Translate

2016/03/25

ワールドプロレスリング ~IWGPジュニアヘビー級KUSHIDAvsBUSHI エルガン、ホワイトvs内藤、EVIL

録画した日〔2016/3/20:テレビ朝日〕

2.11大阪大会でIWGP戦8連敗という不名誉な記録を作ってしまった後藤洋央紀。
3日後の長岡大会では王者オカダと6人タッグでの再戦が組まれました。
雪辱を期したにもかかわらず後藤は全くいいところなしでCHAOS軍に完敗。
挙げ句試合後には「元気ないですね」「CHAOS入りませんか?」と若き王者からエールを贈られるという屈辱も…。
泥濘に悶える荒武者はこれに応えず無言のままドレッシングルームへと引き上げます。
「リングに上がる資格はない…」と蚊の鳴くような声で心情を吐露する後藤。
次期シリーズは過去3度の優勝を誇る「NEW JAPAN CUP」。しかし今のままでは優勝どころかエントリーすら赤信号。
禁断のCHAOS入りか、はたまた引退か。自ら招いた災禍とはいえ八方塞がりの緊急事態です。
それから半月後の3月1日、神奈川県南足柄市の「夕日の滝」に白装束の後藤の姿が。
もちろん目的はプロレスラーの専売特許“滝行”。
水温2度、気温零下1度という超過酷コンディションの中、苦悩の荒武者は90秒に渡る情念の猛デモを敢行しました。
90秒が長いか短いかの議論はともかく、落差23mの大瀑布に打たれすっかり憑き物が落ちた荒武者。
カップ戦開幕はこの2日後。前人未到のV4へ確かな手応えを感じたようです。
ちなみにるるぶで「夕日の滝」について確認すると“キャンプ”、“BBQ”、“川あそび”などEnjoyワードがいっぱい。都内から1時間半で出掛けられるスポットのようです。

伝統手法に基づいた荒武者後藤の迷走修行コント。私たち昭和世代には堪らないものがありました。
このほかトランキーロ内藤がオーナー批判をブチ上げるなど新展開がいろいろ充実の新日。中邑ら一連の大量離脱がほど良い新陳代謝につながったと解釈したいと思います。