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2012/05/05

WWEロウ #987

録画した日〔2012/5/3:JSPORTS2〕

今回は3時間の拡大版。JSPORTSでは2時間半の放送です。
メインは6日後のPPV、シナvsレスナーの「調印式」。

やや弱気なシナは、オープニングでR指定の殿堂者・エッジに喝を入れられます。
一方のレスナーは会場入り大遅刻&インタビュアー暴行とヒールの匂いをプンプンさせての登場。さらには調印式前に、理不尽契約をGMロウリネイティスに呑ませる独走っぷりです。
WWEの「調印式」は大乱闘と同義語。「パーティ」「結婚式」もまた然りです。
しかし今回はなんと、長机がコトンと倒れただけで終了。シナとレスナーはマインドゲームに終始しました。
会場のお客さんはガッカリでしょうが、この2人はスペシャルなんだというWWEの定義付け。素直に感情移入してPPVを楽しみたいと思います。

<メモ>
  • CMパンク、リング上で飲酒検査。無実証明→ジェリコを返り討ち
  • 最低女・イブ、うまいことGMロウリネイティスに取り入る
  • テンサイ、日本語で猛アピール。日米どちらも何言ってんのかわからない状態に
  • オートン、ケインの父・Pベアラーを冷凍庫に放り込む。なぜかケインがダメ押し
  • 自動車の街デトロイトでポルシェに乗るKYデルリオ
  • ベラ姉妹の姉か妹どっちか、ベスからディーバ王座奪取
  • ブライアンが臨時レフリー。超高速カウント&イエスロックでシェイマス撃沈
  • 熟女ビッキーゲレロ、妖精ホーンスワグルに巨尻を噛まれる

タイガーマスク #5「決死の虎」

録画した日〔2012/5/4:TOKYO MX〕

昭和44年放送開始のプロレスアニメ。
4月より金曜日の23時に再放送中です。
小学生時代、夕方5時ごろに再放送していた記憶がありますので、見るのは30年ぶりでしょうか。
グロッキー状態のポポアフリカに対し、ザシークばりの火炎葬を企てる伊達タイガー。
たまらず日本マットの権威G馬場がジャイアントストップを掛けます。
しかし、馬場さんのセリフは無音。口パク状態です。おそらく現代の基準では放送できない程の大暴言だったのでしょう。
温厚な馬場さんに「Four Letter Word」を吐かせてしまうタイガーマスク。大悪党の面目躍如です。
ちなみに猪木はセリフ無しでした。

番組スポンサーは「ブシロード」と「新日本プロレス」。“ 金曜8時 ”からは3時間遅れですが、プロレス再生への熱さを感じます。

新・座頭市Ⅰ #15「仕込杖が怒りに燃えた」

録画した日〔2012/1/24:BSフジ〕

悪徳親分にハメられて座頭市に斬られた男。彼には残された妻子がいました。
この薄幸の妻役が真野響子。
夫を斬った張本人座頭市の贖罪に、次第に心を開いていく真野響子と子役の坊ちゃん。しかし今回もバッドエンドでした…。
#15の監督は座頭市本人。ストーリー序盤でさっそく家一軒燃やしてます。
このTVシリーズ、製作費の相場が800万円/回の時代に、毎回2000万円超も突っ込んでいたとのこと。
しかし、座頭市=勝新太郎のスピリットを映像化するにはそれでも足りず、常に予算ギリギリで自転車操業していたそうです。
スタッフの苦労は計り知れませんが、そうして残した作品だからこそ、世紀を跨いでもなおエンターテイメントとして楽しまれているのでしょう。

2012/05/04

アンダーカヴァー / ローリングストーンズ

聴いた場所〔電車(外出)〕

1983年リリース。このアルバムから、ストーンズもMTV対応を始めました。
新しい事が大好きなミックジャガー、いろいろな役を演じ分けフル回転の大活躍です。
一方の雄キースリチャーズは演技に馴染めずローテンション。「#2 She Was Hot」ではアンプ大爆発というズッコケコントをやらされる憂き目に遭います。
80年代に勃発した両雄の確執は、こんなところから始まったのかもしれません。

アルバム自体は、ミックジャガーも「公認」する失敗作。ストーンズじゃなくても作れそうな曲ばかりです。
今風のミキサーやらアレンジャー連れてきて「UnderCover 2012 remix」みたいのを作らせれば結構イケそうな気もしますが…。

新・座頭市Ⅰ #14「雪の別れ路」

録画した日〔2012/1/23:BSフジ〕

超大物・吉永小百合が登場。
ダマされてる事を知らないまま、好きだった男を慕い続ける三味線流しの役です。
そんな一途な吉永小百合を、なんと女郎屋に売り飛ばそうとする男が林与一。情けないヤサ男系ヒールを演じています。

吉永小百合と高倉健は最後のスーパースターというイメージが私にはあります。
これだけ情報が溢れる時代になっても自分の聖域を守り、あくまでも偶像=スターであり続ける。周りのスタッフも含めて相当なストロングスタイルです。

ひるがえって今の時代に勝新太郎が存命だったら…。
無邪気にツイッターなんかをやって楽しんでそうな気がしてなりません。

NHKスペシャル シリーズ原発危機「安全神話~当事者が語る事故の深層~」

録画した日〔2011/11/27:NHK総合〕

ここでいう「当事者」は今現場にいる人ではなく、昔原発に関わっていた人=安全神話を創造・維持してきた人達です。
そんな彼らが、カメラの前でいろいろと語ります。
今から半年前の放送ですが、当時彼らに嫌がらせとかバッシングは起こらなかったんでしょうか?
そんな心配をしてしまうほど、のらりくらりの言い訳・詭弁が多く、見る人間のヒートを買います。

リスク管理は結果でしか評価されず、そもそもその結果がいつ出るのかも曖昧です。
生きてるうちに結果が出てしまった彼らは不運で不幸な人達かもしれません。
しかし、起こした事のスケールは地球規模。このまま逃げ切らずに、今からでも身を削って成果物を残してほしいものです。

2012/05/03

もっと高い頂へ~“なでしこ最強チーム”の挑戦~

放送時間〔22:00~22:50:NHK BS1〕

なでしこジャパンではなく、クラブチーム「INAC神戸レオネッサ」の特集です。
しかも、実質の主役は選手じゃなく監督の星川敬氏。澤選手や川澄選手を見たかった人にとっては“?”の内容でしょう。
いわゆる「スターシステム」は無視、製作者は骨太なサッカー好きと見ました。
代表の佐々木監督と供給側の星川監督。どちらも解説者になったら面白そうでワーカホリックのイメージ。
金銭報酬はともかく、人的資源で言えば女子サッカーの現場はかなり充実しているのではないでしょうか。

WWE「ホール・オブ・フェーム2012」

録画した日〔2012/4/27:スカチャン1〕

毎年レッスルマニア前日に開催される「プロレス殿堂」セレモニー。
あのアントニオ猪木も2010年に殿堂入りしています。

今回殿堂入りしたのは6組。
  • マイクタイソン
  • ミルマスカラス
  • エッジ
  • ヨコズナ
  • フォーホースメン&J・Jディロン
  • ロンシモンズ
アイアンマイクタイソン、仮面貴族、狂乱の貴公子が同じリングに立つなんて、かなりのカオスです。
しかし彼らを差し置いての主役級は「R指定のスーパースター」エッジでした。

ここ数年心配なのは、殿堂者のインフレ現象。
毎年6、7人殿堂入りしてたら、大物はさすがに残ってないでしょう。
ただこれは、日本人レスラーにとってチャンスといえます。
カブキ&ムタ親子、初代タイガー、ブル中野あたりはイケるんじゃないでしょうか。
ケンパテラをかばって監獄入りしたマサ斉藤、初代殿堂者アンドレの脚をへし折ったキラーカンも立派な有資格者です。

WWEに限らず、ロック、野球、ハリウッド…と、アメリカ人は殿堂が大好き。
過去をリスペクトして歴史をつなぐ、素晴らしい文化だと思います。

プロレスクラシック(96)輪島8.7海外デビュー&9.3大阪城天龍VS長州

録画した日〔2011/11/8:日テレG+〕

日本テレビのプロレスアーカイブ。1ヶ月に1本ぐらいのペースで放送されています。
今回は昭和61年、元横綱・輪島のアメリカ武者修行が中心。試合はショッパイですがバックステージで貴重なシーンが連続します。

[馬場さんのキャデラックで会場移動]
運転席は馬場さん、助手席輪島、後部席に馬場夫人、マスクのまま三沢タイガー。
灼熱のカンザスで覆面、そしてこの同乗者。三沢にとっては地獄の時間だったでしょう。

[グレートワジマVIP待遇inメトロドーム]
リング上での「私服挨拶」は大物レスラーの箔付けとして良く使われます。
大プロモーター馬場さんの豪腕で、その儀式をビッグマッチにねじ込みました。

[3人でプロレス観戦]
セントルイスの狭い二階席に縮こまって、世界最高峰NWA戦を視察。
ちなみにこの試合でネイチ・フレアーが4度目の返り咲きを果たしています。

[オコーナーと公開スパー]
ハワイで馬場&パットオコーナーという二大巨頭から英才教育を受けます。
全日の練習風景の映像は興味深いです。

海外武者修業はレスラーにとって重要なプロモです。
しかし輪島と馬場さんは、ハワイでバーベキューしたり緊張感が殆どありません。
角界指折りの「トンパチ」で底抜けに明るい輪島と、それを見守る好々爺の馬場さん。
見ていてほっとする、ハートウォーミングなドキュメントでした。

新・座頭市Ⅰ #13「母の涙に市が走った」

録画した日〔2012/1/20:BSフジ〕

品のいいおばあちゃん・北林谷栄との道連れ旅。
このおばあちゃんの旅の目的は、賞金稼ぎの人斬りに堕落した息子・松平健を探すことでした。
そしてこの松平健にクビを狙われてる罪人は中条きよし(ただし濡れ衣)。
なかなか濃いメンバーです。
おばあちゃんとの微笑ましい道中、座頭市得意のガツ食いムーブが人物相関の重要なポイントになっています。

ちなみに座頭市は、そんなおばあちゃんの目の前であっさりと息子を斬り捨てます。
母子二人で再出発→座頭市それを見送る…的な予定調和もブッタ斬る勝新太郎。恐るべしです。

2012/05/02

夏の十字架 / ラフィータフィー

聴いた場所〔電車(通勤)〕

忌野清志郎率いるラフィータフィーが2000年にリリースした1stアルバム。
インディーズ系からの発売ですが、そこに至るまでも紆余曲折があったそうです。
忌野清志郎を初めて知ったのは小学生の時。企画物(?)の「いけないルージュマジック」がクラスで話題になりました。
問題作「Covers」や「コブラの悩み」、謎の軍団「タイマーズ」は高校時代。共犯者気分というのでしょうか、背伸びをしたかった年代に直撃でした。

あらためて聴き始めたのが30過ぎ。このアルバムの「#5 ライブハウス」の演奏をTVで見たのがきっかけです。

忌野清志郎といえば「#7 君が代LIVE」のように、社会に噛み付くシーンが取り沙汰されます。(本人の意図はともかく)
しかし私は、マイクロバスで地方巡業したり、小さなライブに乱入したりの内向きで気ままな音楽活動に魅力を感じています。

亡くなってから3年。彼を凌駕するショーマンは今のところいないようです。
たった3年で忌野清志郎が唄うべきテーマは山積みになりました。
これからも何か出来事があるたび「忌野清志郎だったら何をするだろう」というモノサシを使い続けるしかありません。

鉄の骨 / 池井戸 潤

読み始めた日〔2012/4/27〕

入社4年目のゼネコン社員・平太が、談合の闇の中で奮闘する話。
建設と全く無縁な私は、無責任にエンターテイメントとして楽しみました。
救いのない話が苦手なので、主人公とその味方たちがハッピーエンドで終わって何よりです。
それにしても「談合」という2文字、比類なきダーティーっぷりですね。誰が言い出したか知りませんが…。
ただ、昔は利益を山分けするための栄養剤だったのが、今は業界の病巣を散らすための投薬の意味合いになってるようです。
そして根本の治療は、その投薬をやめること。
薬漬けから抜けられないオールドタイマーの悲哀もグッと来る一冊でした。

2012/05/01

サッカープレミアリーグ第36節マンC×マンU

放送時間〔3:54~6:30:JSPORTS4〕

勝った方がリーグ首位になる『史上最大の』マンチェスターダービーです。
舞台は「C」のホームCity of Manchester Stadium。

最近は1シーズンどころか1試合90分も集中して見る事ができません。年のせいか多忙のせいか…。
しかし、こんなビッグマッチは別。早朝録画→情報遮断→夜に観戦というサラリーマンの王道で臨みました。
結果は「C」の勝ち。「U」からリーグ首位を奪取しました。
小悪党リアムギャラガー、大悪党マラドーナも大喜び。スタジアム全体で勝利の凱歌「HeyJude」を大合唱です。
残り2節。早め先頭の「C」がポカをやらかしそうな気がしてなりませんが、クライマックスは生中継で見たいものです。

2012/04/30

WWEスマックダウン #661

放送時間〔18:00~19:45:JSPORTS2〕

RAWと同様に英国巡業ロンドン大会。
GM職追放のテディロング、後任GMロウリネイティスのしょうもないパワハラを受け続けています。
今回のロンドンでは英国衛兵のコスプレを強要されました。おまけに魅惑の愛人アクサナにボーイフレンド発覚と、散々な英国巡業です。
ちなみに、ロウリネイティスと並ぶと明らかにテディのほうが悪人面なんですが…。

<メモ>
  • ダニエル、元カノの復縁懇願を大暴言で却下
  • 理屈っぽい新人、名前はダミアンサンドウと自己紹介
  • オニール&ヤングとかいう新人組、噛ませ犬ウーソズからデビュー勝ち
  • 強さが売りの新人ライバック、またも無名の若手を秒殺

ボルシア・ドルトムントTV #30,31,32

録画した日〔2012/4/21・28:テレ朝チャンネル〕

香川選手が所属するボルシア・ドルトムントのオフィシャル番組。
#30~32は、バイエルン戦、シャルケ戦(ダービー)、優勝決定試合とビッグマッチが目白押しです。
香川選手、優勝決定試合でもゴールしました。
適応とか通用というレベルはとっくに超えて、替えの効かないスペシャルな選手としてクラブに君臨しています。

お約束の移籍報道も飛び交ってますが、私としてはこのままドルトムントで「香川無双」を続けてほしいと思っています。

2012/04/29

WWEロウ #986

録画した日〔2012/4/26:JSPORTS2〕

今回はロンドンO2アリーナで海外巡業。

Footballの母国イングランドは「イエス」チャントを全肯定。
彼らは100年前からゴールの度に「イエッス!」と叫んでます。
オリジナルは俺らだろ、という事でしょう。
地道に実績を積んで、会社からプッシュされ、一発で確実に期待以上の結果を出す。
ダニエルブライアン、その男前っぷりには脱帽です。

<メモ>
  • ジェリコ、CMパンクの英国パブ入店を盗撮で告発。
  • Rトゥルースのジミー坊やネタ復活
  • レスナー独白、UFCネタ解禁。IWGPベルト持ち逃げには触れず
  • ロードテンサイ、メイン戦に大抜擢。シナから大金星!

2012香港クイーンエリザベス2世カップ中継

放送時間〔17:00~18:00:グリーンチャンネル〕

香港シャティン競馬場で行われる国際G1レース。
日本からは、エアグルーヴの仔ルーラーシップが出走しました。

結果、なんと完勝。
正直なところ「やってたんだ」「出てるんだ」という感じで見てましたが、これは久々のグッドニュースでしょう。
「この勝負服、今日は香港だったのか」とは解説の合田直弘さん。うまいこと言います。
国際的な格付けではオルフェーブル超えしたルーラーシップ。
日本最強馬として無事に凱旋してほしいです。

みんなのKEIBA「天皇賞・春」

放送時間〔15:00~16:00:フジテレビ〕

伝統の長距離G1レース。
「ブレーキの壊れた三冠馬」オルフェーブルの走りだけが見所でした。

地味な三冠馬(本来そんな表現はありえませんが)だったオルフェーブル。
しかし今年初戦の阪神大賞典でブッ飛んだレースをしてしまい、「暴走」「狂気」という想定外のギミックを手に入れます。
とはいえ、まっすぐ走れば化け物クラス。圧倒的な一番人気に支持されましたが…。
結果は溜め殺しの11着。だったら暴走してくれたほうが良かったかと…。

500万下の1200mで1.06.9 、1600万下 2000mで1.57.6。
エクスキューズがあるとしたら、今週の京都はとんでもない馬場状態だったようです。
もっとも、ここで2分台ぐらいの超絶レコード勝ちしてこそ本当の狂気なのかもしれません。

プロレスじゃないので負けても三冠タイトルを失うわけではありません。
次走は宝塚記念でしょうか。
いい意味で大暴走を期待しています。

NHKスペシャル 東日本大震災「“帰宅困難1400万人”の警告」

録画した日〔2011/10/9:NHK総合〕

大震災・原発事故関連は都度録画しています。
じっくり見る時間が取れず、ストックが増えるばかりです。

このNHKスペシャルは東京の「帰宅困難者」を取り上げたもの。
私も当事者でした。
災害当日、企業の役割としては「帰るな」指示が鉄則だそうです。
しかし素直に「了解。会社で寝ます」と言えるのは、私のように気ままな独身男ぐらいではないでしょうか。

そんな私も、当日は帰宅しました。
勤めてる会社は高層ビルですが免震対策は万全。ライフラインもOKでネットもつながる。帰るほうがリスキーという事は分かってたのですが…。

理由は「みんなが帰るから」。
この放送でも取り上げられていた結構重要な問題です。
家が同じ方向だったのは3人。全員部下で女性でした。女性にとって、会社に泊まるという選択肢はワーストなんですよね。
結局、他部署の女性1人も一緒に5人で民族大移動に参戦しました。
貴重な経験でしたが、周りが男だけだったら会社でのんきに酒盛りしてたでしょう。

つくづく思ったのは、大震災が「金曜日の昼間」でなかったら?という事。
例えば月曜日の夕方6時だったら?
恐ろしいシチュエーションが色々と浮かんできます。

いつの間にか東京は震度7までが想定内になっています。
備えはしてますが、実際問題こんなのが来たら受け身の取り様がありませんね。
来ないことを祈る、というのが今の私の災害対策です。