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2014/09/27

WWEロウ #1112

録画した日〔2014/9/25:JSPORTS3〕

前回RAWで1週後のブロックレスナー戦を要求していたジョンシナ。
しかしその1週後=今回のルイジアナ大会オープニングにレスナーの姿はありませんでした。
レスナーが来ない場合はその代わりに悪徳マネ・ポールヘイマンと一騎討ち、というのが先週交わされた約束事。
だからってオープニングでこのハゲデブをブッ潰したんじゃそれは何とも味気ない話。
プロレス的温情溢れるジョンシナは、番組中盤80分までレスナー参戦の猶予時間を与えます。
今日はレスナーどうせ来ないんだろうな(契約的に…)というのが、WWEユニバースおよびジョンシナの共通認識。
シナはパンジャブの色男・グレートカリを門番に、ハゲデブがリミットまでの間に逃げ出さないよう自身のドレッシングルームに幽閉します。
こうして迎えたタイムリミット。
シナvsポールヘイマンの面白マッチ実現かと思いきや、高時給パートタイマーのブロックレスナーが意外とあっさり重役出勤。ジョンシナとPPV前の軽いひと揉みをこなしました。
「毎週来るとは限らない(契約的に…)」という実にカラみづらいWWE王者。
しかしそれを補填するシナvsポールヘイマンのマイク合戦はハズレ無しの名勝負数え唄でした。
そんな因縁抗争もようやく6日後のPPVで終結。レスナーがいなくなっても2人の腐れ縁は継続してほしいものです。

<メモ>
  • ボーダラスがジャックスワガーにあっさりタップアウト負け、プッシュ終了の予感…
  • マークヘンリーとルセフの米露抗争が番組トリを飾る好待遇

2014/09/25

ノンフィクションW “テヘランダービー”イランが最も熱狂する日 ~サッカーは革命と戦争をこえる~

録画した日〔2014/6/20:WOWOWプライム〕

イランの2大クラブ「ペルセポリスFC」と「エステグラル・テヘラン」による“テヘランダービー”。
その歴史と今年1月に行われた試合を追ったドキュメンタリーです。
それぞれのクラブのルーツは、赤のペルセポリスがテヘラン市民で青のエステグラルはイラン国軍。
テヘランのみならずイラン国民を真っ二つにするダービーマッチには“民vs官”という一触即発の熱いアングルが施されています。
庶民派の赤・ペルセポリスを率いるのはクラブOBのアリダエイ氏。日本代表を何度も恐怖に陥れた現役時代と比べるとけっこうなポッチャリ具合でしょうか。
なおペルセポリスはこのダエイ氏の他、アジジ、マハダビキア、カリミといったワールドクラスの選手を輩出しています。
青のエステグラルは、アジアクラブ選手権を2度制覇しているイランサッカーの大正義。
前エスパルス監督・ゴドビ氏によるとイラン人の半数がサポーターだそうで、庶民派ペルセポリスとのダービー戦績は24勝(17敗36分)とリードしています。
ダービーの舞台はキャパ10万人とも12万人とも言われるアザディスタジアム。
W杯アジア予選などの国際試合においては、その圧力で相手国の選手、サポーターがチビる寸前まで追い込まれる恐怖の建造物です。
このアザディに限らずイランのスタジアムがチビる程おっかないのは、女人禁制でお客さんが全員屈強な野郎どもだから。
このしきたりにより、イラン国内のサッカー好き女性たちはその醍醐味であるLIVE観戦と縁がありません。
スタジアムに入場できるのは9歳の時まで。中には男装をして強行突入する女性もいるとかいないとか。
とにもかくにもこれはイランという国の文化の話。寝っ転がってTV見てる日本人が良し悪しを判断すべき問題ではないでしょう。
理由は不明ですが民のペルセポリス、官のエステグラルともスポンサーはイラン政府だとの事。
そしてこれも理由は不明ですが資金は常にショート気味。両チームの監督や選手はほぼ無給状態でダービーを迎える事になります。
こうしたお金の問題によりペルセポリスの選手達はダービーヘ向けた練習をボイコット。
これを受けた両クラブのオーナーは、決戦前日にタッグを組んで政府へのマイクアピールを敢行。
さらには人件費をポケットマネーから捻出するという超付け焼き刃対応でダービー中止の危機を脱しました。
そんな水面下の葛藤、共闘を知ってか知らずか、当日は各地からサポーターがアザディスタジアムに集結。ただし12万超大観衆とはちょっと遠い客入りに見えます。
肝心の試合結果は0-0のドロー。なんとこれで4試合連続のスコアレスドローなんだそうです。
丸2年、勝ち負けどころか1ゴールも入ってないという由々しき事態。
そのせいではないでしょうが、サポーターは規律正しくおとなしめの印象。
私が想像(期待?)していた、空きビンや発煙筒飛び交う市街戦系のクラブ間闘争は見受けられませんでした。
静かに燃えるテヘランダービー。今回はたまたまだったのでしょうか…。
いずれにしてもこの赤と青の対立は、きっちり横並びでスタートしたJリーグではあり得ない構図です。
いつか日本でもナショナルダービーを。
まずは”読売ヴェルディ”のようなヒール系大正義クラブの出現を願う次第です。

2014/09/24

アクセル全開!オート・マニアック #1「ギャングが愛した車 」

録画した日〔2014/9/18:ヒストリーチャンネル〕

2005年にアメリカで放送されたワルい奴ら向けの車番組。
1回目は、アル・カポネやボニー&クライドといった大悪党が乗った車が紹介されました。
この荒くれ番組を仕切るのは、かつてWCWマットで173連勝という大金字塔をオッ立てた超人類・ビルゴールドバーグ。
極限までパンプアップされた130kg超級の殺戮ボディで「よう、オレはビル・ゴールドバーグ」と一吠え。TVの前の悪党ヤンキーどもを震え上がらせます。
ホスト役にプッシュされるだけあってゴールドバーグは大のクルマ好き。バイクも含め50台以上所有しているそうです。
これがプロレス的大ボラでないとすればかなりの資産持ちということ。
2試合でギャラ3,000万せしめて武藤全日を潰しかけたという、2002年(この番組の3年前)勃発の面白ネタはあながち誇張ではないのでしょう。
ウンチクも結構イケるゴールドバーグですが、最大の魅力は鋼の肉体から繰り出すパワー殺法。この番組ではCG処理とウマいこと連動されています。
しかしながら、ベンツ防弾装甲車の窓ガラスに拳を叩き込むパフォーマンスはいかがなものか。
日本のプロレスファンとしては、1.4ドームドタキャン事件(2000年)の悪夢がどうしても脳裏をかすめてしまいます。
アルカポネのキャデラックV16装甲車を紹介する際には、USAならではの超特大スケールで猛デモを敢行。
ゴールドバーグは全長1,800mの滑走路を占拠し、走行する車中からマフィア御用達の殺人兵器・トミーガンをブッ放します。
もう止まらない超人類は続けてパトカーとのドラッグレースを緊急開催。
しゃらくせぇとばかりにヘルメットをポイっと投げ捨て自らキャデラックV16装甲車のハンドルを握ります。
当然の勝ちブックとはいえ、パワステなしのヘビー級装甲車を操って見事勝利したゴールドバーグ。
それにしてもアメプロのスター選手は皆んな運転が上手。
この番組でスティーブオースチンとの遺恨清算レースが実現する可能性もおおいにあると思います。

この他「俺たちに明日はない」ボニー&クライドのフォードV8や「15人殺しの銀行強盗」ジョンデリンジャーのテラプレーンなどが紹介されましたが、これらとゴールドバーグのマッチアップは無し。
試合を厳選するポリシーはWCW(およびWWE)時代と変わらないようです。
HDDレコーダーの「WWE」だか「プロレス」だかのキーワードに引っ掛かって勝手に(?)録画されていたこの番組。
プロレス的幻想が溢れる超人類・ゴールドバーグとの思わぬ再会に何やら得した気分です。
いちいちワイルドな日本語吹き替えの効果もあり、USAの豪快さ大雑把さにニヤニヤが止まらない内容。車への興味はゼロですが今後もチェックしようと思います。
ちなみに当座でとりあえず気になるのは「#4 ド派手なローライダー」にエディゲレロが参戦するのかという点でしょうか…。

2014/09/23

WWEスマックダウン #786

録画した日〔2014/9/22:JSPORTS3〕

次回PPVでの一騎討ちを控えたマークヘンリーとルセフ。
今回のペンシルベニア大会では、その前哨戦として米露腕相撲対決がマッチメイクされました。
単純明快な面白アングルとして利用頻度の高いアームレスリング。
力自慢の重量挙げ五輪代表・マークヘンリーは、これまでシナやケインなどとしょーもない腕力合戦を繰り広げてきた実績があります。
WWEの腕相撲におけるポイントは、ヒールサイドがどんなインチキを仕掛けるかの1点。
その重要な役割を担うルセフ(withラナ嬢)でしたが、ヘンリーのワールドストロンゲスト級パワーの前に悪い事をする間ももらえぬまま轟沈してしまいました。
まさかの完敗を喫したルセフはレフトハンドによる再戦を懇願。
ルセフはそもそも左利きだったのか?
その辺はサラッとスルーされ、米露因縁対決はロシア側の「泣きのもう一回」による最終決戦に突入します。
そしてここで飛び出したラナ嬢による滑り止め松ヤニ噴霧。
レフトハンドでも楽勝ムードだったマークヘンリーはこの古典的目潰し攻撃に悶絶。続けざまに敢行されたルセフの凶行にノックアウトされてしまいました。
安定のクオリティという言い方がぴったりのWWE流アームレスリング芸。
肝心のPPV本番でこれ以上のネタを仕込めるのかが心配ですが、10年選手ヘンリーがきっちりルセフをリードしてくれるもの(?)と期待しています。

<メモ>
  • そういえば最近見なかったサマーレイ&レイラが、ペイジとAJの噛ませ犬として久々登場
  • ドルフジグラー、ミズの影武者ダミアンサンドウに対抗してRトゥルースを影武者に登用

2014/09/22

WWEロウ #1111

録画した日〔2014/9/18:JSPORTS3〕

何が新しくなったか分からないけど「新生RAW」と銘打たれたボルチモア大会。
「The Jerry Springer Show」のジェリースプリンガー氏が、泥沼状態となっているベラ姉妹の仲裁役に名乗り出ました。
「The Jerry Springer Show」は20年以上続く下世話系モメごと解決番組である模様。
そんな長寿冠番組の主・スプリンガーは、日本に置きかえるとみのもんたポジションといったところなのでしょうか。
いずれにせよそのキャリアからすれば、エロ優先で役たたずのWWE版「ジェリー」とは仲裁スキルが段違いであるはず。
今度こそ姉妹の関係良化に大きな期待が持てそうです。
果たして、ベラ姉妹のお父さん/お母さんからコメントを取り、更には切り札として姉妹の弟・JJ君をリングのド真ん中に招聘するなど、さすがの手腕を発揮したスプリンガー。
ちなみにJJ君はブリー(=捨てられた方)の味方でした。
しかしこのJJ君のせいではないでしょうが、結果としては大物司会者を持ってしてもベラ姉妹の亀裂は深まるばかり。
キャットファイトでサンドイッチにされたスプリンガーは、哀れ担架で病院送りとなってしまいました。

この先しばらく引っ張るであろう茶番劇。
まあ、ここでスプリンガーに丸く収められても困るってもんでしょう…。

<メモ>
  • ペイジとAJリーがタッグ結成、当然のごとく揉める
  • ラナ嬢&ルセフ、USA国歌誕生の地・ボルチモアに大音量のロシア国歌を流す暴挙