昭和47年のならず者・Rollingstonesによる、ツアーだかレコーディングだかの合同演習らしきセッションフィルム。
ネットで調べたところ、ネタ元はドイツ老舗音楽番組“Beat-Club”のオクラ入りフィルム「JamSession(StudioLive in1972)」とかいうモノらしいんですが、そのコンセプト等、諸々の背景はよくわかりません。
どっかの雑然としたスタジオに私服で集まったStones(+イワンスチュワート)。
リラックスモードの5+1は、いかにもマニア受けするルーズなジャムセッションを和気藹々と展開します。
放送時間はサクッと30分。セットリストは以下の4曲でした。
- Shake Your Hip
- Tumbling Dice(2セット)
- タイトル不明。キース&リズム隊の即興演奏 ※ミックは見学
- Loving Cup
ただ、「Tumbling Dice ~ダイスをころがせ」は今回の合同演習バージョンの方が本編よりカッコいい、ラフな転がせ感(?)が出てる気がします。
そしてこのフィルムのハイライトは「Loving Cup」で炸裂するミック&キースの幼なじみワンマイク芸。
今回は、裏ボス・チャーリーのスティック越しというレアカットです。
これだけでも見る価値がある、ロックの殿堂級様式美でしょう。
この時期のオフショットフィルムは「コックサッカーブルース」「ストーンズインエグザイル」など公式、ブート、硬軟入り交じって意外と豊富。
両ミックやキースたちのロックスターなオシャレファッションを眺めるだけでも楽しい、ウイスキーをチビチビ飲みながらがピッタリなリラックスモードのアーカイブでした。