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2013/12/14

WWEロウ #1071

録画した日〔2013/12/13:JSPORTS3〕

前回RAWで緊急決定したランディオートンvsジョンシナの世界王座統一TLC戦。
今回のオクラホマ大会ではその調印式が行われました。
「このあと思う存分やってくれよ」と言わんばかりのテーブル、イス、ハシゴ群に囲まれて並び立った両雄。
昭和のプロレスファンとしては、NWAとWWFの統一戦がハードコア系のお祭りアクションで敢行される事にやや違和感を感じてしまいます。
テーズ、サンマルチノ、フレアー、ホーガン、ストーンコールドetc…とNWA&WWF(E)の歴代王者の名前を語り上げるトリプルH。
今を進むCOOとして時代の流れを組み込んだものの、頑なにオールドスクールを敬愛する一面をのぞかせます。
なお、それぞれの歴代王者の最後に「トリプルHもね」という愛妻・ステファニーの合いの手が入ったのは極悪夫婦のご愛嬌といったところでしょうか。
最後はもちろん使えるモノ全部使っての大乱闘。
ちなみにトリプルH夫妻はこの大騒ぎにはノータッチ。世紀の一戦に関してはどちら寄りでもないスタンスなのでしょうか。
WWEを見てる層に「ごちゃごちゃ言わんと、 誰が一番強いかはっきりさせればええんや」的な最強幻想は一切ありません。
そんな感じでベルトは2系統あった方が何かと都合が良さそうなものを、何故に今?という感じの統一構想。
当日シナが勝った場合、その後のオートンのポジションが確保されている事を祈るばかりです。

<メモ>
  • シールドに襲撃されたCMパンクが、トリプルH夫妻を黒幕と断定
  • シンカラが復帰。中の人が前と同じかは不明
  • ファンクサウルスとテンサイ(元ジャイアントバーナード)が仲間割れの様相を呈す
  • 最近見なかったウェイドバレット、意味不明の漫談コーナーで久々登場
  • 前回SDのゲロ事変をきっかけにプライムタイムプレイヤーズと極右トリオが抗争開始

WWEスマックダウン #745

録画した日〔2013/12/9:JSPORTS2〕

感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日に現地放送されたモヒガンサン大会。
バックステージでは賑やかなThanksGivingパーティーが開催されました。
主催の熟女・ヴィッキーゲレロに招待されたのは日ごろ燻ってる1.5~2軍連中。
明日をも知れぬ身の彼らにとって、何とも有難い上場企業の福利厚生です。
なお、この手の集合モノには皆勤賞だったはずの我らがヨシ・タツ(Yoshi Tatsu)の姿は、今回残念ながらありませんでした…。
WWEのパーティにおける大きな懸念は、99.9%の確率で大乱闘が勃発してしまう事。食べ物を粗末にしてしまう場面も多く見受けられます。
ヴィッキーはそんなゲス展開を回避すべく、グレートカリvsタイタスオニールの大食い決戦という楽しいレクリエーションを企画しました。
大盛り上がりのフードファイトを制したのはオニール。ご褒美はなんとアントニオ・セザーロとのシングル戦でした。
セザーロのフェイバレットホールドはもちろん大回転ジャイアントスイング。
全世界の視聴者がウェッとなる、WWEならではの理詰めのストーリーです。
国粋主義者セザーロの無慈悲な大回転でウェッとなってしまったオニール。苦しまぎれに手にした”エチケット袋”は、なんと解説者JBL愛用の超高級テンガロンハットでした。
そして程なくして訪れたメルトダウン。
惨状にはWWE謹製の雑な目隠しが掛かりましたが、受け入れ先JBLの顔芸がその被害の甚大さを物語ります。
なぜか極右オヤジ・コルターまでも犠牲(しかも頭部直撃)となったオニールのリバース芸。ムタの毒霧の要領かどうかは知りませんが、口から変な物質を出す技術はなかなかのもんでした。
2年に1回ぐらいの頻度で天井から茶色い汚物が降ってくるブラック企業・WWE。
不謹慎極まりないリバース芸を伝統芸として昇華するよう、オニールの奮起が待たれます。

<メモ>
  • この日はJBLのバースデーでもあった模樣
  • オープニングに登場した毒蛇オートン、インタビューに一言も喋らないというクズ男っぷりを発揮
  • 運動神経が抜群すぎる子牛・エルトリートが初試合
  • エグザビア・ウッズとかいう若手をイビって、ファンクサウルスがちょっとヒール化
  • シールドとワイアットファミリー連合軍がCMパンク達と12人タッグ戦を敢行

2013/12/13

WWEロウ #1070

録画した日〔2013/12/6:JSPORTS2〕

PPV「サバイバーシリーズ」でビッグショーを退けたWWE王者・ランディオートン。
一夜明けたNY大会では、そのアシスト役となったトリプルH夫妻に猛然と噛み付きます。
怒りの形相で「ヘルプなしでも楽勝だった」「オレの邪魔すんな」と、部下としてあり得ない大暴論を展開するオートン。
悪の上司・トリプルHとステファニーは、反乱分子と化した毒蛇に爆発寸前です。
そんな険悪ムードのリングに登場したのはジョンシナ。
前夜も意味深に姿を現していた世界王者は「WWEの顔は1つだろ?」という激アツの主張を展開し、オートン+トリプルH夫妻にベルト統一構想をブチ上げます。
ついに並び立った両雄。21世紀のエース同士による最高峰戦線の勃発。
これは来年のRoad To WrestleManiaが楽しみ、と思いきや、悪のCOO・トリプルHは「じゃあとりあえず今度のPPVハシゴ戦で…」とまさかの年内決着トップダウンを下しました。

師走に駆け込みのアンディスピューテッドチャンピオンが誕生か?
この即納っぷりは、更にその先に超展開が仕込まれているものと好意的に受け止めたいと思います。

<メモ>
  • PPVで電撃復帰したマークヘンリーが、ラングストンと超暑苦しいタッグを結成
  • ブライアン、ワイアットファミリーに拉致されて行方不明に

2013/12/08

2013香港国際競走中継

放送時間〔17:00~18:00:グリーンチャンネル〕

シャンティ競馬場で行われた4つのG1レース。
日本からはロードカナロア(スプリント)、アスカクリチャン(ヴァーズ)、トウケイヘイロー(カップ)の3頭が参戦しました。
5馬身差の完全勝利で「スプリント」2連覇を果たした”龍王”ロードカナロア。岩田ジョッキーが香港の空に快心の日の丸を掲げました。
日本の競馬ファンからすると、JRA最強トンパチが英語(あるいは中国語)の勝利ジョッキーインタビューに直面したら…という懸念がありましたが、どうやらそれは回避された模樣です。
とてつもないスピードを誇示した日本競馬史上最強スプリンター。2013年G1負けなしの実績からJRA年度代表馬の呼び声も高いようです。
陣営の公言どおりならこれが引退レース。
テリーファンク、長州、大仁田etc…のようにケロッと復活する伝統が競馬界にないのが残念でなりません。
絶大な信頼のカナロアほどではないものの、密かな期待が掛けられていたのがメインの「カップ」に参戦した武豊鞍上のトウケイヘイロー。
結果は無念の2着惜敗でした。
直線半ばまでは必勝パターンだったのに、最後の50mで香港ダービー馬・アキードモフィードにねじ伏せられてしまったトウケイヘイロー。
ちなみに3着のシリュスデゼーグルは英国チャンピオンS、ドバイシーマを制した強豪。メインタイトルがG2札幌記念の中堅逃げ馬としては充実の結果と言えるでしょう。
充実の結果と言えば鞍上の武豊も同様。馬の持ち味を引き出すテクニックは芸術の域に達しているのではないでしょうか。
しかし今日は愛馬キズナが有馬記念回避という「悲報」も…。
トウケイヘイローももちろん有馬には不参加。逆に棚ボタ的な有力馬が回ってくる事に期待しましょう。

日本馬の活躍に今さら一喜一憂は不要なのかもしれませんが、結果を出してくれるとやっぱり嬉しいもの。特に今回はとんでもないモノを目撃した感動がありました。
今後「カナロア級」の無双をする馬は出てくるのか。来年最初のビッグマッチ、ドバイワールドカップに参戦するメンツが楽しみです。

痛快!河内山宗俊 #2「ぬりべい小路がひと肌脱いだ」

録画した日〔2013/10/21:時代劇専門チャンネル〕

名門問屋の若旦那をたぶらかし心中に追い込んだ罪で、晒し場に磔にされていた小川知子。
しかし例によってこの話にはウラがある模様。弱きを助ける河内山がさっそくひと肌脱ぐことになりました。
小川知子曰く、若旦那は越後屋の主人から自分を守るために公金を使い込んで、おまけに人を刺してしまったとの事。
今回の案件は名前からしてヒールの香り漂う「越後屋」。
聞いてないフリをしていた河内山の勧善懲悪スピリットがムクムクと顔を覗かせます。
そもそも小川知子を磔の刑から救ったのはナゾ多き侍・原田芳雄でした。
しばらくは自宅に匿っていたのですが、小川知子に恨みつらみの若旦那の父親(後に事情を知って和解)から依頼を受けた河内山軍団に略奪されてしまいます。
原田芳雄と小川知子の因果関係は不明。情や下心で動くタイプではなさそうなので、ナゾキャラ特有の気まぐれといったところなのでしょうか。
更に言えば河内山との関係も微妙なもの。
小川知子を強奪されたのに、飲み屋で会っても即斬りはせず根底に信頼関係があるような風情を漂わせます。
原田芳雄を気にしつつ越後屋吊るし上げを目論む河内山は、近所の貧乏長屋連中を店舗の前で大騒ぎさせ、善意の助っ人を演じるマッチポンプで本丸に潜入。
ヒール主人に対し、小川知子をダシにした取引を投げ掛けました。
河内山のヒール軍退治スタイルは、自らはコーディネイト&プロデュースに徹し子分に要件を実行させるというもの。完全一匹狼だった座頭市とは大幅にレギュレーションが異なります。
そんな河内山は今回、火野正平と出門英におとり娼婦コスプレを強要して越後屋のヒール主人を捕獲。倍返しの磔刑に処しました。
また、刀を持たない河内山は戦闘スタイルも独特。逃げて交わしてブン殴ってヒール軍の襲撃を凌ぎます。
お茶の間向け時代劇としてチャンバラシーンは必須ですが、こちらはナゾ多き侍・原田芳雄に一任する方向なのでしょうか。
まだまだ2回目、ギミックづくりは試行錯誤中のようですが勧善懲悪の精神は一貫している模樣。
勝プロ制作のこの作品。自らが総司令官となって、いろいろとお得意の暴走をカマしてくれる事を期待したいものです。