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2015/02/26

WWEスマックダウン #808

録画した日〔2015/2/23:JSPORTS3〕

PPVで一騎打ちを控えているロマンレインズとダニエルブライアン。
この日のオハイオ大会では、2人で組んでの「ターモイルタッグ戦」出場を強いられました。
タッグ王者から泡沫ザコ、無能新人まで基準不明の選抜チームに猛ゲキを飛ばすケインとビッグショー。
「ターモイル」の意味はよく分かりませんが、参加チームが次々リングに上がる勝ち抜き戦的なモノのようです。
最初のカードはレインズ&ブライアン対ミズ&ミズドゥ。もちろんレインズ組が勝ち抜けを決めました。
勝ったらすぐに次組と闘うターモイル戦。
当然先発した組は不利を被る事となり、それがケイン達の狙いとなります。
2番手にはタッグ王者にしてレインズの親戚・ウーソズが登場。
ここでレインズは身内をいやらしく攻めるブライアンに憤慨。お約束のタッチ拒否が飛び出すなど、急造ライバルタッグは崩壊寸前です。
ギクシャクしながらもウーソズを封じた2人は、続けてロスマタドールズ、ヒース&オニールのコマ埋め要員相手に2連勝。
さらにその次5番手のアセンション(新人)には暴走ギミック推しに協力しての反則勝ち。
こうしていよいよラスボス・ケイン&ビッグショーとの対決を迎えます。
ライバルタッグ2人の均衡がどうブッ壊れるかが注目の最終第6戦でしたが、あろうことかブッ壊れたのはケイン組の方。
仇敵の自滅に乗じたレインズ組が見事ターモイル戦を制覇しました。
タッグ王者の参戦がありながら勝ったご褒美も負けたペナルティも未定義だったこの試合。ロイヤルランブルを発端とするレインズのヒール化に歯止めを掛ける事が目的です。
ヤッツケの水際アングルに一生懸命な2人。
なんだかかわいそうなんで、仲間割れ→返上→空位を前提にベルトを巻かせちゃっても良かった気がしますが…。

2015/02/24

WWEロウ #1133

録画した日〔2015/2/19:JSPORTS3〕

WWE王座戦線から外され、ルセフとの因縁抗争に入ったジョンシナ。
オハイオ大会でも健気に舌戦を展開しました。
まず仕掛けてきたのはルセフ&ラナ嬢。
オスカーやグラミー賞に倣って作ったというシナのPVを公開しますが、もちろんその中身はネガキャン一辺倒。
15度の世界王者を「過去の男」「弱ってる」とdisりまくりです。
これを受けたジョンシナはいつもの調子でルセフを迎撃。
気になるのは、大ロシアvs敵国USAが定番のルセフ&ラナ嬢が、なぜかシナに対しては個人攻撃中心という事。
パトリオット具合ではダントツのシナなのに、何か意図があるんでしょうか…。
こんな感じでUS王座戦線へ「格下げ」となった不遇のシナは、地方巡業だかどこかで右目を負傷(アナウンスではロイヤルランブルでのアクシデント)。
そのせいなのかこの日はリングインせず、場外での軽い乱闘でお仕事が終了しました。
実況席のインチキ情報によると、この乱闘でシナの「角膜擦過傷」は悪化。しかし2週後のPPVには強行出場を表明しているとの事です。
これがホントの弱り目にたたり目。
じきに傷は治るでしょうが、その後の進路が心配でなりません。

<メモ>
  • すっと休んでるシェイマスが近日復帰との事
  • ドルフジグラー、ワイアットのデブ大将に一方的に潰される
  • ローデス兄弟がまたもや犬も食わない兄弟喧嘩アングルに手を染める
  • トリプルH、スティング関連のオカルト現象に悩まされる
  • ウーソズの親父・リキシがWWE殿堂入り

2015/02/23

ザ・無人島生活:Ep.1 火おこし (Naked Castaway)

録画した日〔2015/2/22:ディスカバリーチャンネル〕

「エド・スタフォード(ED Stafford)」とかいうイギリスのバカによる60日間無人島サバイバル自撮りドキュメント。
このEp1では、上陸初日から13日目までの様子が描かれます。
チャレンジの舞台はフィジーの無人島「オロルア島(Olorua Island)」。
自撮りカメラの他にエドがここへ持っていったのは薬箱と衛星電話、GPSメッセンジャーだけ。
これらは生命の危険に至った場合に使用するものであり、基本手ぶらでのサバイバルとなります。
そんな無謀なチャレンジャー・エドはヤラされてる感ゼロの変人風情。
職業は「探検家」で、2010年に敢行したアマゾン川踏破(源流から河口まで)は世界初の偉業だったそうです。
ちなみに前職はイギリス陸軍大尉。危機管理と状況判断に自信ありといったところでしょうか。
このチャレンジにおけるエドの初期値は全裸。
船で島に到着後、着てたものを全部脱いでから上陸するという徹底ぶりでした。
1人きりなので公序良俗を気にする事はないでしょうが、今後寒さや外傷、害虫(獣)への対策として衣服が必要になるのかもしれません。
エドが上陸して最初にやったのは「水」を飲む事。果汁豊富な椰子の実をカチ割る手法が最も確実です。
何はなくともまずは水。
椰子の実のほか雨水や湧き水など、エドはこの先も水をめぐって一喜一憂を繰り返す事になります。
水分補給の後は食事。岩に張り付いた巻き貝が一番手頃な食材です。
この他イモリ、どじょうをいずれも踊り食いしたエド。
奥地に野生の山羊が確認されたので、こいつを捕まえて食らいつくのがこのチャレンジのハイライトとなるでしょう。
ちなみにエドの自撮りカメラのバッテリは、島内に設置された受け渡し地点で交換。
つまりエド以外の誰かが都度上陸しているという事になりますが、この辺は気にする範疇じゃないでしょう。
また、ペットボトル等の漂着物を使うのもアリ。このレギュレーションを活かし、エドは長袖シャツをゲットしています。
これらはいわゆるチートではありますが、あくまでエンターテイメントなので無問題。
ドラゴン藤波流に言えば「我々は殺し合いをしてるんじゃない!」って事です。
2日、3日とサバイバルが進むにつれエドが苛まれていったのは、やっぱり栄養失調。
ハナっから分かってた事ではありますが、水分はもちろんタンパク質や炭水化物といった体を作る栄養素が決定的に足りない劣悪な食環境です。
そして6日目になると脱水症状に突入。
抵抗力が落ちたのか巻き貝にあたって嘔吐。ただでさえ不足している水分が体内から排出されてしまいました。
人は生きるために食べる…。
飽食で忘れがちな自然の摂理をこのバカがあらためて教えてくれた気がします。
食べ物がない→動けない→食べ物がないの無限ループにハマったエド。
この窮地を英軍隊仕込みのド根性で乗り切るもんだと思ったら、なんと11日目にあっさり「薬箱」を解禁(=抗生物質を服用)してしまいました。
初回にして拍子抜け極まりない正直申告。
ここは逆に、このドキュメントがこの先全部ガチだという品質保証と捉えるべきでしょう。
水/食料の確保と並行してエドが連日トライしていたのが「火起こし」。火があれば(=加熱調理ができれば)巻き貝にあたる事もありませんでした。
獣よけの意味も含め、火は安全、安心の拠り所です。
エドの火起こしは、木をこすり合わせて種火から作るというおなじみの手法。当然木の選別、伐採、加工から始めます。
そんな地味な作業の末、エドが火を手にれたのは上陸から13日目の事でした。

今回Ep1は火起こし成就をもってTo Be Continued。
まずは生活ベースをこしらえたという感じで、無茶やバカをやるのは次回以降になるのでしょう。
なお60日という短期決戦のためなのか、エピソードはあと3回のようです。
吉村昭「漂流」に心滾らせた私としては実にタマらないアホバカ企画。
こうして放送されてるという事は、チャレンジは残念ながら(?)無事完遂されたのでしょう。
あんまりシビアにならず、あくまでエンターテイメントとして次回以降も楽しみにしようと思います。