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2013/04/27

タイガーマスク #54「新しい仲間」

録画した日〔2013/4/12:TOKYOMX〕

お母さんを亡くして孤児になってしまった女の子がちびっ子ハウスに編入。
ハウスのクソガキ連中は、小さなこの子に「ミクロ」とニックネームを付けて歓迎します。
過保護に育てられていたらしいミクロは、入所早々にゆとり世代系のプチトラブルを連発。
教育係のチャッピーが夕食のオムレツにソースをかけると「ウチではずっとケチャップだった」と周囲をドン引きさせる理不尽ポリシーをブチ上げてしまいます。
「唐揚げにレモン」にも通じる日本人ならではの食のイデオロギー闘争。
しかし、ミクロはこれから皆んなと共同生活を始める新参者。ここはグッとソースで我慢するべきでした。
ちなみに私個人としてはミクロに完全同意。オムレツにソースだなんて有り得ません。
ソース・ケチャップ問題の他にも、プロレス中継(PM7時ゴールデンタイム)の最中に爆睡したり、転校初日に登校拒否したりと問題行動の多いミクロ。
決して悪い子ではないのですが、ハウスの若女将・ルリ子がマンツーマンで矯正指導を行う事となりました。
ルリ子がアドバイスを求めたのは、和歌山巡業中の伊達タイガー。
日プロからホテルの部屋番号を聞き出し、試合後のリラックスタイムを見計らっての直電攻撃です。
その若女将としての行動力は良しとして、問題なのは日プロのセキュリティ体制。選手の宿泊先が素人女性に筒抜けだとは、下半身スキャンダルだけでは済まない大きな事件につながる危険性があります。
そんなこんなのルリ子の献身により、ミクロはコミュニケーションに開眼して学校にも通うようになりました。
しかしルリ子の大胆行動は継続。何と伊達タイガーの移動先である三重県の鈴鹿駅に電報を送り、強引にミクロ改心の結果を報告します。
ホテル直電から移動先への電報ピンポイント発信と、ストーカーまがいの密着体制を取るルリ子。しかし伊達タイガーは、そんな若女将のアプローチにビビるどころか終始ニンマリでした。
基本他人に無関心な馬場さん&猪木も「何かいい事あったのか?」と、ニヤケ気味のホープに探りを入れます。
ミクロの教育にかこつけて何だかルリ子と伊達タイガーが終始ラブラブだった今回#54。
前回開幕した新シリーズ「シルバーリーグ」はどうなってんのか?。
放送禁止のカギ十字ヒール「ザ・ナチス」を撃破しましたが、リーグ戦の展開は引き続き闇の中です。
次回はなぜか四日市ぜんそくがテーマの模様。
メガネ屋団体SWSのように「お前らプロレスやれ」と野次られないうちにプロレスアニメの王道に戻って欲しいもんです。

WWEスマックダウン #712

録画した日〔2013/4/22:JSPORTS2〕

前回RAWでマネーインザバンクの権利を行使、手負いのアルベルト・デル・リオを撃破して世界王座を獲得したドルフ・ジグラー。
ボストン大会のオープニングに登場してヒールチャンプの所信表明をブチ上げます。
演説をブッタ切って乱入したのは、国粋主義者・ジャックスワガー、前王者・デルリオ、Y2J・クリスジェリコの3人。
各人とも想定内の面子ではありますが、取り敢えずこの日の挑戦権はクリスジェリコの手に渡りました。
こうして迎えた新世界王者・ジグラーのお披露目メイン戦。
しかし焦点は、見学しながらジェリコにチョッカイ出してくる踊る新人・ファンダンゴに集まってしまいます。
ファンダンゴに気を取られるジェリコから、ズルしてイタダキ的にピンフォールを奪ったジグラー。しかし、現時点で今後の抗争相手は未定です。
献身的かつ芸術的な受け身でヒール道を邁進した頑張り屋の戴冠は嬉しい限りですが、「やれんのか?」って感じが正直なところ。
”地位が人を作る”というフレーズを信じてあたたかく見守って行きたいと思います。

<メモ>
  • 若手乱入軍団・シールド、ケイン&ブライアンをターゲットにする模様
  • トリプルH登場も、演説はシールドにカットされる
  • なぜかマークヘンリーがシェイマスを強襲

ヒーロー達の名勝負「6球の大逆転 阪神“バックスクリーン3連発”」

録画した日〔2013/3/14:NHKBS1〕

昭和60年4月17日に飛び出した伝説の「甲子園バックスクリーン3連発」を、バッターとピッチャーの心理面から回顧。
猛虎クリーンナップのほか、犠牲者・ジャイアンツ槙原も登場しました。
史上最強助っ人・ランディバースは、現在オクラホマ州議会の上院議員とのこと。証言インタビューはその議員室で行われました。
壁にはデカデカと昭和60年の思い出写真が…。センセイになった今も猛虎魂は健在のようです。
「1発目」の前の打席で、バースは槙原のシュートによりゲッツーを食らっていました。なんとこのシュートは、槙原がプロに入って初めて投げたものだったそうです。
槙原とすれば”イケる、もう一丁”という自信のシュート。しかしバースはこの2度目のシュートボールを、渾身の狙い撃ちでバックスクリーンにブチ込みました。
たった1球に張られた壮大な伏線。
掛布と岡田の連弾のみならず、日本中を席巻する猛虎フィーバーに2年連続三冠王と、後にプロ野球界に超巨大台風を巻き起こす重要度最高の1球であったと言えるでしょう。
「2発目」「3発目」の掛布さんと岡田元監督もバックスクリーン伝説残り5球を証言。
私としてはミスタータイガース・掛布さんを見るのは何とも久しぶり。相変わらずの掛布節が聞けて安心しました。
なんだかお金に困っているようですが、くれぐれも板東英二化はしないように頑張ってほしいものです。
当時の甲子園では放心のナミダ目状態だったジャイアンツ・槙原。
屈辱の大公開処刑劇を懐かしエピソードとして語れるのは、自らも「ミスターパーフェクト」として日本プロ野球の伝説となったからこそでしょう。

昭和の重大ニュースの1つでもある阪神の21年ぶりリーグ優勝。当時中1だった私にも突如猛虎魂が宿り、何だかアツく応援していました。
すっかり阪神に興味がなくなった28年後の今も「六甲おろし」はフルで歌うことができます。
後に私はこのバックスクリーン3連発を名作「ファミスタ」で再現しようとしたのですが、仲間と2Pで協力してもどうしてもできませんでした。
バース+掛布+岡田の最強ラインがいきなり全国区に踊り出た4.17事変。その後の社会現象も含めて2度と起こり得ないプロ野球史のミラクルなのでしょう。

2013/04/21

WWEロウ #1037

録画した日〔2013/4/19:JSPORTS2〕

レッスルマニアから24時間後のRAWはメットライフスタジアムの近所アイゾッドセンターで開催。
ザ・ロックを粉砕してWWE王座に返り咲いたばかりのジョン・シナは、ワールドストロンゲストマン・マークヘンリーとの一騎討ちに臨みました。
祭典の余韻が醒めやらないニュージャージー1万6000人超の大観衆は、歯止めの聞かない異常なレベルのハイテンション。
番組中盤に組まれた毒蛇オートンとシェイマスのシングルマッチにおいては「RVD」だの「JBL」「ECW」だの意味不明の無規則理不尽チャントを繰り返す始末です。
「そのテンション、なんで本番で出せなかったんかな」と言いたくなる、良くも悪くも空気の読めないニュージャージーのファン連中が支配するカオス空間。
そんな中、新WWE王者のジョン・シナはあくまでも「Champ Is Here」のスタンスでベビーフェイス道を貫き通しました。
ブーイングと声援と冷やかしが入り混じったマークヘンリー戦を制したシナ。
しかしそこにまさかの新ライバル”Feed Me More”ライバックが乱入。シナは殺人技シェルショックを食らってしまいます。
ロック様がお役御免でバカンスに入った王座戦線は、ライバックがヒールターンして(?)王者ジョン・シナと鎬を削る展開となるようです。

祭典24時間後のRAWは、個人的に期待度120%の鉄板大会。
ドルフジグラーの世界王座戴冠など、今年も超展開が散りばめられる重要回となりました。
それにしても惜しむらくは、前述した観客の超ハイテンション。
この一体感、天邪鬼っぷりが前日の本番レッスルマニアで炸裂していたら、今後のストーリーの1本や2本は書き換えられていたのではないでしょうか…。

<メモ>
  • ジグラーがマネー権行使、デルリオから世界ヘビー王座奪取(!!)
  • 祭典の「第0試合」でIC王者になったミズ、前王者バレットにアッサリ奪還される
  • テイカー登場、若手乱入軍団・シールドとちょっとだけ絡む
  • 祭典でスッぽかされたローデス組vsファンクサウルス組があらためて激突

武豊TV!II #41「ドバイシーマクラシック&高松宮記念 ほか」

録画した日〔2013/4/12:フジテレビONE〕

弥生賞、大阪杯などの春競馬トライアル戦から、高松宮記念、ドバイシーマクラシックのG1レースまでの振り返り。
2つのG1レースで競演した岩田ジョッキーも登場しました。
高松宮記念1着(ロードカナロア)、ドバイシーマ2着(ジェンティルドンナ)と、ホスト武豊を成績面で圧倒したゲストの岩田ジョッキー。
自然と「岩田康誠TV」の様相を呈してきます。
白ジャケットで決めた岩田ジョッキーの情報によれば、短距離王・ロードカナロアは年内で引退予定、牝馬三冠+JCのジェンティルドンナは宝塚記念に出走するとの事でした。
特にジェンティルドンナの宝塚出走は楽しみな限り。
待ち受けるのは因縁のオルフェーブルと初遭遇の同い年ゴールドシップ。早く見たいような見るのが怖いような極上の男女混合3WAYマッチです。

リーディングトップの岩田ジョッキーによる充実プレイバックと夢溢れる未来展望。
じゃあ、御大・武豊はテンでダメなのか?
決してそんなことはなく、桜花賞トライアルや毎日杯をキッチリGET。勝てはしませんでしたが、ゴールドシップ1強の阪神大賞典では芸術的な1着捨ての2着獲りを披露するなど、結果が伴ってきているのではないでしょうか。
特に期待度=大なのが毎日杯を完勝した3歳牡馬・キズナ。
その前の弥生賞でポカ(5着で権利獲れず)があったため、賞金は足りてるものの皐月賞はパス、次走は「東上最終便」の京都新聞杯となったようです。
結果、ダービーまでゆっくりと雌伏の時を過ごすこととなったキズナ。なんとなくポカが転じて福となる予感が漂うダービー1本釣り路線となりました。
ダービー本番の振り返りは次々回あたりか?、気が早いですが久々の朗報、祝杯を今から待ちたいと思います。

ワールドプロレスリング ~IWGPインターコンチネンタル選手権 中邑真輔vsデイビーボーイ・スミスJr.ほか

放送時間〔2:45~3:15:テレビ朝日〕

4・7両国大会「INVASION ATTACK」からIWGPインターコンチネンタル選手権ほかの3試合を放送。
この両国決戦用に開発された中西学の新空中殺法が地上波初公開となりました。
SSマシン&天山&曙との強力タッグで極悪集団CHAOSを粉砕した野人。
中堅レスラー・ヨシハシを大の字KOに葬り去ったフィニッシュホールドは、トップロープ最上段に後ろ向きでよじ登り強靭な肉体をトルネードのように回転させながら脳天チョップをフルスイングするという驚愕の殺人兵器でした。
パーフェクトな一撃に興奮状態の野人は国技館のバックヤードで大独演会を敢行。
殺人空中兵器の正式名称が「上からドン」である事を全国、全世界のプロレスファンに向けてブチ上げました。
回転する意味やネーミングの真意は全く理解できませんが、眠れる野人・中西学が上昇気流に乗ってきたことは間違いない模様。
リング上でのパワー殺法はもちろん、天山、マシンら喋りの達人との「プロレス語」が飛び交う中西問答は圧巻の一語でした。
なぜか中西シンパが多いテレビ朝日プロレス部隊。
最後に「上からドン」をもう一吠えさせるあたりは、綿々と織り成された愛と信頼があってこその大・中西ワールドです。
中邑真輔のクネクネインターコンチ防衛戦に好青年・プリンスデヴィットのヒールターンと、中西劇場以外の2試合もかなり濃厚な内容。
今の新日はどこを切っても面白い。90年代前半の全日「明るく楽しく激しいプロレス」をなぜか思い出しました。