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2016/03/02

WWE スマックダウン ハイライト ~アフターバーン~ #861

録画した日〔2016/3/1:JSPORTS1〕

PPV「ファストレーン」直前の放送。
本番の3WAY戦に参加する3人が顔を合わせます。
最高峰レッスルマニアのメイン戦出場を争っているだけあってさすがに微妙な空気が漂うアンブローズとレインズ。
ただしこの日は共通の敵とも言える猛獣レスナーが登場予定。仲良くしなければ2人もろとも吹っ飛ばされる懸念があります。
そしてアンブローズ&レインズvsダッドリーズの試合中に堂々乱入したレスナー。スマックダウンへの参戦は12年ぶりなんだそうです。
もちろんレスナーはここでも通常営業。スープレックスとF5の乱発を食らった2人はボロ雑巾のように伸されてしまいました。
エンディングには「ラスボス」のトリプルHが登場。レスナーと熱い視殺戦を繰り広げます。
PPV前のSDは主力級休養でスカスカが相場のはずなのに今回はオールスターの豪華版。
中の人も含めレッスルマニアモードでみんな気合が入っているのでしょう。



<WWEネットワーク>
WCW HALLOWEEN HAVOC 1989/OCTOBER28.1989
極悪忍者・グレートムタとテキサスブロンコ・テリーファンクの日米ヒールタッグ。
リックフレアー&スティングのWCW大正義タッグとケージマッチを敢行しました。(ちなみにレフェリーも大正義・ブルーノサンマルチノ)
ハロウィン仕様で色々装飾されたこの日のリング。
しかし花火の演出の際、その一部に火の粉が引火するというアクシデントが勃発。よもやのリング炎上にWCW現場スタッフは大慌てで消火にあたります。
この非常事態になんと我らがムタが緊急出動。
スルスルっとケージ(敬司ではない)を登ると火元にブシャーっと毒霧一閃。
これは表彰ものの火消し劇。殺戮兵器毒霧が平和利用されたのはこれが最初で最後でしょう。
本場アメリカのリング、百花繚乱のレジェンドを前に臆することなく爆発したムタのプロレス脳。
代理人武藤と同い歳なのだとしたら当時のムタは弱冠27歳。未来のレジェンドの片鱗を見せ付ける超ハイレベルなアドリブ芸でした。

2016/03/01

ワールドプロレスリング ~IWGPインターコンチネンタル王座決定戦 棚橋弘至vsケニー・オメガ

録画した日〔2016/2/28:テレビ朝日〕

中邑真輔の返上で空位になったIWGPインターコンチ王座。
2.14新潟大会で棚橋弘至とケニーオメガが王者決定戦を行いました。
例によってセコンドから悪さを仕掛けるバレットクラブ(BULLET CLUB)の面々。
しかしこれに対し極悪ボスのオメガは高橋とホールにドレッシングルームへ戻るよう説得。まさかのクリーンファイト宣言に新潟のお客さんは大喜びだったのですが…。
試合中盤突如パニックになる実況席。なんと目の前のリング下エプロンから黒Tシャツの怪しい野郎2人がスーっと姿を現します。
この2人はバレットクラブのバカ兄弟・ヤングバックス。
「上」に上がると殺人技インディーテイカーで棚橋を撃沈。ベルトを狙うボスへの強烈な援護射撃を敢行しました。
なおこのバカ兄弟はリング下潜伏中の写真をTwitterへ投稿するという信じられないバカッターっぷりも披露。
これではタイトルマッチの権威などあったもんじゃない…。
IWGP実行委員会は早急に再発防止策を講じるべきでしょう。
そんなこんなでまんまと白ベルトを奪取したオメガ。
日本で培ったハードコアムーブは間違いなく世界標準。
不敵な面構えや饒舌なマイク芸など、いかにもWWEに持ってかれそうな新チャンプです。
中邑→棚橋のバトンをぶった切ったバッドエンド。しかしモヤモヤよりも今後へのワクワクが募る好勝負でした。
その立役者はオメガじゃなく棚橋の方。相手を存分に光らせるヤラれっぷりは名人芸の域に達していると思います。
AJと中邑が抜けて痛いのは興行的な話で、残ったレスラーとしてはまたとないチャンス。
バカッターのヤングバックス兄弟や棚橋を援護したマイケルエルガンのように、日本人レスラーもこの風を利してどんどんステップアップしてほしいところです(特に後藤)。

2016/02/29

WWEロウ #1186

録画した日〔2016/2/25:JSPORTS3〕

PPV「ファストレーン」を週末に控えてのアナハイム大会。
本番では3WAY戦に出場するアンブローズが、この日は5WAY戦に駆り出されました。
今すぐF5を喰らってやる、などとよく分からない方向で荒ぶりまくる狂犬アンブローズ。
無謀にも猛獣レスナーをリングに呼びつけたところ、やってきたのはWWE重役にしてWWE王者夫人でもあるステファニーマクマホンでした。
ステファニーはアンブローズのヤル気にかこつけてフェイタル5WAY(略して「F5」)のIC王座戦をマッチメイク。
「RightNow」という感じでオーエンズ、ドルフジグラー、スターダスト、自撮りバカという、トップ級2人と人数合わせの2人の計4人が白ベルトを狙って参戦します。
こうして始まった1vs4の理不尽マッチ。
毎度おなじみPPV前のパワハラネタと思ったら、オーエンズが自撮りバカからピンを取ってまさかのベルト奪取。アンブローズは負けずして王座から陥落してしまいました。
とりあえず身軽になったアンブローズ。
レッスルマニアへ向けてWWE本線に専念するのか、それともオーエンズとの抗争が始まるのかは不明。
今後の方向性はPPV=WWEネットワークで確認、ということになります。

<メモ>
  • ダニエルブライアンのおかげで嫁のベラ妹が正式にベビーターン
  • レインズを襲撃してダッドリーボーイズが正式にヒールターン
  • AJスタイルズがY2JにPPVでの一騎打ちを提案