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2012/11/10

プロレスの星 アステカイザー #8「チャンピオンへの道」

録画した日〔2012/10/30:チャンネルNECO〕

東都プロレスのボンクラ練習生・ゴローのお父さんが上京。
さっぱり芽の出ないバカ息子を田舎へ連れて帰ろうと説得を始めます。
プロレスと仲間が大好きなゴローは、当然のごとく帰郷要請を拒否。
しかしこのタダ飯喰らい、スター性ゼロのスットコドッコイ顔は言うまでもなく160cmチョットしかない身長から、華やかな昭和プロレス界では到底ブレークしそうにありません。
新日系の東都プロレスだけに「同じ小兵のヤマハブラザースぐらいにはなれるかも」と勘違いしてるのだとしたら、コシティで後頭部をカチ割ってやるのが彼のためでしょう。
息子の情熱にほだされたお父さんは、理不尽にもヒール軍・ブラックミスト成敗を条件にプロレス修行続行を認めます。
そしてさっそくマッチメイクされた、ゴロー対ブラックミスト傭兵のノーピープルマッチ。
やけに協力的なヒール軍・ブラックミスト、これは仇敵アステカイザーおびき出し作戦と解釈すべきでしょうか。
ブヨブヨの体に中途半端な田吾作スタイルの練習生ゴロー。目も当てられないショッパイ「デビュー戦」です。
これでは昭和の茶の間でプロレスが舐められる可能性大、全面協力・キングオブスポーツ新日プロの検閲はなかったのでしょうか。
一枚看板・アステカイザーは、ゴローの試合に乱入したサイボーグ格闘士・バズソーオルテガ封じで満を持して登場。
戦闘シーンでは豪快なブレーンバスターを披露します。
技も豊富でしっかり「動ける」アステカイザーですが、フィニッシュムーブのアニメ化仕様は改善されないまま。
それより何より、新日プロ精鋭軍の登場は今回も無しという、「プロレスの星」に遠く及ばない悪質マニフェスト破りが続きます。
前回大泉滉に続き今回のゴローと、オーラゼロの華もへったくれも無い運動音痴野郎を連続プッシュ。
プロレスファンどころか、ヒーローもの、戦隊ものファンも置き去りにする暴走っぷりは目に余ります。
そろそろ過激な仕掛け人・新間寿あたりが巨大風呂敷を広げてテコ入れしてくれるといいのですが…。