Translate

2012/05/05

新・座頭市Ⅰ #15「仕込杖が怒りに燃えた」

録画した日〔2012/1/24:BSフジ〕

悪徳親分にハメられて座頭市に斬られた男。彼には残された妻子がいました。
この薄幸の妻役が真野響子。
夫を斬った張本人座頭市の贖罪に、次第に心を開いていく真野響子と子役の坊ちゃん。しかし今回もバッドエンドでした…。
#15の監督は座頭市本人。ストーリー序盤でさっそく家一軒燃やしてます。
このTVシリーズ、製作費の相場が800万円/回の時代に、毎回2000万円超も突っ込んでいたとのこと。
しかし、座頭市=勝新太郎のスピリットを映像化するにはそれでも足りず、常に予算ギリギリで自転車操業していたそうです。
スタッフの苦労は計り知れませんが、そうして残した作品だからこそ、世紀を跨いでもなおエンターテイメントとして楽しまれているのでしょう。