Translate

2014/02/08

WWE PPVスペシャル「ロイヤルランブル 2014」

録画した日〔2014/2/6:スカチャン1〕

レッスルマニアのメイン戦出場を賭けたバトルロイヤル。
主役の座をゲットしたのは、先日復帰したばかりの野獣・バティスタでした。
とりあえず敵を放っぽり投げればカッコが付くロイヤルランブル。
そのファイトスタイルや長いブランク等々、何かと不安要素の多いバティスタの復帰初戦には最高の舞台といえるでしょう。
そういえばこのバティスタ、ベビーorヒールの色分けがまだハッキリしてなかったような…。
これから祭典までの2ヶ月でじっくり方向性を固めていってほしいものです。
今回、勝者バティスタを凌ぐスポットを与えられたのはローマンレインズでした。
15番目に登場したシールド随一のイケメンは、なんと12人撃墜のロイヤルランブル新記録を樹立。
そしてこの12人の中に「身内」の2人も含まれているという、実に付加価値の高い快挙です。
なぜかJBLも登場した今回のランブル戦。その登場順&退場順は以下のとおりでした。
  1. CMパンク(27)
  2. シールドの1人(25)
  3. ダミアンサンドウ(1)
  4. コーディローデス(11)
  5. 運営部長・ケイン(2)
  6. よく分からんNXTの若手(3)
  7. ジャックスワガー(6)
  8. コフィキングストン(7)
  9. ウーソズのどっちか(5)
  10. ゴールドダスト(12)
  11. シールドの薄毛(26)
  12. ドルフジグラー(8)
  13. Rトゥルース(4)
  14. ケビンナッシュ ※サプライズ枠(9)
  15. シールドのレインズ(29)
  16. グレートカリ(10)
  17. シェイマス ※ケガから7ヶ月ぶりの復帰(28)
  18. ミズ(16)
  19. ファンダンゴ(13)
  20. エルトリート ※子牛枠(14)
  21. アントニオセザーロ(24)
  22. ワイアットファミリーの1人(23)
  23. ウーソズのもう1人(17)
  24. 解説者・JBL ※瞬殺サプライズ枠(15)
  25. ワイアットファミリーのもう1人(18)
  26. ライバック(19)
  27. アルベルトデルリオ(20)
  28. バティスタ
  29. ラングストン(21)
  30. レイミステリオ(22)
ファイナリスト2人のプッシュ以外にも、パンクvsケインの因縁再勃発やローデス兄弟の誤爆(兄貴が弟を落とす)など今後への伏線が満載。
また、キングストンのお約束リング帰還芸や子牛・エルトリートに落とされるファンダンゴなど面白シーンも多数散りばめられた安定のクオリティでした。
しかし、そんな大団円にもピッツバーグのWWEファンはご不満だった模樣。
ランブル戦終盤からエンディングまで「Boo」だの「No」だの興醒めなチャントを繰り返します。
とくにオーラス30番目に出てきたミステリオは「ダニエルブライアンじゃなかった」ばっかりにブーイングの餌食に…。
結果を待たずしてランブル戦を”塩認定”したピッツバーグ。エンターテイメントの基本線をブチ壊す、愚にもつかない天邪鬼っぷりです。
まあ、結果を見ればあながち間違ってたわけではないんですが、いずれにせよWWEはこの地でのビッグマッチ開催をしばらく控えた方がいいでしょう。
晴れの再出発で盛大なネガキャンを食らってしまったバティスタは、そうでなくても心もとないコンディション。
翌日のRAWではそのあたりをお得意の「なかった事」にして、とりあえずは気分よくレッスルマニアへ向かわせてあげて欲しいところです。

①ダニエルブライアンvsワイアットファミリーのデブ大将
爆発的会場人気を誇るブライアンがまさかの敗北。
弟子2人を引っ込ませ正攻法で挑んだデブ大将は、キモいだけじゃない抜群のレスリングセンスを披露しました。

②歴代ランブル覇者が高みの見物
狂乱の貴公子・フレアー、ミスターレッスルマニア・HBK、愛国者・ジムドゥガンの3人が「Woooo」連呼で戦局予想。
1人格落ちのジムドゥガンにはランブル参戦サプライズ枠の予感が漂います。(残念ながら参戦なし)

③ブロックレスナーvsビッグショー
ゴング前の卑劣な奇襲で主導権を握ったレスナー。
ビッグショーをF5で撃墜すると、体にやさしいWWE特注パイプ椅子でメッタ打ちです。

④WWE世界王座戦:オートンvsジョンシナ
お約束の「ダニエルブライアン!」や「boring」にとどまらず「これぞ塩試合」「ディーバを出せ」といった罵詈雑言チャントが降りそそがれた王座戦。
ワイアットファミリーの加担という超展開で、オートンが疑惑の防衛を果たしました。

⑤新タッグ王者の怪気炎
いわゆる「第0試合」でベルトを奪取したらしいニュー・エイジ・アウトローズ。
なにかと使い勝手のいいこの古豪は、どのあたりの連中を巻き込んでどのあたりの局面までトップを張るのでしょうか。

2014/02/05

ワールドプロレスリングクラシックス#69「IWGPシリーズ特集」

録画した日〔2013/5/2:テレ朝チャンネル2〕

昭和55年暮れにブチ上げられた世界統一構想「IWGP」。
3年後の昭和58年、世界各大陸の強豪(一部例外あり)10選手が集結し「IWGP決勝リーグ戦」として実現にこぎつけました。
1ヶ月のロードを経て迎えた6月2日蔵前大会。
提唱者にしてガチ本命・猪木との優勝戦に臨むのは、サンダーリップス名義の黒ハッピに身を包んだハルクホーガンでした。
ホーガンの初来日は、奇しくもIWGP構想と同じ昭和55年。
しかしその後3年で描いた成長曲線は、モタついてショボくなったIWGPとは段違いのスケールだったと言えるでしょう。
結末がアレなのでアレなんですが、この試合の全般をとおして目を引いたのはグランド系の重厚な攻防。
ホーガンは「現代に蘇ったネプチューン(by古舘)」としてのパワー殺法も繰り出しつつ、腕を極めたり足を取ったりフェイクを入れたり師匠・猪木譲りの日本流ファイトを一生懸命こなします。
背中毛ボーボーの不器用ラフファイターが、たった3年足らずで洗練されたネプチューンへ変貌。
後年、ハルカマニア大暴走とともにせっかくの日本仕様を返上するところまで含め、ホーガンの順応性とあくなき野心、向上心は賞賛に値するものでしょう。
ちなみに昭和のプロレスファンとしては「ホーガンはワシらが育てた」と世界中のハルカマニアに胸を張りたい心持ち。
ご本人は決して認めないでしょうが…。
試合終盤の場外戦、ホーガンは背後からのアックスボンバーで猪木を鉄柱にサンドイッチ。この時点で猪木の意識が飛んでいたというのが定説です。
そしてフラフラ登ったエプロン越しでアックスボンバー直撃を食らい猪木は轟沈。
2発の「三叉の槍」がプロレス史上空前のアクシデントを巻き起こしました。
舌を出して失神KOという無様な姿を晒した猪木。
勝ったのに狼狽するホーガンと大慌ての新日セコンド陣、解説の仕事を「ちょっと待って下さい」と放っぽり出す山本小鉄…。
プロレスの範疇を超えた尋常でない事象が起こっているのは間違いありません。
しかしこの舌出しKO劇、アッカンベーではありませんが猪木が独断でブチかましたブック破りだったという説が有力視されています。
その理由は、休みが欲しかったからとか借金取りから逃げるためだとか諸説諸々。
坂口征二(この試合のブッカー)が「人間不信」と四字熟語を残して失踪したというネタも含め、ファンタジー要素の尽きない大アクシデントです。
これが猪木一世一代の狂言だったとして、では誰がどこまで事前に把握していたのか?
勝利の喜びなど微塵もなくひたすらビビっていたホーガンは「シロ」確定…。
いや、その後の米マットおよびショービズ界における畜生っぷりからするとこのビタミン野郎もグル=クロだったのでは?
何だかこっちまで「人間不信」になってきます。
超過激アナ・古舘伊知郎はそんなシロクロなど関係なくエンジン全開。
鳴り止まない猪木コールに対し「乾き切った時代に贈る、まるで雨乞いの儀式の様に…」とやったくだりは、昭和プロレス史に残る名フレーズではないでしょうか。
一方、解説の桜井さんは東スポ所属というだけである意味クロ。
「医学的なことは分かりませんがねぇ、心臓の方もねぇおかしくなってるんじゃないでしょうかねぇ」「単なる脳しんとうだといいんですけどねぇ」と大ボラインチキ放言で東スポの社是を貫きました。
この2年後ニューヨークでトップに立ち、あっという間に世界マットを統一した唯一無二の超人。
プロレス界におけるステータスでは完全に師匠猪木を凌駕しました。
そんなホーガンのキャリアの中では、この日本マット史上未曾有の大アクシデントもちょっとした面白エピソードにしか過ぎないのでしょう。

蔵前決戦の1週間前、5月27日高松大会では猪木vs前田の超過激師弟対決が実現しました。
関西人なのになぜか「ヨーロッパ代表」として凱旋帰国したスパークリングフラッシュ前田。
キャリア的にまだまだ猪木とタメを張れる訳がなく、玉砕前提のチャレンジマッチという位置付けです。
なお、試合前には古舘アナが優勝戦目前の超過激な戦況を報告。
中南米代表・エンリケベラ&カネックの泡沫っぷりや欧州代表・オットーワンツの不戦敗逃亡など、行間にプロレス情緒が満ち溢れる手書きの星取表です。
12種類のスープレックスのうち最低6種類は仕掛けたいと試合前に嘯いていた前田。
ドラゴンやジャーマンなどを綺麗に決めましたが、最後は猪木の延髄斬りであっさりピンフォール負けを喫してしまいました。
IWGPの時点では期待の若手に過ぎなかった前田。この1年後には、猪木がトンズラした「万里の長城」UWFへ出向する事になります。
そして更にその後、前田はイデオロギー的に危険な存在として猪木の前に立ちはだかることに…。
両者にとって最初で最後のシングル戦は、そんな嵐の予感など微塵もない爽やかな大団円に終わりました。

IWGPとは猪木の猪木による猪木のための世界統一構想。
それを最後の最後で自ら全部ブッ壊すあたり、猪木イズムここに極まれりといったところでしょうか。
私は当時小学5年生。
蔵前決戦の翌朝、新聞(もちろん一般紙)を見た母による「猪木が入院したって」という想定外のネタバレに愕然とした記憶があります。
後に世界最高のビッグネームとなるホーガンが優勝した事は、結果的にIWGPにとって良かったはず。これが猪木だったら結局はローカルトーナメントの1等賞で終わっていたでしょう。
惜しむらくはホーガンを「初代チャンピオン」として認定し損ねたことでしょうか。
あの日ホーガンが巻いた1億円ベルトは、リニューアルやら持ち逃げやらを経て、今は当時生まれてもいなかったレインメーカー・オカダカズチカの腰にあります。

2014/02/04

WWEスマックダウン #753

録画した日〔2014/2/3:JSPORTS3〕

ロイヤルランブル直前のミシガン大会。
メイン戦は色々ごちゃまぜの10人タッグでした。
ヒール側はシールド3人と古豪ニューエイジアウトローズで、ベビー側はローデス兄弟、双子ウーソズ、筋肉ラングストンという合計10人。
それぞれ因縁の下地はあるものの、ロイヤルランブル2日前の今日に限ってはそんな事など二の次三の次となります。
首尾良くノーコンテスト劇となってのエンディング。PPVが待ちきれない血気盛んな中堅どころが一気にリングへとなだれ込んできました。
毎年毎年このタイミングで繰り広げられる大乱闘。
これはバトルロイヤルの安全を祈願する儀式のようなものなのでしょうか…。
運営部長・ケインから本番のトップバッターを強制されたCMパンクも律儀に乱闘に参戦。皆んなからやや遅れて登場という別格扱いでした。

祭典までの施政方針が示されるロイヤルランブル。
パンクかバティスタかその他ニューフェイスか…、WWE春のゴリ押し決定戦を楽しみに待ちたいと思います。

<メモ>
  • ウェイドバレットが、ミズの試合中に冠コーナー「バッドニュースバレット」を敢行する暴挙
  • AJリーがすっかりシャイニングウィザードの使い手に

2014/02/03

ザ・ローリング・ストーンズ ライブ・イン・ロンドン・ハイド・パーク 2013 スウィート・サマー・サン (Sweet Summer Sun-Hyde Park Live)

録画した日〔2014/1/5:WOWOWライブ〕

2013年7月(6,13日)に行われたストーンズ50周年記念ツアー千秋楽。
1969年ブライアンジョーンズ追悼公演以来44年ぶりのハイドパーク凱旋となります。
この大会から2週後に古希を迎えるミックジャガー。
「#6 Honky Tonk Women」では伝説のフリフリ白ブラウスに身を包み、10万大観衆を44年前のハイドパークへといざないます
とは言え、あくまで今を生きるのが御大・ミックの流儀。
25歳以来のフリフリ着用は「Honky…」だけのサービスカット(しかもよく見りゃ普通のカッターシャツ風)。
開幕曲「#1 Start Me Up」からアンコール「#16 Satisfaction」まで、現在進行形のシャープな小奇麗系スタイルを貫き通しました。
一方の雄・キースリチャーズは、ミックの休憩タイムに「#7 You Got The Silver」を披露。
ブライアンジョーンズ最後の仕事はこの曲のレコーディングだったというのが定説です。
あれから44年、恋のライバルでもあった盟友へ向けたキースなりのオマージュなのでしょうか。
なお、00年代後半ごろから“おじいちゃん化”が進行していたキースですが、ルックス的にはおじいちゃんとしての最終形態にたどり着いた模様です。
ミックと同じく古希目前(この年12月で70歳)の不良番長。
ずっしり重いギター担いで2時間ブラブラ動きっぱなしなんだから、それでもやっぱり普通のおじいちゃんとはモノが違います。
44年前のハイドパークがストーンズデビュー戦だったミックテイラー。今回の凱旋公演を誰よりも喜んでいるのではないでしょうか。
ミックやキースに言われるがまま60万人の前にほっぽり出されたあの日の内気な貴公子。
紆余曲折を経て44年越しの仕切り直しです。
すっかり貫禄の付いた“元”貴公子のリベンジチューンは「#10 Midnight Rambler」。
おっかない兄貴達に気後れする場面など一切なし。それどころか、司令塔として至高のブルースナンバーをズブズブとビルドアップしました。
今回放送のセットリストは以下のとおり。「ダイスをころがせ」など何曲かカットされているようです。
ちなみにメンバー紹介では、裏ボス・チャーリーワッツが「やあ」とひと言怪気炎を上げる嬉しいハプニングも勃発しました。
  1. Start Me Up
  2. It's Only Rock 'N Roll (But I Like It)
  3. Street Fighting Man
  4. Ruby Tuesday
  5. Doom And Gloom
  6. Honky Tonk Women
    (メンバー紹介。ミック休憩)
  7. You Got The Silver
  8. Happy
  9. Miss You
  10. Midnight Rambler
  11. Gimme Shelter
  12. Jumpin' Jack Flash
  13. Sympathy for The Devil
  14. Brown Sugar
  15. You Can't Always Get What You Want
  16. (I Can't Get No) Satisfaction
5曲目にネジ込んだ「Doom And Gloom」は、2012年リリースのれっきとした新曲。
ミックおよびストーンズが「今を生きる」とされる所以がここにあります。

標題の「Sweet Summer Sun」にあるとおり、この凱旋ステージ一番の舞台効果はロンドンの空でした。
夕暮れ時から日没、宵闇へのコンボは絶品。
これは地元民・ストーンズだからこその発想。実に心憎い演出です。
無秩序じゃないけどかなり自由な並びの客席も野外イベントならではの光景。
この6万5千とも10万とも言われるお客さんを、看板・ミックジャガーは相変わらずのグッドシェイプで掌握します。
エンディングに並び立った現役4人+ミックテイラー。来たる東京ドーム大会でもこのミラクルショット実現は確定事項です。
特にミックテイラーの参戦には私も今から武者震い。
ドーム公演は平日。定時でダッシュするか、有給を取るかが当面のクリアすべき課題となります。
44年という途方もない時間を超え、すっかり洗練されて帰ってきた悪童バンド。
キャリアの絶頂を前にExile(トンズラ)した彼らですが、やっぱり巡り巡って地元愛は大きいのかもしれません。

「マダマダ続くヨ」的に転がり続ける老雄・ストーンズ。次はアウェイの地・オルタモントへの凱旋に期待です。

2014/02/02

新日本プロレス1.4東京ドーム “WRESTLE KINGDOM 8"全試合放送スペシャル

放送時間〔13:00~14:55:BS朝日〕

5時間超のロングラン興行だった1.4東京ドームの全10試合を2時間に圧縮。
ダブルメインの2試合(中邑vs棚橋、オカダvs内藤)はノーカット放送となりました。
新日最大のイベントだけあって、各選手ともエクストラバージョンで気合い入りまくり。
今回は”ももクロ”の演出家である佐々木敦規氏が総合演出を手がけたということもあり、全試合通じて超過激な仕掛け、アオりが連発です。
極悪ユニット「バレットクラブ(BULLET CLUB)」のリーダー・プリンスデヴィットに至っては、エクストラバージョン過ぎて何だかワケが分からなくなってしまいました。
そんな演出過剰の1.4、桜庭和志と永田裕志はおちょくりモードのチビっ子グレイシートレインで入場です。
東京ドームで桜庭とグレイシー一族がプロレスルールのタッグマッチ。これはプロレスの勝利なのか、総合の落日なのか…。
胴着絞めをカマしたグレイシーの「反則負け」というグダグダ決着を見ると、もうどっちでもいいや的な結論に達します。
功罪混濁のネタ盛り沢山ドーム決戦において、個人的に最大のトピックだったのは小島聡のNWA世界ヘビー戴冠です。
昭和45年生まれの剛腕は世界最高峰NWA幻想ド真ん中の世代であるはず。
美獣・ハーリーレイス直々の”レイスモデル”継承ツーショットは、昭和プロレスの薫陶を受けた者として至高の瞬間と言えるでしょう。
大正義・IWGPヘビーを押しのけてメインを張ったのはIWGP”インターコンチ”の方。
中邑を下し白ベルトとドームの主役を強奪した棚橋は、マイク無しの肉声で「愛してまぁす!!」の大絶叫をブチ上げました。
エース棚橋にとってのカタルシスは、ベルト奪取ではなく同志・中邑とメインを張った事自体にあるのでしょう。
この日の観客動員は35,000人。
暗黒期を踏み越えた両雄はもちろん、それを支えたファンにとっても一つの帰結点となるドーム大会だったと思います。

私は今年もドームへ参戦。
びっしり埋まった客席には昨年も感動しましたが、今年はその密度が更に上昇。特にアリーナ(グランド)の座席数は往時を彷彿とさせるものがありました。
不満があるとすれば仕掛けやらアオリやらを詰め込み過ぎて1試合1試合がひたすら長かった事。その結果、22時終了のPPVでは棚橋のエアギターが収まらなかったとか…。
しかしよくよく考えれば、詰め込むモノすらなかったのが00年代の暗黒期。
黄金時代に向かわんとする勝負の2014年は、ビッグアングルをギューギュー詰めにして横アリ、西武ドームと超攻撃的布陣を貫いてほしいと思います。