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2016/04/08

WWEロウ #1191

録画した日〔2016/3/31:JSPORTS3〕

タッグ王者としてレッスルマニアに臨む人気者ニューデイの3バカ。
フィラデルフィア大会で正式に(?)ベビーターンを果たしました。
ニューデイが結成されたのは2014年末。当時はパッとせずブーイングの対象でしたがそれを逆手に取って翌年4月頃にサクッとヒールターン。以降の活躍はもはや説明不要でしょう。
明るくポジティブで喋りも達者な3バカはそもそもベビーフェイス適性抜群。苦節1年半、最高峰のステージで大歓声に迎えられる姿を思うと感慨深いものがあります。
そんなニューデイのベビーターンに一役買ってくれたのがレッスルマニアでの対戦相手となる「国際同盟(=LEAGUE OF NATIONS)」の面々。
本来ならいずれもピンでRoadToWrestleManiaを歩むはずの逸材4人衆ですが最近はスランプ気味。振り向けば「のけ者軍団(=The Social Outcasts)」というなんとも寂しい境遇です。
そんな国際同盟のネガティブパワーのおかげでニューデイのポジティブパワーは本格開花。「NewDay-Sucks」のチャントは元々の「-Rocks」へと正調回帰し、今やチビっ子達からの支持も絶大なものとなりました。
気がつけばタッグ戦線を競ったウーソズやダッドリーズらはすっかり蚊帳の外。依然覚醒中の3バカがレッスルマニア後も長期政権を築いていきそうな気配です。

<メモ>
  • レッスルマニアのIC王座戦はいろんな輩が7人集まってのハシゴ戦になる模様
  • テキサスブロンコ・テリーファンク登場。アンブローズにチェーンソーを授与

2016/04/07

WWE スマックダウン ハイライト ~アフターバーン~ #865

録画した日〔2016/3/29:JSPORTS1〕

レッスルマニア2週間前の放送。
各選手諸々の路線が固まってきたようです。
昨年に続いて祭典メインを任されたロマンレインズ。
前回RAWでは対戦相手となるトリプルHを液晶テレビでめった打ちにして病院送りに。本番へ向けてキャラを鬼神モードに微調整した感じです。
レインズの相棒アンブローズは猛獣レスナーとのストリート戦を待ちきれない模様。
「次回SmackDownにレスナーが来るらしい!」と、この日のお客さんにとっては全然嬉しくないマル秘情報をブチ上げ1人滾りまくっていました。
各カードとも“微妙”とか“不安”とかいった言葉がハマる今年のレッスルマニア。いつ決まったんだか、カリストvsライバックのUS王座戦にいたっては解釈自体不能です。
去年も始まる前はこんな感じで本番になったらそれなりに盛り上がったので、今年も選手たちの底力に期待しようと思います。

2016/04/06

WWEロウ #1190

録画した日〔2016/3/24:JSPORTS3〕

RAW以上PPV未満の大会「ロードブロック-RoadBlock」(土曜日)を経てのピッツバーグ大会。
そのRoadBlockでWWE王座防衛に成功したトリプルHが3年ぶりにRAWで試合を行いました。
長々と客いじりの演説をブチ上げるトリプルH夫妻。
レッスルマニアで戦うロマンレインズはケガで不在、RoadBlockで軍門に下したアンブローズはレスナー戦が本線。となれば取りあえずお客さんと喧嘩しとくしかありません。
そこへ割り込んできたドルフジグラー。夫妻に「負け犬代表」と小バカにされるとおり最近はすっかり日陰の身です。
必死のジグラーはレッスルマニア出場を直訴。これを受けた夫妻はトリプルH戦をマッチメイク。
勝てば出場決定というジグラーにとっては絶対に負けられない戦いとなります。
試合はトリプルHが難なくジグラーを粉砕。
RAWのド真ん中で久々の勝どきを上げているとそこになんと欠場中のレインズが緊急参戦。いちおう気にしておきたかった「負け犬代表」の進路はこれであっという間にウヤムヤです。
術後も順調そうなレインズは液晶モニタが真っ二つになるまでブン殴るなどエクストリームにトリプルHを撃沈。
本来なら痛快な復讐劇なのですが客席からは結構な数のブーイングが。
今のままでは本番がヤバいことに…。ここ3,4年、レッスルマニア前はこの手の心配ばかりです。

<メモ>
  • ニューデイの3バカが国際同盟の4人にボコられてベビーターンの兆候
  • 猛獣レスナーとのストリート戦を控えるアンブローズに、ミックフォーリーが有刺鉄線バットを贈呈
  • テイカーがシェインマクマホンにチョークスラムを敢行

2016/04/05

WWE スマックダウン ハイライト ~アフターバーン~ #864

録画した日〔2016/3/22:JSPORTS1〕

せっかくタッグを組んだのにあっという間に仲間割れしたAJスタイルズとY2Jクリスジェリコ。
分裂の張本人であるジェリコがあらためて三下り半を突き付けました。
ジェリコがキレた理由はお客さんがAJばっかり応援するから。
いい大人が何言ってんだというレベルの与太話ですが本人はいたって真剣。17年間ケガしてない、マネー戦を考案したなどの功績を引き合いに自らの優位性を主張します。
続けてジェリコは「Y2AJ」シャツに火を放つという理不尽火炎デモを敢行。夢の友情タッグはリングから消え去ってしまいました。
そんなこんなで急ごしらえが間に合ったAJスタイルズのRoadToWrestleManiaですが、さすがに薄っぺらさは否めないところ。
「同期」シンスケナカムラの爆発っぷりを見ると、二軍(NXT)スタートの方がAJのためだったのかなぁと思ってしまいます。

2016/04/04

中邑真輔 WWEへの挑戦

録画した日〔2016/4/2:JSPORTS4〕

WWE「NXT」に入団した中邑真輔のPR番組(15分)。
記者会見のほか、現地で役員や選手達とコミュニケーションを取る様子が放送されました。
ついにWWE本丸へ足を踏み入れたKingOfStrongStyle。マクマホン家の面々とがっちりロックアップし、静かに心を滾らせます。
その実績、知名度は無論文句なし。新日マットに幾多の変革をもたらしたクリエイティビティを持ってすれば、生き馬の目を抜くWWEでの成功も固いところでしょう。
そんな感じで前途洋々の中邑ですが私たち日本のファンは前途多難。「NXT」ブランドは「WWEネットワーク」の独占放送であるためJSPORTSによる日本語対応版の制作/放送はありません。
今回ビンスやトリプルHらとの絡みを見るにつけ、試合はともかくバックステージにおけるスキットにはいつもの超訳が必要だとあらためて感じました。
必然的に「続きはWWEネットワークで…」となるこのPR番組。
これはJSPORTS社から中邑への無償の愛なのか、悪徳マクマホン家からの恫喝によるものなのか、はたまた今後両社間で嬉しい展開があるのか…。
私としてはクソっぷりが目に余る「スマックダウン(アフターバーン)」をさっさと潰してNXTにシフトを切ってほしい限りです。



<WWEネットワーク>
WWE NXT「NXT TAKEOVER: DALLAS」/APRIL01.2016
ダラスに見参した“ShinsukeNakamura”。
リングネームのみならずコスチュームもムーブも新日時代と全く同じ。この無添加状態は「存在そのものがギミック」というプロレスラーとして最高レベルの評価を受けた証明となります。
対戦相手のサミゼインは既に一軍へ昇格済みで2日後に迫ったレッスルマニアにも出場予定。NXT参戦はこの日が最後のようです。
そんな次代の大物を相手に新人のシンスケナカムラは滾りまくりのハイクオリティな攻防を展開。最後はボマイエ(新名称=キンシャサ)で沈め完璧な初陣を飾りました。
異例のマッチメイクにもかかわらずこれ以上ないレベルでスイングした往く人と来る人。
高い高いハードルを一発クリアしたシンスケナカムラはもちろん凄いのですが、そのポテンシャルを引き出しきったゼインの懐の深さも驚嘆に値すると思います。
それにつけてもNXTの客席が醸す「出来上がってる」感は素晴らしいの一語。
期待値が異常だったとはいえ入場前から野太い男声チャントが鳴り止むことはなし。00年代暗黒期と最近のブシロード期に生きたシンスケナカムラにとっては待ち焦がれていたイヤァオな空間だったはずです。
この試合この大会に限らず、もはやマイナーリーグの域を超えた熱を持つNXT。
RAWにおける本線展開のヌルさを考えると必ずしも一軍昇格がゴールではない気もしてくるのですが、いずれにせよ今後シンスケナカムラがどうやって伸し上がっていくのかWWEネットワークからますます目が離せなくなりました。

そんなこんなですっかりマクマホン家の術中にハマった我々日本人に更なるサジェストが…。
なんとこのダラス大会をあの飯伏幸太がリングサイドで観戦。傍らにはNo1アナウンサーのフナキ氏、周到にクレジットまで用意されているという事はもうこれは公然の秘密扱いなのでしょうか。
更にこの日はASUKAがディーバ王座を獲って、フィンベイラー(元プリンスデヴィット)はNXT王座を盤石防衛。
その他、レッスルマニア出場のAJスタイルズや殿堂入りのスタンハンセン、すっかり忘れてたヒデオイタミ(元KENTA)など日本向けコンテンツがやたらと充実してる最近のWWE。
これがマクマホン家の戦略謀略であろうとなかろうと日本のプロレスファンとして胸を張りたい気持ちです。

2016/04/03

WWEロウ #1189

録画した日〔2016/3/17:JSPORTS3〕

前回RAWで父ビンスに勘当を通告されたシェインマクマホン。
しかし一週後のシカゴ大会においてもその対立姿勢はブレません。
ビンスを勘当レベルまで怒らせたのは前々回にシェインがブチ上げたRAW運営権移譲要求。
選手の機会均等など団体の健全化がその目的であり、この日もシェインはビンス達によるゴリ押しや飼い殺しを鋭く非難。WWEユニバース達の溜飲を下げました。
息子の不退転の決意を受けたビンスは、勘当したくせに3人の孫(=シェインの息子)を引き合いに出すなど非道系マインドゲームを展開。
既にアンダーテイカー戦(レッスルマニア)という万全の策を講じていますが、容赦なき攻撃性が止むことはありません。
ビンス勅令で動員された警備員4人を一網打尽にしたシェイン。久々の実戦に抜かりはさそうです。
今後のポイントはビンスとアンダーテイカーの連係か。私としては本番でシェインがオヤジ側に寝返るというゲス展開に期待しています。

<メモ>
  • Y2JジェリコとAJスタイルズの「Y2AJ」が早くも仲間割れ
  • ビッグボスマンがWWE殿堂入り