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2015/10/07

WWEロウ #1165

録画した日〔2015/10/2:JSPORTS3〕

PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」翌日のテキサス州ラレド大会。
ベラ姉を倒してディーバ王座を奪取したシャーロットの祝勝会が開催されました。
愛娘からの感謝の言葉に不肖のパパ・リックフレアーは連夜の大号泣。
二世レスラーが多い、というか今やほとんどが二世、三世、イトコ、ハトコで占められてるWWEの中でもこの父娘が放つスペシャル感は抜群と言えるでしょう。
「業界一卑劣な」パパが反面教師となったのかとても友達思いなシャーロット。チーム「PCB」で苦楽をともにするペイジとベッキーへ、胸いっぱいの感謝と永遠のフレンドシップを誓います。
なにかとギスギスな女だらけの職場に一服の清涼剤、この夏からスタートした「ディーバ革命」の1つの到達点かと思われたのですが…。
3人の絆をより深めんとするシャーロットに対し、なんと突然ペイジが内なるマグマを大放出。
「オレはお前の噛ませ犬じゃない(意訳)」と大暴言をカマすと、唖然とする2人をリングに残してとっととドレッシングルームへ引き上げてしまいました。
盤石と思われたベビー軍に勃発した事変に王座陥落のベラ姉は大喜び。
リーダーのペイジを失って味方がベッキーだけとなった新王者・シャーロットに対し、あらためて実にイヤミな宣戦布告を仕掛けます。
一方職場放棄のペイジは、この日が休養明け初日となるナタリアと反目しながらも急接近。この2人が第4のユニットとなるのかも知れません。
「俺はフライングするぞ」とばかりにいわばディーバ革命内革命をブチ上げたペイジ。黒髪ロングの彼女に往年の革命戦士・長州力の姿を重ね合わせてるのはおそらく私だけでしょう。

<メモ>
  • ケインが運営部長に復帰。ただ前夜の乱入劇は記憶にないらしく2重人格疑惑が
  • ニューデイのバカ3人とルセフwithサマーレイが異次元の共闘

2015/10/06

WWE PPVスペシャル「ナイト・オブ・チャンピオンズ 2015」

録画した日〔2015/10/1:スカチャン1〕

WWE管轄の全タイトルマッチが執り行われるPPV。
先月のサマースラムで「WWE世界」と「US」の2冠王となったセスロリンズは必然的に1日2試合を強いられる事となります。
セミファイナルに組まれた「US」の方のタイトルマッチで挑戦者・ジョンシナにあっさりベルトを奪われてしまったロリンズ。試合後に追い打ちのAAを食らって完全グロッキー状態です。
休む間もなく行われるメインはもう一方の「WWE世界」戦。2冠王どころか無冠に転落する絶体絶命のピンチとなりました。
王者悶絶のリングへ向かう挑戦者は超銀盤戦士・スティング。
キャリアの最後にWWEベルトを巻きたいとか何とかのモチベーションでサマースラム翌日のRAWから緊急参戦してる「非WWE系」最後の大物です。
空前の偉業達成に燃えるスティングはコーナーポスト最上段から場外プランチャを敢行するなど往時を思わせるハイパフォーマンスを披露。
しかしロリンズはそれらをトリプルH譲りのディフェンスワークで息も絶え絶えに次々クリア。
最後はサソリ固めに来たところをクルッと丸め込むというリックフレアー的定番フィニッシュでどうにかこうにか虎の子「WWE世界」を守り切りました。
そしてこの日の真のメインはここからスタート。マネーカバン保持者・シェイマスが予告どおりの緊急参戦を果たします。
これをもってロリンズは1日3戦の超法定時間外労働へと突入。ボロ雑巾状態での完全丸腰は不可避と思われたのですが…。
シェイマスがカバンを行使する間も無くなんと今度は元(?)運営部長のケインがヌーっと乱入。マスクを装着した戦闘モードでロリンズのみならずシェイマスも完全KOしてしまいました。
赤い悪魔最後の消息は7月の日本公演あたり。その頃に比べるとなんだか一回りふっくらデブった感じです。
そんなこんなのこの日のカオスを整理すると、ジョンシナが「US」に返り咲きロリンズは「WWE世界」のみ防衛、マネーカバン保持のシェイマスは権利未行使といったところ。
次回RAWからはまたもやケインとロリンズのセコい抗争が始まりそう。だったらついでに2人のチビ護衛「J&Jセキュリティ」も帰ってきてくれないでしょうか。

①IC王座戦:ライバックvsケビンオーエンズ
ライバックがこのベルトを獲った5月末のPPV「エリミネーション・チェンバー2015」で1軍デビュー(シナに勝利)を果たしたケビンオーエンズ。
それからわずか3ヶ月半、ややダーティな手法ではありましたが堂々のメジャー王座初戴冠です。

②ルセフ(withサマーレイ)vsドルフジグラー(※ラナ嬢は欠場)
コツコツ積み上げてきたネタの決着戦なのに、よりによって最重要人物・ラナ嬢がガチのケガで欠場。
サマーが投げたハイヒールがルセフに誤爆してジグラーの勝ちという超ド級茶番決着は4人揃っての「完全決着」へ向けた布石なのだと思いたいところです。

③タッグ王座戦:ニューデイvsダッドリーボーイズ
例によって試合前のハイテンション演説で体力を使い果たしたニューデイが不透明反則決着により何とかベルト防衛。
もちろん、試合後のおまけコーナーではダッドリーのテーブル葬が爆発(犠牲者=トロンボーン担当・ウッズ)。ヒューストンのお客さんは大喜びでした。

④ディーバ王座戦:ベラ姉vsリックフレアーの娘さん・シャーロット
NXTから上がってきたばかりのシャーロットがディーバ王座史上最長の在位期間(=この日で301日目)を樹立したベラ姉を粉砕してベルト奪取。
夜な夜なの”kiss stealing”で家庭を顧みた事などあるはずもない「狂乱の貴公子」もこの日ばかりは親バカの大号泣です。

⑤ワイアット一家の3人vs元シールドの2人&「X」
3対3決戦のためにロマンレインズとアンブローズが呼んできた「X」はY2Jクリスジェリコ。
しかしそのジェリコは張り切り過ぎてワイアット一家の新人にタップアウト負け。レインズ達とちょっと気まずい空気になってリングを降りました。

2015/10/05

WWEスマックダウン #839

録画した日〔2015/9/29:JSPORTS1〕

PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」での1日2戦を控える2冠王・セスロリンズ。
その2日前となるリトルロック大会ではマネーカバン保持者・シェイマスとタッグを組むことになりました。
ただでさえハードな2連闘(シナ戦→スティング戦)がシェイマスの出方によっては3連闘にもなり得るというギリギリの状況。
ここは波風立てずオープンな心で共闘すべきなのですが、無駄に意識の高いヘタレ王者はそれを良しとしません。
2冠王ロリンズの目線からするとシェイマスは「バカげた頭」のただの格下。
まあ実際問題この評価でほぼ間違いはないのですが、それを面と向かって言われたケンカ屋は当然エキサイト。2人が組むメイン戦がうまく運ぶ保証はゼロとなります。
2人の対戦相手は元シールドのロマンレインズとアンブローズ。それぞれ深い因縁はありますが次回PPVではノータッチの間柄です。
よって試合の焦点はロリンズとシェイマスによるドタバタコント。
全世界予想どおりのベタな顛末から推測すると、シェイマスが2日後にマネーカバン権利を行使するのはほぼ確実のようです。
ちなみにPPV直前回の締めを飾ったのは元シールドの2人の方。新生ワイアット一家との6人タッグ戦へ臨む「もう1人」はどんな大物なのか期待が膨らみます。
この世代を中心にPPVが回るのはもはや当たり前。大きな期待をかけても大丈夫でしょう。

2015/10/04

WWEロウ #1164

録画した日〔2015/9/24:JSPORTS3〕

PPV「ナイト・オブ・チャンピオンズ」6日前のメンフィス大会。
WWEタイトル挑戦を控えた超銀盤戦士・スティングがRAWで初めての試合を迎えました。
かつての仇敵「WCWマンデー・ナイトロ(MondayNitro) 」のトップスターを、ついに「マンデー・ナイト・ロウ(MondayNight RAW)」のド真ん中へと引き摺り出したマッチメイカー・トリプルH。
そのドヤ顔はいつもより3割4割増し。歴史的瞬間を待つメンフィスの客席へ熱いアジテーションをブチ上げました。
トリプルHがドヤ顔なもう一つのワケは、最強の大巨人ビッグショーを対戦相手として登用したから。
このマッチメイクはあくまでもスティング潰しが目的であり子飼いのWWE&US2冠王・セスロリンズをサポートするためのものとなります。
こうして始まったメイン戦はロリンズ→シナの順に乱入劇が勃発してゴチャゴチャの有耶無耶状態に。
そしてこれを受けたマッチメイカー・トリプルHがみんな一緒の2vs2タッグ戦を決定。スティングのRAWデビュー戦は「シナ&スティング」の夢タッグ実現という豪華なオマケが付きました。
スティングのサソリ固めでロリンズがタップアウト負けというのがこの豪華オマケ戦の顛末。ロリンズ側としては本番6日前に潰しておくつもりがあえなく返り討ちを食らった事となります。
これが超大物スティングの使い方として正しいのかはよく分かりませんが、PPV直前のアオりとしてはにぎやかで良かったんじゃないでしょうか。

<メモ>
  • ベラ姉がインチキ防衛でディーバ王座在位期間の新記録を樹立
  • サマーレイ、ジグラーからのプレゼントを受け取るという背信行為

WWEスマックダウン #838

録画した日〔2015/9/21:JSPORTS3〕

前回RAWで1日2戦2敗の苦汁をなめたセスロリンズ。
この日のペンシルバニア大会では、うち1敗を喫したライバックとの「ランバージャック」形式の再戦が組まれました。
1日2敗を食らったうえにエンディングでは自分の銅像をスティングにブッ壊されるという、とにかく散々な目にあった月曜のロリンズ。
翌週に控えるPPVへ向け、ここはなんとか悪い流れを断ち切りたいところです。
リングサイドに集まったランバージャック連中は若手ベテラン善玉悪玉問わずの玉石混交。あの人この人の生存確認ができるのもこの試合形式の魅力です。
なお今回は、秀才キャラにギミックチェンジ中の元「エキゾチック急行」アダムローズの姿が確認されています。
本来試合を監視する役であるランバージャック連中ですが、どいつもこいつも次から次へと乱入を繰り返してやっぱり試合はめちゃくちゃに。
気性が荒くて目立ちたがり屋のプロレスラーにこの業務はこれっぽっちも向いてないと言えるでしょう。
そしてそんな連中を出し抜いて最後にオイシイところを持って行ったのが、次回PPVでライバックのIC王座に挑戦するケビンオーエンズ。王者ロリンズがメインのスポットを譲ったかたちです。
まあもっとも、ロリンズの相手のシナ、スティングがこんな所に出てくるはずはないでしょうけど…。