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2012/11/10

WWE「ヘル・イン・ア・セル2012」

録画した日〔2012/11/9:スカチャン4〕

標題のヘル・イン・ア・セル戦はメイン「CMパンクvsライバック」のみという、やや看板倒れのPPV大会。元は「ノー・マーシー」という名称でした。
今回の開催地はジョージア州アトランタのフィリップスアリーナ、大会テーマ曲提供はY2J・ジェリコがボーカルを務める「Fozzy」です。
「どこも悪くない」はずのジョンシナが何故か不在のメイン戦。
挑戦者の”Feed Me More”ライバックに、WWE王者CMパンク(withポールヘイマン)がビビりまくっているというのが戦前の構図でした。
試合は予想どおり怪物ライバックが圧倒。超絶パワー殺法の前に大苦戦していたCMパンクですが、ここにまさかの援軍が…。
殺人技シェルショックを決めようとパンクを担ぎ上げたライバックに、何とレフェリー(名前未確認)がリックフレアーばりの急所攻撃を敢行。敢えなくライバックはそのままピンフォール負けです。
激昂状態のライバックは、金網の天井でCMパンクをシェルショック葬。
ミックフォーリー&アンダーテイカーの金網突き抜け芸はさすがに再現されませんでしたが、デビュー以来初黒星のライバックは引き続き最強無双キャラをキープします。
てっきり「非番」のジョンシナが乱入して今後の遺恨抗争のネタ振りをするもんだと思ってたんですが、失神CMパンクからの怪物ライバックのドアップターンでPPVは終了。
シナは、前回RAWで勃発したAJ・リー関連のスキャンダル案件に専念するのでしょうか。まぁそれならそれで、次回RAWおよび伝統PPV「サバイバーシリーズ」が楽しみになります。
今回PPV「ヘル・イン・ア・セル」は、ライバックのブレークスルー回として取り敢えず大成功といった所でしょうか。

アルベルト・デル・リオvs毒蛇オートン
プロレス界の超良血同士による因縁マッチ。
終始左腕を攻撃され続けたオートンが、空中捕獲式RKOでデルリオを撃沈しました。

ケイン&ブライアンvsローデス&ダミアンサンドゥ
どっちがヒールだかはっきりしないタッグ王座戦。
ブライアンの誤爆でぶちきれたケインが反則暴走の不透明決着となりました。

キングストンvsミズ
知らないうちになんとなくIC王者になっていたキングストンと前王者・ミズのリターンマッチ。
なんとなくコフィが初防衛に成功しました。

アントニオ・セザーロvsジャスティン・ガブリエル
本日最初のトイレ休憩はUS王座戦。
ゴッチ式パイルドライバーみたいな技でセザーロの完勝です。

プライムタイムプレイヤーズvsミステリオ&シンカラ
コレまたよく分からんタッグ戦。
ミステリオ組の勝利となりましたが、お客さんのテンション低下が気になります。

なぜかローリングストーンズ告知
ロック界のメイ・ヤングこと、デビュー50周年RollingStonesのLIVEPPV告知。
これはM・ジャガーRAW参戦のフリなのか?、だとしたら死んでもいい程の大事件です。

シェイマスvsビッグショー
スマックダウン側メインの世界ヘビー級戦。
凶弾WMD2発で、ビッグショーが見事にベルトを奪取しました。

クズ女イヴvsレイラvsケイトリン
前回PPVのケイトリン襲撃事件を引きずる、トリプルスレッド形式のディーバ王座戦。
クズ女イヴが、ややズルしていただき的に堂々の王座防衛です。

プロレスの星 アステカイザー #8「チャンピオンへの道」

録画した日〔2012/10/30:チャンネルNECO〕

東都プロレスのボンクラ練習生・ゴローのお父さんが上京。
さっぱり芽の出ないバカ息子を田舎へ連れて帰ろうと説得を始めます。
プロレスと仲間が大好きなゴローは、当然のごとく帰郷要請を拒否。
しかしこのタダ飯喰らい、スター性ゼロのスットコドッコイ顔は言うまでもなく160cmチョットしかない身長から、華やかな昭和プロレス界では到底ブレークしそうにありません。
新日系の東都プロレスだけに「同じ小兵のヤマハブラザースぐらいにはなれるかも」と勘違いしてるのだとしたら、コシティで後頭部をカチ割ってやるのが彼のためでしょう。
息子の情熱にほだされたお父さんは、理不尽にもヒール軍・ブラックミスト成敗を条件にプロレス修行続行を認めます。
そしてさっそくマッチメイクされた、ゴロー対ブラックミスト傭兵のノーピープルマッチ。
やけに協力的なヒール軍・ブラックミスト、これは仇敵アステカイザーおびき出し作戦と解釈すべきでしょうか。
ブヨブヨの体に中途半端な田吾作スタイルの練習生ゴロー。目も当てられないショッパイ「デビュー戦」です。
これでは昭和の茶の間でプロレスが舐められる可能性大、全面協力・キングオブスポーツ新日プロの検閲はなかったのでしょうか。
一枚看板・アステカイザーは、ゴローの試合に乱入したサイボーグ格闘士・バズソーオルテガ封じで満を持して登場。
戦闘シーンでは豪快なブレーンバスターを披露します。
技も豊富でしっかり「動ける」アステカイザーですが、フィニッシュムーブのアニメ化仕様は改善されないまま。
それより何より、新日プロ精鋭軍の登場は今回も無しという、「プロレスの星」に遠く及ばない悪質マニフェスト破りが続きます。
前回大泉滉に続き今回のゴローと、オーラゼロの華もへったくれも無い運動音痴野郎を連続プッシュ。
プロレスファンどころか、ヒーローもの、戦隊ものファンも置き去りにする暴走っぷりは目に余ります。
そろそろ過激な仕掛け人・新間寿あたりが巨大風呂敷を広げてテコ入れしてくれるといいのですが…。

タイガーマスク #31「大雪山の猛特訓」

録画した日〔2012/11/2:TOKYOMX〕

「南米の血まみれの星」という触れ込みで、スター&ウルサスのアポロン兄弟が来日。
この兄弟タッグに虎の穴・ミスターXはノータッチ、日プロ正規ルートでの招聘と思われます。
成田空港での緊急記者会見で「ヒョロなげぇ体」の馬場さんと「しゃくれたアゴ」の猪木を名指しで襲撃予告した弟・ウルサス。
日プロマット壊滅を宣言した強靭な大野獣は、ビール瓶を丸ごと喰らい尽くす驚愕の猛デモをブチ上げます。
一方の兄・スターは三つ揃えスーツに身を包んだ英国紳士風情。
プロレスラーの通行手形とも言える「握り潰しジュース」デモを期待するブン屋連中を尻目に、ご丁寧に果物ナイフで皮を剥いて美味しく日本のリンゴをいただきます。
殺人狂・ウルサスはさっそく日プロマットを席巻。番頭格の火の玉小僧・吉村道明を極悪反則攻撃で流血KOします。
これに激昴したセコンド・猪木&大木金太郎がたまらずリングインするものの、ブッカー馬場さんは「大事な商品同士、傷付け合っちゃもったいねぇ」と、順番に一騎討ちを組む約束をして大乱闘を未然抑止しました。
ジェントルマンの兄・スターは馬場さんの紹介で「嵐先生」を表敬訪問。その足で奈良&京都を優雅に散策し、日本文化を堪能します。
この古都訪問の模様は「スポーツニュース」で全国放送されるという破格の扱い。
フィクサー、メディア、そして日本のファンを最小ステップで掌握する兄・スター。見掛け倒しではない相当なヤリ手と思われます。
そんなアポロン台風が日プロマットに吹き荒れる中、我らが伊達タイガーは戦線離脱。極寒の大雪山で必殺技開発の極秘特訓(半裸)を敢行していました。
これはもちろんポジティブな離脱。極秘特訓からマスコミバレ(主に東スポ)のコンボは、一流レスラーが必ず通るプロレスの王道です。
平成初期にスーパージョッキーでたけし軍団がリメイクする「雪玉ころがし」を繰り返す伊達タイガー。
何だかよくわかりませんが、最終的には巨大ヒグマを相手に必殺技の開発が完了したようです。
なお、成果物の納品は次回放送のウルサス戦となりました。
山籠りの伊達タイガーを差し置いて、今回#31のストーリーのド真ん中に君臨したアポロン兄弟。
ヤンチャな弟と沈着な兄という構図は、後にテキサスの英雄・ザ・ファンクス(テリーファンク&ドリーファンクジュニア)へ受け継がれています。
全国プロレスファンを熱狂させたザ・ファンクスの兄弟ギミック。そのプロトタイプを既に昭和45年に提示しているあたりは、正統派プロレスアニメの面目躍如。梶原アニメの「プロレス脳」に感服するばかりです。

2012/11/09

WWEスマックダウン #688

録画した日〔2012/11/5:JSPORTS2〕

PPV「ヘル・イン・ア・セル」48時間前のロードアイランド大会。
決戦本番前に諸々の因縁のおさらい、膨らませが行われました。
何とも仰々しい”人間の壁”を介して対峙するのは、世界王者・シェイマスとその挑戦者ビッグショー。
それなりに屈強なWWEのセキュリティ陣ですが、有事の際に全く機能しないのはファンにとって折り込み済みの伝統芸です。
もちろん今回も、PPVを待ち切れない両雄のヒートに持ち堪えることができずリング上は無秩序大乱闘になってしまいました。
どうにも地味になりがちなシェイマスのPPV王座戦。例によって煽りは万全なので、あとは今度こその当日サプライズに期待。
カバン持ち・ジグラーが乱入してくれると楽しくなるんですが…。

<メモ>
  • ヨシ・タツ(Yoshi-Tatsu)、久々のシングル戦登場もミズの調整役に終わる
  • オートンvsデルリオのPPV戦にウェイドバレットがちょっかい
  • 襲撃犯イヴ、襲撃されたケイトリン、レイラの次回PPVでのトリプルスレッドマッチが決定
  • ジョンシナ、次回PPVでは事前番組への出演にとどまる模様

2012/11/08

プロレスの星 アステカイザー #7「おそるべき敵 怪奇魔人サタン・デモン」

録画した日〔2012/10/30:チャンネルNECO〕

相変わらずアステカイザーの正体を掴めないヒール軍ブラックミストの番頭・サタンデモン。
ボスの猛ゲキに押され、事情を知ってそうなインチキ記者・大泉滉を吊るし上げる戦法に打って出ます。
サタンデモン&大泉滉という貧乏臭い2ショットが今回のメインストリーム。
「何がやりたいんだ、コラ」と悪態をつく気力すら沸いてこない、視聴率1ケタ台必至のインケツっぷりです。
そしてもはや当たり前のように新日本プロ軍団の登場は無し。この放送を両国国技館あたりでパブリックビューイングした暁には、大暴動+マス席破壊でケロちゃん土下座は免れないでしょう。
そんな今回#7の貴重なプロレス要素は、新サイボーグ格闘士・バズソーオルテガとアステカイザーによる「テキサス・デモン・デスマッチ」。
四方を超金属の金網に囲まれたリングで行われる死の試合形式とのことですが、馬場-エリックが繰り広げた本来のテキサスデスマッチとは趣旨が違うと言えるでしょう。
日本のプロレスファンからすれば国際プロレス起源の「金網デスマッチ」、WWE流に言えば「ヘル・イン・ア・セル」といったニュアンスの新機軸デスマッチ。
しかし、ボクシング亀田くん似のバズソーオルテガ、アステカイザー共に金網を活かすムーブはありませんでした。
伝説の名手・アンダーテイカー、ミックフォーリーから地獄のレクチャーを受けたほうがいいと思います。
そんなこんなで睡魔すら逃げていくクソストーリーではありますが、京王”帝都”電鉄「つつじヶ丘」近辺在住の方にとっては感涙モノだったかもしれません。
1分ほどではありますが、昭和の薫りプンプンの1976年当時の駅前風景を確認することができます。

まあ、つつじヶ丘が東京のどの辺かも知らない私としては、前述のとおり暴動寸前の不毛展開、もはや金看板「プロレスの星」は下ろすべきでしょう。
HDDに録画がたまってるので、今後も見ることは見るんですけど…。

世界の料理ショー #4「がちょうの丸焼き デンマーク風」

放送時間〔8:00~8:25:テレビ東京〕

放送4回目にして“丸焼き”が初登場。
この番組の「~の丸焼き」および「~詰め」は高確率で名勝負が展開されるので、是非ともチェックをしておきたいところです。
伸るか反るかの大勝負に身が引き締まったのか、渋めのディナージャケット&蝶ネクタイ姿で登場した我らがグラハム・カー。
ビッグマッチ限定で黄色のロングガウンを着用するレボリューション・天龍源一郎を彷彿とさせます。
もちろん、フォーマルなのは着ているものだけ。
C調男・カーの軽妙トークは今日もフル回転。ワケの分からんイングリッシュ小咄でお客に着火、キッチンスタジオでは「詰め」から「焼き」まで喋りっぱなしのハイパフォーマンスを披露します。
ただ今回、正体不明のセコンド・スティーブへの理不尽暴言はありませんでした。
ガチョウ1羽(3.4kg)をまるまる使った豪快&豪勢な一品。
天才的話術に乗せて展開される「詰め」から「焼き」へのムーブは、オモシロ料理を極めたファンタジスタの名人芸と言えるでしょう。
ガチョウが入るオーブンがない、そもそもガチョウが売ってない、と昭和の家庭では「Don't Try This at Home -WWE」状態でしたが、多様化の21世紀なら再現できる家庭もあるのでは…。
今日あたり、都内の業務用スーパーからガチョウが消える事象が起きているかも知れません。
直近の丸焼き回は11月21日(水)「鶏丸焼きパイナップルづめ オーストリア風」。
しかし、来週11月14日(水)の「アップルフリッター スイス風」も丸焼き無しながら必見のようです。
Web上のマニア情報によれば、スティーブの不手際(?)によるキッチンスタジオ炎上事件が勃発するとの事。
昭和の子どもとしてはそんな場面あったっけ?、まぁ今後もビッグマッチを重点に懐かし気分に浸ろうと思います。

2012/11/07

座頭市物語 #19「故郷に虹を見た」

録画した日〔2012/9/1:時代劇専門チャンネル〕

必殺仕事人・藤田まことが仕事場を乗っ取られた料理人役で登場。
川っぺりでコイの活き造りをご馳走になった座頭市は、厳しく優しく藤田まことをサポートします。
藤田まことは義理の弟の罪をかぶって3年間放浪の旅に。その間に名門料亭だった実家は、ヒール軍の支配下でお下劣なキャバクラ系飲食店に劣化してしまいました。
おいしい料理目当てで訪れた座頭市は、あまりのヘボサービスっぷりに怒りの途中退席。
祇園のVIPにして芸能渡世随一の食通としては絶対に譲れないお店選びラインがあるのでしょう。
「自分が犠牲になれば家族が幸せになれる」と義を貫く藤田まことに対し、「それはオメェさんの身勝手じゃァねえのか?」と座頭市は珍しく説教モードを披露します。
しかしこれは2歳先輩・座頭市のツンデレ。弱きを助ける渡世人スピリットはもちろん健在です。
ラストでは、店だけでなく綺麗な妹さん・真野響子まで強奪しようとするヒール軍をメッタ斬り、名門料亭再建のアシストをしました。

冒頭、必殺料理人・藤田まことが華麗な包丁さばきで振舞ったコイの活き造りは、パラパラっと「塩」を振っていただく何ともウマそうな代物。
これにはグルメ王・座頭市もホッペを落っこどして大感激です。
刺身に塩は合うのだろうか?、スーパーでマグロでも買って試してみようと思います。

2012/11/06

WWEロウ #1013

録画した日〔2012/11/1:JSPORTS2〕

ニュージャージー大会開始前に、WWE上層部から呼び出しを食らったGMのAJ・リー。
緊急会議後に会長・ビンスマクマホンとリングに登場したAJは、何と「あるスターとの関係」を何者かに密告された事によるGM職引責辞任を発表しました。
「あるスター」「密告」という、なんとも膨らませやすいネタを投下しての辞任劇。
ニュージャージーが地元のAJはWWEへの感謝とお詫び、そして育った街への愛情を切々と語り完全ベビーターンを果たします。
突如空席となったGMの座に名乗りを上げたのは、ハゲデブ・ポールヘイマン。
しかし、会長ビンスはポールヘイマンの熱烈猛アピールをあっさりと却下。
ここまでは至極順当な流れだったんですが、この後ビンスは、事もあろうに熟女・ヴィッキーゲレロを「運営監督=スーパーバイザー」に任命してしまいます。
上機嫌の熟女ヴィッキーはスキャンダル失脚のAJに対し、所信表明の如く追い打ちの暴言を連発。
最後は例によっての大乱闘で業務引継ぎを完了しました。
ちなみに「運営監督=スーパーバイザー」とは、GM一歩手前の役職である様です。
気になる「あるスター」は番組後半であっさり判明。
PPVヘル・イン・ア・セルでは試合が組まれず、ちょっと暇してるジョンシナでした。
そんなこんなで降って湧いたおもしろ展開。とりあえず「密告者」は発覚しないまま”To be continued”となりました。
このままビンス、シナの2大巨頭が絡んでいくのであれば、AJにとって天井知らずの出世アングルとなります。
今年の始め頃は只のチビお姉ちゃんだったAJ。年末サバイバーシリーズに向けてトドメの大化けを見せて欲しいと思います。

<メモ>
  • そう言えばやってたタッグ王座挑戦権トーナメントは、ローデス&ダミアンサンドゥが優勝
  • クズ女イヴ、襲撃事件の証拠をケイトリンに掴まれた模様
  • ケイン&ブライアン「セラピー式ゲーム」で交流深める
  • シェイマスvsパンクのランバージャック戦、ヨシ・タツは要員に選ばれず

2012/11/05

ワールドプロレスリングLIVE第5弾~Super Jr. Tag Tournament Semi Final & Final~

録画した日〔2012/11/2:朝日ニュースター〕

新日のショートシリーズ「SUPER Jr.Tag Tournament」の準決勝&決勝を後楽園ホールから生中継。
ジュニア戦士以外に、棚橋、中邑、レインメーカー、テンコジ、永田、中西らのヘビー級オールスターも総登場しました。
オールスターの中には当然アイアンフィンガー・飯塚高史もラインナップ。
この後天性悪党は仇敵・野上アナを試合後に強襲。なんと聖地後楽園ホールのドレッシングルームまで引きずり込むという大暴挙を敢行します。
命からがら実況席にカムバックした野上アナは、哀れビショ濡れ半裸状態。
なんでも、ドレッシングルームで暴行された挙句、熱湯シャワーの洗礼を浴びてしまったようです。
ちなみにWikipediaによれば野上アナの奥さんは、同僚のテレビ朝日美人女子アナとの事。
だったら「おめぇはそれでいいや」。私はアイアンフィンガーにちょっと肩入れする事にします。
本編のタッグトーナメントは、KUSHIDA&アレックスシェリーの「タイムスプリッターズ」が田口&デイヴィッドを撃破して優勝。
IWGPタッグ王者「フォーエバー・フーリガンズ(ロメロ&コズロフ)」へのチャレンジをブチ上げました。
それにしても、新日のジュニアは層が厚い。巡ってきたチャンスをどこまで生かせるか、11.11大阪決戦で真価が問われるトーナメント王者です。

プロレスにやたらと力を入れてるCS朝日ニュースターは、例によってリング撤去まで放送。
そしてそんな力を入れるに値するクオリティを発揮しているのが今の新日です。
全部の試合にテーマを付加して、全て次のビッグマッチ11.11大阪大会へつなげていく構成。
金曜夜の試合なので超満員札止めではなかったようですが、マニアもビギナーも確実に楽しめる、パッケージプロレスとしての完成形に近づいているのではないでしょうか。

世界の料理ショー #1「ラム・カレー シンガポール風」

放送時間〔8:00~8:25:テレビ東京〕

昭和43~46年にかけて北米カナダで放送され、後に38か国にネットワークされたワールドワイドな料理番組(原題_The Galloping Gourmet)。
英国生まれの料理研究家・グラハムカー(Graham Kerr)が毎回世界各国の超豪華料理をスタジオで再現してお客さんに振る舞うというコンセプトです。
一枚看板・グラハムカーのファイトスタイルは基本的にラフ一辺倒。
計量は原則目分量で、適当にワイン飲みながら観客にバカな事言いつつ、ハイカロリーな世界の傑作料理を作り上げます。
今回#1では「ラム・カレー シンガポール風」にチャレンジしましたが、素材的にも手法的にも仰天サプライズはなし。初回だけあってカーのコンディションは仕上がり途上といったところでしょうか。
最初のビッグマッチと思われる11/8(木)「がちょう丸焼き デンマーク風」に期待です。
そしてカーのウリの一つが、正体不明のセコンド“スティーブ”に仕掛ける理不尽暴言。
私の記憶では「なぁにやってんだスティーブ」「スティーブ、鍋洗っとけよ」ってな感じでいろんなバリエーションがあったはず。
ちなみに今回ラムカレーでも「スティーブ、ケシの実買い忘れただろ」「コレ明日の原稿だろ、スティーブ」etc…と散々でした。
フライパンが真っ赤に燃える火炎殺法や昭和の台所にあるべくもない巨大オーブン等々、子供期の私は土曜日の昼だか夕方に放送されてたこのファンタジー溢れる料理ショーに釘付けでした。
周りに「フリーク」も多く、友達宅に集合し、放送が始まるとファミコン中断→カー観戦にシフトした楽しい思い出もあります。

飽食ここに極まれりの21世紀にまさかの大復活。これぞ関東の異端児・テレビ東京の真骨頂と言えるでしょう。
願わくば、朝8時ではなく夜23時過ぎのオッサン有利な時間帯に再放送してほしかった。
「その辺なんとかできねぇのか、スティーブ」と悪態をつきたいところですが、とりあえず番組名予約で全52回録っておこうと思います。