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2015/05/14

WWEスマックダウン #819

録画した日〔2015/5/11:JSPORTS3〕

今やすっかりストーリーの本線に立っているセスロリンズとケイン。
この日のイリノイ大会でも内輪揉めネタを引っ張ります。
例によってトリプルH夫妻はお休みで、オートンやビッグショー、シナ、ブライアンらも休養というこの日の陣容(ブライアンは病欠)。
そんな「とりあえずお前らで回しとけ」的な丸投げにキッチリ応えるロリンズ、ケインとチビ護衛2人。
これぞBest For Business。夏のボーナスは奮発してあげてほしいものです。
休まず頑張ってるのはロマンレインズも同じ。この日はケインとシングル戦が組まれました。
ちなみに彼の場合、PPVまでにお客さんからのブーイング削減という切実な目標アリ。おちおち休んでなんかいられないのでしょう。
メインはロリンズvsアンブローズの元シールド対決。
こうやって見るとレインズともどもシールドの3人は実に優秀。ウザく乱入ばっかりしてたデビュー当初には想像できませんでした。
次回PPVのメインはロリンズとレインズが参加する三つ巴戦(もう1人はオートン)。
現状は蚊帳の外のアンブローズですが、腐らず頑張ってシールドが伝説のユニットと呼ばれるまで押し上げてほしいと思います。
それに比べて同期の同じ3人組・ワイアット一家は…。こちらは「おめぇはそれでイイや」の領域です。

<メモ>
  • 唐突に復活したキング・オブ・ザ・リングがもう終わってた模様(優勝=ウェイドバレット)
  • 元ダミアンミズドゥが「サンドゥ」に戻って再始動

2015/05/11

WWEロウ #1144

録画した日〔2015/5/9:JSPORTS2〕

PPV「エクストリーム・ルールズ」から一夜明けたグリーンベイ大会。
WWE王者・セスロリンズの増長はこの日も止まりません。
「結果的に」という前置きは必要でしょうが、前夜のベルト防衛劇においてもやっぱりケインに助けてもらったロリンズ。
しかし例によって感謝や敬意の姿勢はゼロ。全ては自分の実力であると殊更に主張しました。
そんなシャクに障る小物野郎を超大物カナダ人ヒール・ジャスティンビーバー(Justin Biever)に例えたケイン。
この日もトリプルH夫妻欠勤によりリング内外全権を掌握しており、ノセたり落としたりの対応にも余裕が感じられます。
この内輪揉め最中に登場したのはオートンとレインズ。それぞれロリンズにやり込められている2人は早急なリマッチを要求します。
ちなみにオートンは前夜の「RKO禁止」関連の状況整理も訴えるべきなのですが踏み込んでの言及は無し。レインズを交えての新たなストーリー作りが優先なのでしょう。
3人による丁々発止の論戦を受けたケインはさっそく強権発動。
オートンとレインズにタッグを組ませ、ロリンズの相方は自らが務めるという波乱必至のメイン戦をブチ上げました。
そしてこのメイン戦より重要度が高かったのが次回PPVにおける王座戦カード決定案件。
ここでケインが発した強権は、ガバガバ集計ロジックでおなじみの「WWE公式アプリ投票」にその決定を委ねるというものでした。
3人の運命を握るこれまたガバガバな投票対象は以下の3択。
  1. ロリンズvsレインズ
  2. ロリンズvsオートン
  3. 3人ひとまとめでトリプルスレッド戦
熱心なWWEユニバースの投票結果は言うまでもなく「3」となります。
ポイントはRoad to WrestleManiaでゴリ押し失敗したレインズの仕切り直し参戦ですが、客席ではこの日も何となくブーイングが燻ってる感じ。
本番を盛り上げるためにも、ここは全社一丸でリカバリしてほしいところです。

<メモ>
  • 由緒あるトーナメント「King of the Ring」が微妙なメンバーで唐突に復活
  • ワイアットが弟・ボーダラスと試合した直後のライバックを急襲
  • PPVを病欠したダニエルブライアンの絡みで、嫁のベラ妹が何となくベビーフェイス化
  • ファンダンゴに捨てられたローザメンデスが、同類のバカ・アダムローズに急接近

2015/05/10

WWE PPVスペシャル「エクストリーム・ルールズ 2015」

録画した日〔2015/5/7:スカチャン1〕

CMパンクを忘れられないシカゴで開催されたPPV。
メインはロリンズvs毒蛇オートンの金網デスマッチです。
この王座戦のカギは「門番ケイン」&「RKO禁止」でした。
まず動いたのは門番の方。全WWEユニバースの予想どおり職務を放棄すると、オートン→ロリンズの順にチョークスラムを敢行。私怨渦巻くロリンズをオートンの上にちょこんと乗っけて、いちおうAuthority軍現場責任者としての体裁を保ちます。
KO状態の両者。かなり雑なアシストながらこれでロリンズの防衛と思われたところ、オートンはカウント2ギリギリで返してなんとケインにRKO。
これは「禁止」の範疇なのか?、その判断もつかぬうちにリング上では更なるカオスが展開されます。
ちゃっかり蘇生してたロリンズから掟破りの逆RKOを食らってしまったオートン。こっちはこっちで「禁止」の範疇なのか?
いずれにせよオートンは自らの必殺技で悶絶、仇敵の金網脱出になすすべなし。誇り高き毒蛇にとってこれ以上ない屈辱でしょう。
今後噴出するであろう「RKO禁止」にまつわるああだこうだの論争。その手があったか、的な面白アングルです。
ただ、こうしたレギュレーションやら定義やらはWWEお得意の「調印式」で確認しとくべきだったのかもしれません。

①アンブローズvsハーパー(シカゴストリートファイト戦)
シカゴの名を冠した第一試合は、猛攻から逃げるハーパーが駐車場の車を盗難、それに飛び乗ったアンブローズとシカゴの街に消えていくという前代未聞の地域密着都市型エクストリーム決着に。
ただしルール上は「決着」ではなく、2人が戻ってくるまで試合続行という解釈になるんだそうです。

②ジグラーvsシェイマス(負けたらお尻にキス戦)
ピュアな昭和プロレス世代には全く理解できない破廉恥エクストリーム戦。
勝ったのはジグラーでしたが、敗者・シェイマスはお尻にキスするふりして急所打ち一閃。まんまとジグラーの唇を奪いました(お尻で)。

③WWEタッグ王座戦:キッド&セザーロvsニューデイ(のうちの2人)
「New,Day,Sucks!!」のチャントが心地いい成り行きヒール3人組がタッグベルトを奪取。
プッシュに対するファンの反発が思わぬ好アングルにつながっちゃったという、WWEとしては今後の試金石としたいレアケースではないでしょうか。

④アンブローズvsハーパーのつづき
新王者ニューデイのインタビュー中に車で戻ってきた2人。最後はアンブローズがリングの上できっちりケリを付けました。
それにしてもこのバカ2人はシカゴのド真ん中でどんなエクストリームドライブを繰り広げてたのか?、ドライブレコーダーの公開が待たれます。

⑤US王座戦:シナvsルセフ(ロシア式チェーン戦)
チェーンで繋がれた状態で4隅のコーナーにタッチした方が勝ちというワフーマクダニエル的ルールの王座戦。
異常なまでのデスマッチ適性を誇るシナが貫禄の防衛を果たしましたが、それよりも試合途中に勃発したルセフとラナ嬢の仲間割れが気になって仕方ありません。

⑥ディーバ王座戦:ベラ姉vsナオミ
実力者・AJリーの引退でますますスカスカとなったディーバ戦線。
ベラ姉が防衛に成功しましたが、そんな事よりナオミの「靴底が光るリングシューズ」はプロレス史に輝く大発明なんじゃないかと思います。

⑦ビッグショーvsロマンレインズ(ラストマン・スタンディング戦)
レインズにとってはレッスルマニアにおけるゴリ押し失敗からの仕切り直し。無鉄砲なベビーフェイスとしてビッグショーを粉砕しました。
特筆すべきはデカくて強くて悪い大巨人。こんなとき実に頼りになる存在です。

⑧ライバックvsボーダラス(余興)
傍若無人なシカゴバッシング演説をブチ上げたボーダラスをこの日非番だったライバックが緊急乱入して瞬殺。
ちなみにボーの実の兄貴・ワイアットもこの日は非番。弟のボーが顔を似せて復帰してきたのは次なるバカ展開への布石なのでしょうか。