへ喝を入れるかのようにキッド&セザーロの王座奪取という大番狂わせが勃発しました。

④トリプルHvsスティングご対面
対戦ではなく「対面」とアナウンスされた超大物2人のマッチアップは、トリプルHの懐柔策をスティングが全面拒否して想定の範囲内のプチ乱闘へ。
「対戦」はレッスルマニアで実現する事になりました。

⑤ディーバ王座挑戦:ベラ姉vsペイジ
タイツを掴んでのフォール勝ちという必要最小限のズルでベラ姉が王座防衛。
ゲスTV番組「Total Divas」がメインで且つ慢性的コマ不足のディーバ戦線には、このスキマPPVで全部を出し切る余力などありません。

⑥IC王座戦:バッドニュースバレットvsアンブローズ
荒っぽさがウリのアンブローズが反則負けの上にベルト持ち逃げの大暴走。
無風状態だったインターコンチ戦線は、この盗まれたベルトを巡ってなんとかレッスルマニアまで話がつながりそうです。

⑦にせアンダーテイカー登場
もはや季節の風物詩とも言えるこの時期の大音量の「ゴーン」音。
しかし棺桶の中から現れたのはなんとワイアットファミリーのデブ大将。恐れ多くもアンダーテイカー戦inレッスルマニアをブチ上げました。

⑧US王座戦:ルセフvsジョンシナ
USベルト戦線という不遇にもめげないジョンシナでしたが、なんとルセフのアコレードで失神KO負け(レフェリーストップ)。
もはや冷遇ではなく、これがシナの正規ポジションなのでしょうか…。

2015/03/05

WWEスマックダウン #809

録画した日〔2015/3/2:JSPORTS3〕

助手のダミアンミズドゥを冷遇し続ける自称ハリウッドスター・ミズ。
PPV直前のフロリダ大会でもセコいイビりコントを展開します。
ミズドゥはもともと助手ではなく「替え玉(スタントダブル)」。会場人気に腹を立てたミズによる降格人事です。
助手と替え玉どっちも大差無いような気はしますが、前者はただの雑用/使いっ走り、後者はいちおう役者という位置付けとなります。
さっそく試合前に沸き起こったミズ=「Booo」ミズドゥ=「Yeah!」のお約束チャント。嫉妬&憤怒のミズはなんとサンドゥをリングサイドから追い出してしまいました。
なお、この日の対戦相手・ダニエルブライアンはこの件にノータッチの待ちぼうけ状態。
今をときめく大看板すら置き去りにするハイクオリティなイビりコントです。
ちなみにミズはブライアンが下部団体NXTで修行していた時の師匠(もちろんギミック上の)。
「ワシが育てた」相手に超高速タップ負けを食らわされるあたりも、インチキ野郎としての面目躍如と言えるでしょう。
3日後のPPVで試合が組まれてるのかは分かりませんが、有能なハリウッドスターを使わない手はないでしょう。
その後は助手とともにレッスルマニアに参戦させてもらえるのか?
迷走しっぱなしのWWE上層部ですが、せめてミズに関しては正しい業務判断を下してほしいところです。

2015/03/02

WWEロウ #1134

録画した日〔2015/2/26:JSPORTS3〕

PPV「ファスト・レーン」直前のオーランド大会。
スティングとの“対面”を控えたトリプルHがリングで怪気炎を上げました。
対立の構図をWWE対WCWになぞらえスティング迎撃に昂ぶるトリプルH。
買収劇から15年越しのイデオロギー闘争。我々オッサン世代としては嬉しい限りですが、ちびっ子ファンはきっと置き去り状態でしょう。
そこに乱入したのは大御所・リックフレアー。
WWEとWCW、およびトリプルHとスティングをいずれも深く語る資格を持ったこの因縁アングルにうってつけのリビングレジェンドです。
ネイチャーボーイはトリプルHを偉大なレスラーと賞賛した上で、会社のことはヨメに任せてリングで試合をしろと猛ゲキを飛ばしました。
これは実に正論。次回PPVが“対戦”ではなく“対面”とされているのは、我々としても消化不良です。
これを受けたトリプルHは半ギレ。
フレアーを小突き、スティング制裁への決意をあらためてブチ上げました。
レッスルマニアで“対戦”ヘシフトするのかは不明ですが、こんな感じで大御所が絡んでくれるのなら因縁抗争への興味は段違いとなります。
一方、ケインとビッグショーのイザコザなどAuthority軍にはやや秋風が。
そういえばビッグショーの古巣はWCW。いろいろ巻き込んで、ちびっ子置き去りの懐かし軍団抗争もありかもしれません。

<メモ>
  • ローデス兄弟、親父・ダスティの前で完全に仲間割れ
  • ペイジがベラ姉妹に衣装を盗まれるという陰湿イジメを受ける
  • 誰もが忘れてるプライムタイムプレイヤーズがどうでもいい再結成