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2014/07/15

WWEスマックダウン #776

録画した日〔2014/7/14:JSPORTS3〕

前週末のPPVでほんの少しながらダニエルブライアンと絡んだボーダラス。
すっかり友人気取りでニュージャージーの会場からエールを送ります。
ケガに苦しむ元王者に今一番必要なのは、ウザい程ポジティブで意識の高い「Bo-lieve(ボーリーブ)」の精神。
髪とシャツを汗でビチョビチョにした白パンツ野郎のスピリチュアルメッセージは、きっとリハビリ中のブライアンに届いたはずです。
この日の対戦相手は、近ごろ忘れられてる闘牛士コンビ・ロスマタドールズの片割れ。
ブライアンの分までと勝手に意気込むボーは、対戦相手のギミックに興味を示しつつ難なくデビュー12連勝を達成しました。
試合後は闘牛士コンビ専属の仔牛=エルトリートと禁断の接近遭遇。
からかわれてカッとなってしまったボーは、か弱い仔牛をボディスラムでマットに叩きつけるという暴挙を働きます。

同系統でデビューしたダミアンサンドゥは、3年目を迎えコスプレキャラとして迷走中。
1日でも長く1軍にいられるよう、取り敢えず良きライバルを見付ける事から始めるべきでしょう。

<メモ>
  • 7.4独立記念日にゼブコルターとラナ嬢の米露毒舌戦争が勃発
  • ジェリコとワイアットファミリーの抗争にミズがちょっかい

2014/07/13

WWEロウ #1101

録画した日〔2014/7/11:JSPORTS3〕

PPV「マネー・イン・ザ・バンク」で圧倒的勝利(vsビッグE)を収めたブルガリアの野人・ルセフ。
一夜明けのハートフォード大会では、その女参謀・ラナ嬢による大ロシア主義傲慢演説がヒートアップの一途を辿ります。
客席の「U・S・A!」コールを捻り潰したラナ嬢は、お約束の米国バッシング暴言を投下。
さらに淀みない流れでプーチン閣下を礼賛する大ロシア基本コンボを決めたのですが、そこに招かざるUSA純製の極右コンビが乱入します。
筋金入り極右オヤジ・ゼブコルターと自称”全米代表のアメリカ人”ジャックスワガーの乱入をハートフォードのファンは大歓迎。
これぞラナ嬢の大ロシア主義が産んだ副産物。「愛国」の大義のもとにまさかのベビーターンが成立しました。
お約束の「We The People!」シャウト強要もこの日は支持率100%。
これまでのエキセントリックな愛国ギミックはすべてここへ向けての伏線だったのか?
まあそんな事はないただの成り行きなんでしょうが、4人中の誰かが寝返る展開も想定して米露イデオロギー闘争を見守りたいと思います。

<メモ>
  • 権力者に楯突いた新王者シナ、次回PPVにおけるフェイタル4ウェイ形式の王座戦を強要される
  • ファンクザウルスの踊り子2人(ナオミとキャメロン)が本格的に仲間割れ
  • 迷走中のダミアンサンドウ、禁断のビンスマクマホンコスプレを敢行
  • 毎年恒例の出戻りを果たしたY2Jジェリコ、ワイアットファミリーと抗争開始
  • Y2Jのついでに自称ハリウッドスター・ミズも復帰
  • AJリーも復帰してさっそく女子王座奪取。なお、知らないうちにCMパンクのリアル嫁になっていた模樣

WWE PPV「マネー・イン・ザ・バンク 2014」

録画した日〔2014/7/10:スカチャン1〕

ジョンシナの地元ボストンで開催されたPPV。
メインのWWE王座争奪ハシゴマッチを制したのはそのジョンシナでした。
今や一枚看板であるダニエルブライアンが不在の今回PPV。
シナの戴冠は既定路線だったのか、それとも緊急代打という扱いなのか?
なんとなく後者っぽい気がしますが、このチャンスを利用してメインストリームをひっくり返す大復権劇を見せてほしいものです。
オートン擁立構想が崩れて頭を抱えるトリプルH夫妻。
やりたい放題の「権力者=The Authority」としては、ある意味自分たち以上のブーイングの貰い手である新チャンプをどうイジっていくのかがこれからの課題となるでしょう。

①タッグ王座戦:ウーソズvsワイアットファミリー構成員2人
抜群の身体能力と上昇志向を持つ4人によるオープニング。
軍配はウーソズに上がりましたが、これで終わりにするのはもったいない名勝負数え唄の予感が漂う充実のマッチアップでした。

②ディーバ王座戦:ペイジvsナオミ
ナオミにとってはクビになったファンクザウルスの弔い合戦(?)となりましたが、ゴリ押し王者・ペイジの牙城を崩すことはできず。
相方・キャメロンが不穏な動きを見せるなど、ナオミにとっては散々な王座戦です。

③アダムローズvsダミアンサンドウ
ボストンの英雄・ポールリビアのコスプレで毒を吐くダミアンサンドウを、エキゾチック急行・アダムローズが難なく料理。
系統としては似かよっている2人。ダミアン・サンドウの今後の進路が気掛かりです。

④マネー・イン・ザ・バンク戦
バレットが怪我で欠場というバッドニュースが飛び込んだマネー戦。
ケイン介入でロリンズ勝利というバッドニュースの上塗りとなりましたが、試合自体は各自が梯子キミックをフル活用するハイレベルの代物でした。

⑤ライバクセルvsローデス兄弟
ゴールドダスト&スターダストというヨゴレキャラに身を貶したローデス兄弟。
ライバクセルとのタッグマッチで勝利を得ましたが、元NWA王者の偉大な親父さん=アメリカンドリーム・ダスティローデスの心情を慮ると切ない限りです。

⑥ルセフvsビッグE
大ロシアギミックをコツコツ構築したルセフ(withラナ嬢)に即席パトリオット野郎・ビッグEが待ったをかけるナショナリズム決戦。
プーチン閣下のご加護の元、ルセフが米露代理戦争を制しました。

⑦レイラvsサマーレイ(レフェリー・ファンダンゴ)
大馬鹿ダンス野郎・ファンダンゴをレイラ&レイの美女2人が取り合うという、興味のない人間にとっては限りなく不毛な痴情マッチ。
レフェリー・ファンダンゴによる大きなインチキもなく、今カノ・レイラが勝利を収めました。