ワールドカップ最終予選#4「 日本vsイラク ~埼玉スタジアム」の結果を受けて、日本代表に文句を言う討論番組。
今回は狂気のサイドバック・都並敏史、モノ書き・金子達仁の両氏がゲストです。
メジャー局・テレビ朝日との金銭的天秤で、例によってスカパースタジオ参戦をスッぽかした番組主宰・セルジオさん。
またもや「背番号10」不在の討論開始となってしまいました…。
しかし今回、スカパーはダブルブッキング問題にメスを入れ放送時間を1時間繰り下げる大英断を敢行。結果これが吉と出ます。
討論開始15分後、セルジオさんは「勝手に始めてんじゃねぇよ、都並、オラ」と貫禄のヒールモードを漂わせつつ、スタジオのセンターに無事降臨しました。
そんなセルジオさんのオレ様大暴走は想定内なのですが、問題は初参戦のモノ書き・金子氏でした。
この金子氏、本来なら2時間前に来て雑巾掛けしてなきゃいけないカーストの分際で、なんとセルジオさんに追随して討論開始時間に遅刻。
サッカー解説における欧州かぶれのインチキ溜息「ふいぃー」禁止など、彼には何らかの制裁が必要と思われます。
代表が1-0でノルマを果たしたこともあり、討論は穏やかに展開。
セルジオさんはじめ「戦術ならイラクの勝ち」と敵将ジーコを絶賛します。日本が勝ってジーコがほめられるという、ジーコ好きの私としては何とも清々しい結果となりました。
マスコミもファンも、代表戦でオイシイ思いをしたいなら「J」を軽視するんじゃねえぞ、特にマスコミ楽してんなよ、ということです。
討論の主宰にしてテレビ朝日の看板・セルジオさん。
さっそくこの案件を、利害関係超越のキラーモードで六本木ヒルズに行って直訴してもらいましょう。
次回は11月のアウェイ・オマーン戦。ここで勝ち点3を取れれば、ブラジル行きはほぼ確定となる模様。
ヒリヒリのアツい議論が勃発しないままこの番組が役割を終える可能性高し…、ちょっと寂しい気がしますが、これも日本サッカーの進化という事になるんでしょう。