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2012/09/01

WWE PPVスペシャル「サマースラム 2012」

録画した日〔2012/8/31:スカチャン4〕

L.Aステイプルズセンターで開催された、今回が25回目の由緒あるPPV。
メイン戦は”パーフェクトストーム”ブロックレスナーとトリプルHの一騎打ちでした。
前回RAWで盟友HBKを”破壊”されたトリプルHは、最終決戦と銘打ってこのビッグマッチに臨みます。
しかし、結果はブロックレスナーのキムラロックに無念のタップアウト負け。
トリプルHをしてもレスナーの超大型暴風をとめることはできなかった、という結果でした。
エンディングはWWE得意の「余韻残し」系。
実況・解説・音楽を消して会場音のみ、リングに取り残された敗者トリプルHを淡々と映し続けます。

で、実況陣が放送終了間際に立てたのはトリプルHの引退フラグ。
確かに第一線からは身を引くべき役職なのでしょうが、「引退」となるとチョット唐突なような…。
同族会社WWEのリアル若旦那、せめて本職の極悪ヒールとして悪い事やりまくってからリタイアしてほしいもんです。

①Y2Jジェリコvsドルフジグラー
すっかりベビーターンしたY2Jジェリコが「逆エビ」で完勝。
受け身マイスターのジグラー、関節技でも芸術的なヤラれっぷりです。

②ダニエルブライアンvsケイン
今やRAWのトップ・AJと絡んでた2人による、精算処理的なシングルマッチ。
ブライアン勝利ですが、ケインはこの抗争にやや未練がありそうです。

③ミズvsミステリオ~IC王座戦
何となくIC王者になってたミズが、何となくミステリオとタイトル戦。
何となく防衛しましたが、次の展開は??という感じです。

④シェイマスvsデルリオ~世界ヘビー級戦
紆余曲折を経て実現した王座戦は、シェイマスが防衛成功。
デルリオの足がロープに掛かってたという伝統の誤審もあり、遺恨は継続です。

⑤キングストン&トゥルースvsヤング&オニール~世界タッグ戦
限りなくトイレタイムに近いタッグ王座戦は、コフィ組が貫禄防衛。
そういえば、ウルせぇマネ・AWがいないと思ったら「You're fired」されてました…。

⑥CMパンクvsジョンシナvsビッグショー~WWE王座戦/トリプルスレッドマッチ
ズルしていただき的な勝ち方で、CMパンクがシナから手柄を強奪して防衛。
次回以降は、CMパンクのヒールターンでストーリーが進みそうです。

2012/08/31

WWEスマックダウン #678

録画した日〔2012/8/27:JSPORTS2〕

先週#677におけるシェイマス襲撃のペナルティにより、PPVサマースラムでのタイトルマッチを剥奪されてしまったアルベルト・デル・リオ。
先週「ながら見」してた私としては、そんなワルい事してたっけ?というレベルの話なんですが…。
経緯はともかく、PPV2日前に駆け込みで処分撤回をアピールするデルリオ。
しかし正義の新GM・ブッカーTは断固たる処置を崩さず、なぜかメインでのY2Jクリスジェリコ戦をマッチメイクします。
そんなメイン戦に横槍を入れたのがドルフジグラー。今日は熟女ヴィッキー・ゲレロ同伴なしでの乱入です。
笑点の左から2番目、および林家ペーと並び称されるピンク男は、PPVでぶつかるクリスジェリコを襲撃して試合をブチ壊してしまいました。
そうなってくると「手負い」のシェイマスによる乱入締めは必須となります。
グルグル巻の包帯が痛々しいチャンピオンは、ヒール軍をスイープしてPPVでのデルリオ戦をブッカーTに直訴。一度キャンセルになったタイトルマッチを見事復活させました。

他のビッグマッチに比べるとどうしてもインパクトが弱いシェイマスvsデルリオ。
あの手この手で強引に色を付ける、WWEのエンタメ魂は日本のプロレスも見習うべきでしょう。

ちなみに今回の会場は、テキサス州の「University of Texas=テキサス大学」でした。
ファンクスやハンセン、ブロディ、ローデス等を輩出したプロレスの最高学府「West Texas A&M University=ウエストテキサス大学」とはまるっきり別なようで、やや残念です。
いずれにしても、大学の体育館にしてこのスケール…。アメリカのスポーツ文化、恐るべしです。

<メモ>
  • 初心者には識別不能なレイミステリオ&シンカラ組が実現
  • 泡沫タッグ・レックス&ホーキンス、何故か男色路線へ
  • クズ女・イヴ、試合に勝ってブッカーTのマネージャー職ゲット
  • レスナーの腕折り葬を食らったHBK、PPVサマースラム登場は(今のところ)不可能

2012/08/29

WWEロウ #1003

録画した日〔2012/8/28:JSPORTS2〕

PPVサマースラム直前のテキサス・ダラス大会。
ブロックレスナーとトリプルHによる、ビッグマッチ恒例の「調印式」が決行されました。
悪徳マネ・ポールヘイマンは『いいか、サインするだけだぞ』というビッグなフリを内外に提示。
しかしブロックレスナーはその言葉を額面通り受け、サラサラっとサインしてリングを降りてしまいました。
素直な選手は育つとは言うものの、このレスナーの行動はWWEの流儀では全くのアウトオブクエスチョンだったのですが…。
なぜか舞台は事件&揉め事の宝庫「駐車場」へ。
ここでブロックレスナー&ポールヘイマンは悪の本性を発揮、トリプルHのセコンド役・HBKショーンマイケルズを強襲してどこかへ連れ去ってしまいました。
大混乱の中、舞台は再び会場内へ。
レスナー&ヘイマンはHBKを担いで律儀にリングに登場。HBKの地元テキサスのファンの前で公開処刑を開始します。

やおらトリプルHが駆け付けるも、ブロックレスナーはF5からのアームロックでHBKの右腕を粉砕。あどけなさの残るドヤ顔で、PPV前に早くも完全勝利宣言です。
「調印式」「駐車場」というチタン合金級の鉄板スポットで展開されたおなじみの遺恨アングル。
偉大なるマンネリ、ビッグマッチはこれがなければ始まりません。仕事のできる4人による、PPV本番での遺恨回収作業が楽しみです。

<メモ>
  • スマックダウンGM・ブッカーT、サマースラムのデルリオ王者挑戦権を剥奪
  • Y2Jジェリコ、パイパーズピットでベビーターンをあらためてアピール
  • 知の救世主・ダミアンサンドゥ、演説なしで試合

2012/08/27

座頭市物語 #3「祥月命日いのちの鐘」

録画した日〔2012/8/9:時代劇専門チャンネル〕

「オレにも撮らせろ」とTV版3話目にして早くも座頭市本人が監督。
後輩サラブレッド・北大路欣也をゲストに迎えて、ダンディズムと笑いに満ちたオリジナルワールドを展開します。
早朝からヒール軍をブッタ斬る座頭市。しかしなぜか“明け六つの鐘”を聞いた途端に仕込杖を収めてしまいました。
なぜなら今日はお母さんの命日、「祥月命日には仕込杖を抜かない」という座頭市のマイルールがあったのです。
座頭市にとって神妙な一日でも、ヒール軍は通常営業。
“暮れ六つの鐘”まで無抵抗の座頭市を猛襲し、す巻きで川に放り込むというVシネマスタイルの報復攻撃を敢行します。
そんな絶体絶命の座頭市を川に飛び込んで救出したのは、ヒール軍の傭兵である北大路欣也。
早朝、斬らずに見逃してもらった借りを返すための渡世人流儀による越境サポートです。
座頭市のマイルールを把握した北大路欣也は、“暮れ六つの鐘”までのボディガードを志願。
アホバカ愚連隊・チャンバラトリオを水上土下座に葬るなど、確実に仕事をこなします。
そして座頭市のために“暮れ六つの鐘”の鐘堂へ侵入。ちょっとフライング気味でメッタ斬りの「ゴング」を打ち鳴らしました。
監督・座頭市の初仕事。
チャンバラトリオ抜擢などお笑い要素の強いストーリーでしたが、ラストで北大路欣也をブッタ斬るという、その後TVシリーズで定番となる鬱展開も披露しています。

そして根底に流れていたテーマは母に対する思慕。
関連書籍でも頻繁に取り上げられる、お母さん大好き・優しい座頭市の一面を垣間見る監督デビュー作でした。

2012/08/26

武豊TV!II #34~宝塚記念・帝王賞ほか~

放送時間〔10:30~12:00:フジテレビONE〕

日本ダービー後の春競馬を振り返る#34。
ピックアップされるG1レースは安田記念、宝塚記念、大井競馬帝王賞の3つとなります。
とは言うものの、武豊が参戦したのはローズキングダムで惨敗の安田記念だけでした。
宝塚記念の鼻出血・トレイルブレイザーは不運だったかもしれませんが、ここ2,3年どうも騎乗馬に恵まれない日々が続いています。

「乗れてない」よりも根が深い「乗せてもらえない」状況に身を置く武豊。
番組中のレース回顧も、重賞やら特別戦ではなく平場条件戦が重きを占める状態です。

私としては、競馬にガツガツ向き合う事がさっぱりなくなったここ2,3年。
武豊がいなくなる時が競馬をヤメるタイミングなのかなと思っています。

40歳前後の人においては同じ感覚の人も多いと思いますが、何となくそのXデーは近いような、、、。
背負ってる重石を全部ひっくり返して、のびのびとやってほしい。できれば往時のように「武豊無双」を見せてほしいと思う限りです。

サッカープレミアリーグ 第2節 マンU×フルアム

放送時間〔8/25_22:54~8/26_1:24:JSPORTS4〕

開幕2戦目にしてホーム・オールドトラフォードに登場したマンチェスターユナイテッド。何だか危なっかしくも3-2で勝ち点3をゲットしました。
ちなみにこのホーム初戦、人類最速の男にしてマンUの次期ウイング候補・ウサインボルトが早くもドヤ顔で現場観戦です。
開幕戦で何気に負けてるユナイテッドは、10番・ウェインルーニーが控えで、超凄玉20番・ファンペルシがスタメン。
我らが香川真司も2試合続けてのスタメン出場です。

クライマックスは香川のファーストゴール(!)。
オフサイドだろうとごっつぁんだろうと1点は1点。2試合目で結果を出したルーキー、やっぱりデキる奴です。
興行的にも大切なホーム開幕戦で「10番」を休ませるユナイテッド。
オフシーズンの集金ツアーでこそタンマリ稼いでますが、こと公式戦では勝利至上主義、コマーシャリズムは一切排除する社風のようです。
これを踏まえれば、次節では香川=ベンチも十二分にあり得ます。
ゴールと勝敗以外には一喜一憂しない。ユナイテッドのシーズンを楽しむには 達観にも似た心構えが必要なようです。