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2012/10/14

プロレスの星 アステカイザー #2「恐怖のサイボーグ格闘士」

録画した日〔2012/10/9:チャンネルNECO〕

前回の後楽園大会に彗星の如く現れたアステカイザー。
今回#2では、その緊急参戦までの顛末が明かされました。
アステカイザーの中の人は、東都プロレスを退団した「鷹羽俊(たかばしゅん)」。
プロレス大好き・速水博士が開発した「アステック樹脂」製の「ファイティングスーツ」に身を包むことでプロレスの星へ変身するというギミックです。
ちなみに番組タイトルにもある”星”とは、アステカイザーの額に埋め込まれたアステカの秘宝「アステカの星」であり、ヒール軍・ブラックミストはこの秘宝略奪を企てています。
私としてはそんなアステカイザー案件はどうでもよく、全面協力を謳う新日本プロレス精鋭陣の登場だけが視聴のポイントです。
しかし今回、撮影と地方巡業がカチ合ってしまったのかレスラーの出演は無し。
東京体育館大会のポスター(別カットで大宮スケートセンター大会も)が映り込んだだけの寂しい展開でした。

新日勢不在のメイン戦は、特撮の聖地・採石場で繰り広げられた「アステカイザーvs恐怖のサイボーグ格闘士ブラディホーネット」のファイヤーデスマッチ。
なおこの試合形式は、平成4年のFMWニチイ三田店駐車場特設リング大会における「大仁田&ターザン後藤vsシーク&サブゥー」のノーロープ有刺鉄線トルネードタッグ・ファイヤーデスマッチに伝承されています。
熱だけでなく、燃焼による酸欠も襲いかかるという”火の怖さ”を教えてくれた曰く付きのデスマッチ。その起源は16年前のどっかの採石場にあったという事でしょうか。
2話目にして早くもプロレスシーンがなくなったストーリー。「オレはもう関係ねぇですから、ンムフフフ」と総帥・猪木は早々に手を引いた模様です。
フィニッシュムーブだけアニメ化される仕様も改善の見込みなし。
ファン的には撤退も視野に入れる必要アリの、先行き不安な”プロレス番組”です。