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2013/12/07

WWE PPVスペシャル「サバイバーシリーズ2013」

録画した日〔2013/12/6:スカチャン1〕

ジョンシナの地元ボストン開催のPPV。
そのヒーローを差し置いてメインを飾ったのは、王者ランディオートンと大巨人・ビッグショーによる最高峰WWE王座戦でした。
そして更にその両雄を差し置いて王座戦の舵取りをしたのが、悪のCOO・トリプルH夫妻。
試合の佳境で大音量の「King of Kings」をブチ上げてビッグショーを幻惑。その隙にオートンがRKO大爆発という定番戦術で、子飼いのWWE王者のキャリアをまた少し延命させました。
しかしこの日更に更にスポットをさらったのが、地元ボストンの、そしてWWEの一枚看板であるジョンシナ。
オートンが命からがら防衛を果たしたリングに乱入し、フレアーモデルベルトを堂々と全世界に掲げます。
この日、バックステージでトリプルH夫妻との密談をこなしているシナ。
何のため誰のための顔見せなのか、見てる側からすると黒いイマジネーションが膨らむ超展開となりました。
2人のネクストステージは翌日のRAWである程度明らかになるはず。
WWE好きの人間からすれば2人の絡みは従来よりの暗黙の必然であり、功罪いずれにしても「ついに来てくれたか」という感慨でいっぱいです。

次回レッスルマニアのメインはWWE21世紀生え抜き枠の2人が飾るのか?。
WWEがタメにためた黄金カード、大事に大事に膨らませてほしいと思います。

①開会宣言:悪のCOO夫妻
喋りたくてしょうがないトリプルHが愛妻ステファニーを従えてオープニングに乱入。
鉄板チャント「Are You Ready!?=準備はいいかってんだ」をブチかまし、超満員15,297人ボストンっ子のハートに火をつけます。

②5対5イリミネーションマッチ
サバイバーシリーズの大義名分を守るために招集されたのは、ミステリオ、ローデス兄弟、ウーソズの正規軍とシールド3人+国粋主義2人の計10人。
シールドのイケメン担当・レインズが無双を炸裂させ、ソロデビューへの布石をブチ込みました。

③IC王座戦:ラングストンvsアクセル
前回RAWで地味に勃発したIC王座移動劇。
そのリマッチとなるこの一戦は、やっぱり地味にラングストンが勝利。名門ヘニング一家のアクセルにはちょっとした試練が訪れたようです。

④ディーバ7対7イリミネーションマッチ
リアリティ番組「Total Divas」に出てる組と出てない組によるギスギス女子会マッチ。
「出てる組」のナタリアが、サバイバーシリーズのトラウマ・シャープシューターでAJリーからタップアウト勝ちを収めました。

⑤ライバックvsマークヘンリー
例によって「誰か挑戦して来いヤ」アピールをブチ上げるライバックに、バカンス明けのマークヘンリーが呼応。
暑っ苦しいチリチリヘアーをばっさりカットした世界最強の男が、ひとまずベビーフェイスとして第一線に帰ってきました。

⑥世界王座戦:ジョン・シナvsアルベルト・デル・リオ
お父さんが観戦するなど完全ホーム戦のはずなのに、相変わらず「シーナ、サックス」チャントを食らってしまう世界王者ジョンシナ。
デルリオを全く問題にせず、とりあえず故郷に錦を飾りました。

⑦ジョニー・エース復活
サンティノマレラ、闘牛軍団ほかの1.5軍レスラーが参加するオフィシャルグッズ売りコントに、RAWの元GM・ジョニーエースが緊急参戦。
ぜひともヤラれ役としての完全復帰をお願いしたい逸材です。

⑧CMパンク&ブライアンvsワイアットファミリー3人のうちの2人
ワイアットファミリー潰しの大義で実現した豪華タッグが、CMパンクの殺人技・GTS炸裂で圧勝。
抗争が一段落ついたら何となくどっちかがヒールターン、気がついたらレッスルマニアで因縁の一騎打ちをしてそうな空気が漂います。

SONG TO SOUL ~永遠の一曲~「サティスファクション」

録画した日〔2013/11/13:BS-TBS〕

2007年から放送されている音楽ドキュメンタリー番組。
今回のストーンズ「(I Can't Get No) Satisfaction」は2009年が初回放送だったようです。
ストーンズ=サティスファクションという、何ともベタな選択。
60年代の世相やらストーンズの悪玉ギミックやら過去映像を織り交ぜつつ、お約束の元祖不良ロック的にまとめるムードが漂います。
のっけから登場したのは日本の元祖不良ロッカー・内田”シェケナ”祐也。
これまたベタな人選ではありますが、彼こそミック達と何度も1on1でコンタクトを取っている超有力ストーンズファン。
まともに喋ってくれるなら、その語り部として日本最強クラスと言えるでしょう。
かつてチケット代35ドルでストーンズのグアム島公演を企画したいう裕也。
昨今(と言ってもここ25年来)のチケット高騰に「500ドルのストーンズなんて見たくねぇ。ベガスじゃねぇんだ。No Satisfactionだ!」と番組コンセプトをデストロイする猛批判をブチ上げました。
来たる2014年ドーム公演のリングサイド席は8万円。そこにシレッと鎮座してる裕也もRock的にアリだと思います。
シェケナベイベー参戦で豪快にキックオフしたドキュメンタリー。
しかしここから一転、一般ウケする側面を削ぎ落としシカゴ、NY、LAとサティスファクションの原点をブルージーにズブズブと探求していきます。
名曲の発祥地は地味曲「南ミシガン通り2120」でおなじみの名門・チェススタジオ。
歴史の詰まったスタジオ本丸を案内するのは、何と「リトルレッドルースター」のウイリーディクソンのお孫さんでした。
ちなみにウイリーディクソンの奥さんもルーツ語り系のインタビューに登場しています。
ニューヨークからはチェススタジオの御曹司にしてストーンズレーベル初代社長であるマーシャルチェスが登場。
レコーディングを間近で見守っていたこのボンボンによると、チェスで録ったのはプロトタイプで、ブライアンジョーンズのハーモニカパートもあったそうです。
仕上げを行ったのはロサンゼルスのスタジオ。今は専門学校になっています。
当初ミックとキースは作品の出来にNo Satisfactionだったそうで、特にキースは「何かウマイことできねぇもんなのか?」と行き詰まり状態でした。
そこに風穴を開けたのは6人目のストーンズ・イアンスチュワート。
スタジオ向かいにある楽器屋に「何か面白ぇ道具ないもんか?」と駆け込み、当時出回ったばかりのファズボックスという音響機器を入手。これによりかの有名なギターリフが完成したとの事です。

ファズボックスの件などプロレス的なホラ要素も含め、丹念にサティスファクションのルーツを辿ったドキュメンタリー。
番組の「中の人」達の音楽に対するリスペクト、知識量が伝わってくる思わぬ拾い物的な素晴らしい番組でした。
Webサイトを確認したところジャンピンジャックフラッシュの回もあった模樣。こちらもぜひ再放送をしてほしいと思います。

2013/12/06

WWEスマックダウン #744

録画した日〔2013/12/2:JSPORTS2〕

PPV「サバイバーシリーズ」2日前のジョージア州アトランタ大会。
WWE王座戦を控えたランディオートンとビッグショーが最後の煽りを展開します。
クビになったり復職したりジェットコースター状態を踏み越えて最高峰へ挑むビッグショー。
復職の目的はお金ではなく、トリプルH(withステファニー)およびその取り巻き連中への復讐である事をリングのド真ん中で豪語します。
巨大な圧力に直面する王者オートンはリングから遠く離れたエントランスよりビッグショーを挑発。
2日後の大一番では、トリプルHの判断により番犬・シールドのサポート禁止というレギュレーションで防衛戦を行う事となっています。
ここへ来てオートンが自業自得の一人ぼっち状態に陥った感ありのWWE王座戦線。
なぜかビッグマッチの度にコロッとヒールターンする傾向ありの大巨人・ビッグショーは、今回はイイ奴のままPPVを終えるのか?
会場人気No1のブライアンを押し出してまで組まれた一騎打ち。
私としてはオートンが次のステップへむけて大化け=トリプルHを粉砕してくれるのではと密かに期待しています。

<メモ>
  • 前回RAWでAJリーに潰されたヴィッキーゲレロ、報復の1対2ハンデ戦を強要
  • 本格復帰のミステリオがシールドを粉砕

WWEロウ #1069

録画した日〔2013/11/28:JSPORTS2〕

「RAWカントリー」と銘打たれたナッシュビル大会。(コンセプト詳細不明。バンド生演奏等あり)
先週は優雅に休暇をとっていた悪のCOO夫妻が、威風堂々とリングのド真ん中に帰還しました。
「ウチら不在の前回RAWは散々だっただろ」と弾けるようなドヤ顔で夫婦演説をブチ上げるトリプルHとステファニー。
事実、マドックスとヴィッキーゲレロが仕切った英国開催は乱入やら乱闘やら無秩序の展開に。権力者ファミリーの存在意義を図らずも証明する結果となっていました。
余裕タップリのCOO夫妻とは反対にイライラ爆発なのがWWE王者・ランディオートン。
怒りの矛先は、前回RAWで実況席葬をカマされたビッグショー、およびその際にボディガードを怠ったシールドの3人に留まらず、監督責任者の本丸・トリプルH&ステファニーにまで及んでいました。
今までの一番弟子ポジションから踵を返し、トリプルH夫妻に噛み付きまくった毒蛇オートン。
今回は夫妻側のオトナの対応で大きな波風にはなりませんでしたが、週末のPPVビッグショー戦では現状打破の超展開があるのでしょうか。
シナと双璧の看板レスラーであるべきオートン。いろんなモノを踏み台にしてどんどんステップアップを続けていって欲しいもんです。

<メモ>
  • 筋肉だけがウリのラングストンが唐突にIC王座を奪取
  • ミズがコフィ・キングストンを中途半端に裏切ってヒールターン
  • AJとの一騎打ちを強制された熟女・ヴィッキー、ジョー樋口ばりの失神ムーブを披露
  • 忘れかけた頃にレイミステリオが電撃復帰

2013/12/05

WWEスマックダウン #743

録画した日〔2013/11/25:JSPORTS2〕

前回RAWから引き続きの英国マンチェスター大会。
世界王者ジョンシナに、次期挑戦者のアルベルト・デル・リオが腕相撲対決を強要しました。
因縁抗争のプロセスとしてちょくちょく活用されてきた腕相撲。
オデコがぶつかる程の距離で向き合い、且つ肉体的接触も発生するという、実にコント向きのシステムです。
また元IWGP王者・スコット“フラッシュ”ノートンを輩出するなど、アメプロとは切っても切り離せない競技と言えるのではないでしょうか。
嫌な予感が充満する力くらべは、やっぱりデル・リオがズルして暴走。王者シナはテーブル葬で撃沈されてしまいました。
取って付けたような長机じゃなく、いつもの腕相撲専用セットを使ってれば避けられた悲劇。
今日はたまたま、ホントにたまたま準備が間に合わなかったのでしょう…。
最後は痛い目に遭ってしまったものの、決戦前にブチ上げたジョンシナの演説スキルは相変わらず絶品。
スーパーマン姿のバカ男(仕込みか否かは不明)を見つけると、愛のある毒舌を投下してマンチェスターのお客さんを沸かせます。
「シーナ、サック」のネガティブチャントはもはや万国共通。英国でも鳴り止むことはありませんでした。
サクッとヒールターンしちゃえば楽な話。むしろ莫大な「お釣り」まで付いてくるでしょう。
しかしブレる事なくスタイルを守り、WWEの大正義としてレスポンスを続けるのがこの男の流儀。
誰が何と言おうと、ジョンシナこそ当代最高のプロレスラーなのだと思います。

<メモ>
  • そういえばずっと不在だったフニコ&カマーチョが地味に復帰
  • カーティスアクセルとライバックがワイアットファミリーの噛ませ犬に転落

2013/12/03

有吉反省会 -藤波辰爾様

録画した日〔2013/11/10:日本テレビ〕

「滑舌の悪さ」をテーマにプロレス界へイデオロギー闘争を仕掛けるよく分からん番組。
6月放送の革命戦士・長州力に続き、今回は炎の飛龍・藤波辰爾がホイホイとドラゴンリングインしてしまいました。
元IWGP王者が有吉ほか芸人連中の前で反省文を読まされるという、昭和プロレスファン憤怒必至の屈辱アングル。
しかしここはマット界の絶滅危惧種、ミスター性善説のドラゴン藤波。
人に付け込まれやすい満面のマッチョドラゴンスマイルで何とかバンプを取り切ります。
そんないい人スタイルに敬意を表したのか、有吉サイドはドラゴンの得意ジャンルである「お城」ネタで序盤戦を展開。
ドラゴンはハイスパットレスリングよろしく国宝・姫路城への滾る思いを一気にブチ上げますが、エキサイトするあまり業界随一のダーティな滑舌が顔をのぞかせてしまったようです。
ドラゴンの被害者としてVTR参戦したのは、愛妻・かおりさんにユリオカ超特Q、元実況アナ・辻よしなりといった面々。
かおり夫人は別格として、もう少しコアなメンツをブッキングできなかったのか?
越中やライガー、西村、南海龍あたりの後輩/子分世代から暴露される面白トークこそ全国辰っつあんマニアのニーズであるはずです。
実証VTRもいくつかリリースされましたが、昭和プロレス最後の大事件・飛龍革命がスルーされたのは残念な限り。
ビンタ応酬あり自傷系髪切りありのハードコア密室コントは、21世紀の放送倫理にそぐわなかったのでしょうか。
また、世紀を越えたシュール名言「お前、ヒラタだろ」にもノータッチ。
もっともこれは、滑舌がはっきりしていたが故にネタ化してしまったドラゴンにとっては稀なケースとも言えます。
愛妻・かおりさんの告発やら、赤面映像の発掘やらの波状攻撃に「もう何年続くんですか、何年これが!」状態のドラゴン。
そこに追い打ちをかけたのが、何とも恥ずかしいハチミツを使った滑舌トレーニングでした(口の周りに塗ったハチミツを舐め取ると舌の筋肉が鍛えられるというオカルト理論)。
皇帝戦士・ベイダーに腰をブチ壊され1年以上あらゆる治療法を模索したドラゴンであれば、ハチミツトレとか言う付け焼き刃的手法など簡単に見透かせるはず。
収録が札幌中島体育センターだったら「こんな会社辞めてやる!」と半裸で大雪の街に飛び出さざるを得ない、レジェンドへの礼を失する茶番劇です。
まあもっとも、ここでNoと言わない全方位的外交こそ飛龍十番勝負やドラゴンボンバーズ、引退カウントダウンを全部ウヤムヤにした諸悪の根源なのかも...。
とにもかくにもアイネバーギブアップ精神に溢れるドラゴンは、イカサマトレーニングを経てなぜか恵比寿の鍋料理屋へ単身殴り込みを掛けました。
ドラゴンが鍋料理屋で対峙したのは、誰あろう永遠のライバル・長州力。
テーブルを挟んだレジェンド二人は昭和プロレスファンの淡い郷愁にXXをブッ掛けるかのように、何とも不毛な名勝負数え唄リマッチを発動します。
恵比寿発のギブアップまで待てないクソ試合は、どちらともなく発令されたドラゴンストップにより昭和ムードプンプンの不透明ドロー決着に。
それにしても元来社交的なドラゴンはともかく、ここ最近顕著な長州の大廉売はどうしたもんか?
苦楽(と言うか苦ばかり)を共にしたWJのゴマ塩・永島氏の見解を是非とも伺いたいものです。
根底にリスペクトはあると思われますが、茶化し要素が結構強い昭和プロレスファン非推奨番組。
第三弾では、実はプロレス界最大の滑舌案件である黒髪のロペスピエール・前田日明をド真ん中に引っ張り出してくれることに期待したいと思います。

2013/12/02

タイガーマスク #83「幸せはいつ訪れる」

録画した日〔2013/11/1:TOKYOMX〕

ちびっ子ハウス若女将のルリ子さんに付き添って「よつこしデパート」へ出かける伊達タイガー。
結婚する同級生(マチコさん)へのお祝い品を購入する事がルリ子さんの目的でした。
いろいろと微妙な年頃であるはずのルリ子さん。その健気な性格から、伊達タイガーを都合のいい運転手クンとして利用したとは思えません。
だとするとこれは薄幸のディーバが仕掛けた精一杯の「アングル」なのでは…。
無駄にナイーブな筋肉バカにとっては嬉しくも重たい案件と言えるでしょう。
そんな切ない恋路はさておき、昭和のクソガキ共にしてみりゃデパートでの買い物は夢の一大イベント。
今回は厳正なクジ引きの結果、チャッピーとミクロの師弟コンビが同行を許されました。
そしてこの「よつこしデパート」でミクロの運命が大きく動き出す事になります。
ちょっと一休み中のミクロに接近する品の良いおじさんとおばさん。
この2人は「豊玉のおじさん・おばさん」(ミクロ)だそうで、ミクロの事をずっと探していたようです。
ちなみにちびっ子ハウスの所在地は東大泉。同じ練馬区内なんだから、ちゃんと探しときゃすぐ見つかる話だったような気もしますが…。
偶然の再会からの急展開でめでたく豊玉に引き取られたミクロ。
しかしプロレス中継の時間(この日のカードは伊達タイガーvsドンレオモラレスのシングル戦)になると、何故かちびっ子ハウスに戻ってきてしまいました。
やはりというか何というか、裕福でお上品な豊玉おじさん宅ではプロレス禁止令が出ていた模様。
しかしまあ、この類のファミリールールはよくある話。ここで問題なのは、無垢だったミクロを「密航」上等のプロレス狂に育て上げたちびっこハウスの教育方針ではないでしょうか。
その現場責任者であるルリ子さんは、伊達タイガーと緊急ホットラインをつないでミクロ説得を丸投げしてしまいます。
デパートだのミクロだの、何だか雑事に付き合わされた感のある今回の伊達タイガー。
オフの日に近所の飼い犬を預かっちゃうドラゴン藤波にも通じる人の良さが発揮されました。
まあ今後はくれぐれも本業に支障がない程度に、という事で…。

2013/12/01

WWEロウ #1068

録画した日〔2013/11/21:JSPORTS2〕

キャラが被りつつもそれぞれ頑張っている若手ヒールユニット「シールド」と「ワイアットファミリー」。
英国遠征マンチェスター大会のリングで、遂にはじめての接近遭遇を果たしました。
メイン戦・シールドvsCMパンク&ブライアンの佳境に乱入したワイアットファミリー。
そもそも彼らこそパンクとブライアンが共闘したきっかけであり、この乱入は必然の展開なのでしょう。
しかし、シールドもワイアットファミリーもどっちがどっちだか良く分からんポジショニングであるため、何だか若手同士でやってんなぁという絵面になってしまいます。
血気盛んなキャラに基づきひとしきり乱闘を繰り広げた両ユニットでしたが、ちょっとクールになって共通の敵であるパンク&ブライアンを凝視。
スクランブル的な二国間同盟をあっさり結成し、6対2の超理不尽攻勢を仕掛けます。
2大若手ユニットによる大同団結に即時反応したのは特に呼ばれてないウーソズの2人とローデス兄弟。サバイバーシリーズ伝統のチーム抗争アングルはこの6対6の面子でめでたく成立した模樣です。
ただ、パンクとブライアンにとっては不本意とも取れる”裏路線”モード。
若手ユニット中で一人立ちする1,2人の選択会議だと思って見るのも面白いかもしれません。

<メモ>
  • 国粋主義オヤジ・コルターが英国を盛大にdisる
  • タイソンキッドが嫁・ナタリアを巡ってファンダンゴとプチトラブルに
  • ポールヘイマン復帰、もちろんCMパンクがフルボッコ制裁
  • せっかくの英国巡業なのにトリプルH夫妻はバケーションで欠席

WWEスマックダウン #742

録画した日〔2013/11/18:JSPORTS2〕

いにしえのNWAジムクロケット軍団本拠地・シャーロット大会。
近ごろワイアットファミリーに付け狙われているCMパンクが、オープニングで怒りの迎撃宣言をブチ上げました。
ロングラン抗争を繰り広げていたポールヘイマンはヘル・イン・ア・セル戦のダメージでバカンスに入った模様。
これにより久々にフリーになった大物・CMパンク。次なるミッションは、WWEイチオシ若手猟奇軍団の箔付けという事なのでしょうか。
そしてこのミッションを担う大物がもう一人。
トリプルH一派との因縁路線をビッグショーに譲ったダニエルブライアンが、孤軍を敷くパンクに対し共闘を申し入れました。
なんだか取って付けたような豪華コンビの誕生。
次回PPV「サバイバーシリーズ」の元来のコンセプトは“軍団抗争”なので、両チームとも燻ってる人やら大物やらを更に巻き込んで明るく楽しく盛り上げてほしいもんです。

<メモ>
  • 前回RAWでスーツ姿を披露したケインは「運営部長」の役職に就いたとの事(トリプルH・談)
  • PPV「サバイバーシリーズ」で、シナvsデル・リオの世界王座リマッチが決定