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2014/02/19

WWEスマックダウン #755

録画した日〔2014/2/17:JSPORTS3〕

前回RAWでダニエルブライアンを襲撃した運営部長・ケイン。
アイオワ大会のオープニングでそのブライアンに呼び出され、釈明と謝罪を要求されました。
赤い処刑マシーンからCOO直轄部長職へのステップアップを果たしたケイン。文字どおりのホワイトカラー姿もサマになってきました。
そして処遇が安定した事による余裕なのか、ケインはブライアンの謝罪要求を素直に受け入れます。
一方、チーム“ヘル・ノー”としてケインと一蓮托生だったブライアンは、長いものに巻かれたパートナーに憤怒。
「Right here,right now」「マスクかぶってこい」と一騎討ちを要求します。
もちろん一騎討ちは部長権限で却下。
それどころかケインはアントニオセザーロ戦の後に乱入、チョークスラムで再度ブライアンを葬りました。

そういえばロイヤルランブルではCMパンクと小競り合いしていたケイン。離脱したパンクの代役が人気者ブライアンという事なのでしょうか。
そういえばといえばもう一つそういえば、そろそろ兄・アンダーテイカーの啓蟄の頃。地位に目が眩んだ弟への制裁役がうってつけのような気がします。

<メモ>
  • 次回RAWでオートンvsシナの一騎打ち
  • 元プライムタイムプレイヤーズの2人が、地味に仲間割れ抗争を開始

2014/02/17

タイガーマスク #98「捨て身の虎」

録画した日〔2014/2/14:TOKYOMX〕

虎の穴ラスボス=ミラクルスリー案件で頭がいっぱいの伊達タイガー。
明らかにされていない3つ目のミラクルを「ウルトラ反則攻撃」と勝手に推察します。
既知のミラクルはパワーとテクニックの2つ。
仮に3つ目が反則攻撃だったとして、これらはいずれも虎の穴レスラーが標準装備しているスペックです。
そんな犬も喰わない話にこの世の果ての如く思い詰める伊達タイガー。
もはや悩む事こそ心の安定、悩むために悩む…、ある意味幸せなヤツなんでしょう。
いたって真剣な伊達タイガーは、救いとヒントを求めてちびっ子ハウスを訪問します。
しかしそこでは、ハウスNo1のトンパチ野郎・ケンタ君が外敵からの卑劣な流血“反則攻撃”にさらされていました。
ケンタ君が苦しめられていたのは近所の上級生連中。
雑木林で3vs1のストリートファイトを仕掛けられ、夏休みの自由研究用に捕まえたカブトムシを強奪されてしまいました。
ちなみにこの上級生連中によると、近ごろの東京ではカブトムシはデパートで買うのが当たり前との事です。
時は昭和46年、京王プラザなど超高層ビルの建設ラッシュが始まった年。
そんな都市化の波により、都会のちびっ子を取り巻く環境にも一つの転換期が訪れていたのでしょう。
復讐の鬼となり反則攻撃での倍返しを画策するケンタ。
これを見た伊達タイガーは、反則に反則で返すのは良くないという至極真っ当なベビーフェース理論をケンタへ啓します。
そしてこれは即ち、自らが抱えていたミラクルスリー案件への答えでもありました。
勝手に悩んで勝手に悩みが晴れた伊達タイガー。
この日の対戦相手はサイクロンガストン。猛り狂う熊と真っ向勝負し右目をエグられながらもシメ殺したという武勇伝を誇る怪力ファイターです。
気持ちスッキリの伊達タイガーは超高角度のバックドロップホールドで熊殺しを完封。大一番へ向けて視界良しと言ったところでしょうか。
なお、放送席のアナはこのフィニッシュホールドをジャーマンスープレックスホールドと実況。
いちいちネチネチ細かい我々昭和プロレスファンとしては、何とも聞き捨てならない初心者的ミステイクです。
それにしても、伊達タイガーならずともやきもきするのが今だ対戦を表明しないミラクルスリーの動向です。
さんざんマッチメイクをもったいぶって気が付いたら旬を逃してたってのはプロレス界でよくある事。
とっとと最終回へのシフトを組んでほしいもんです。

2014/02/16

マドンナ THE MDNA TOUR

録画した日〔2013/8/11:WOWOWライブ〕

2012年11月19,20日に開催されたマドンナのワールドツアー・マイアミ大会。
このツアー、銃やら性描写やら政治的発言やらで例によって物議を醸したものだったようです。
昭和33年生まれのマドンナはライブ当時54歳。
2人の子供(16歳の娘さんと12歳の息子さん)を抱えた働くお母さんなのですが、ステージ上の勇姿にその風情は一切なし。
それこそ親子ほど年の離れたダンサー達と圧巻のパフォーマンスをブチ上げます。
中盤戦の「#8 Express yourself」「#9 Give Me All Your Luvin' 」では「Give Me…」のPVでもおなじみの驚愕チアガールコスプレを投下。
鼓笛隊を従え、バトンと赤ボンボンを使ったマドンナ流の超過激マスゲームを展開しました。
随所にお下劣ムーブも織り交ぜられたチアリーディングパートですが、あくまでも「下品」とは一線を画している感じ。
これは他のパートでも同様。計算高き世界屈指のセレブが見せる余裕のハレンチ芸と言えるでしょう。
「#14 Vogue」では由緒あるとんがりコルセットで登場。世界中の誰もが知っているマドンナのオリジナルシルエットです。
そして「#15 Candy Shop」から「#18 Love Spent」にかけてマドンナのエロアクセルが全開。とんがり衣裳を1枚ずつ脱いでいくストリップ状態へ突入しました。
確かな必然性のもとに脱いだ54歳のセックスシンボルは、往時を彷彿とさせるグッドシェイプ。
エンタメの頂点で体を張る絶対女王。製作者サイドは画面のモノクロ調整と「ケツ」連呼のトンデモ超訳で全面支援します。

お色直し時のBGMを含めたセットリストは以下のとおり。
当たり前ではありますがツアータイトルでもある最新アルバム「MDNA」のナンバーが中心でした。
  1. Girl Gone Wild
  2. Revolver
  3. Gang Bang
  4. Papa Don’t Preach
  5. Hung Up
  6. I Don’t Give A
  7. Best Friend
  8. Express yourself
  9. Give Me All Your Luvin'
  10. Turn Up The Radio
  11. Open Your Heart
  12. Masterpiece
  13. Justify My Love
  14. Vogue
  15. Candy Shop
  16. Human Nature
  17. Like A Virgin Waltz
  18. Love Spent
  19. Nobody Knows Me
  20. I'm Addicted
  21. I'm a Sinner
  22. Like A Prayer
  23. Celebration - Give It 2 Me
懐メロツアーにシフトする気などサラサラない男前すぎる現役女王。
世界最高レベルのスタッフとダンサーを従えてグイグイ突き進むその姿は、まさしくリビングレジェンドに他なりません。
世界のトップに君臨し続け30年超。ズバ抜けた嗅覚とあくなき芸人魂のなせる技です。
プレスリーやビートルズ、マイケルジャクソンと同列で語られる偉人と時代を共有できる喜びをあらためて噛みしめた120分でした。