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2012/10/16

世界の競馬 2012「凱旋門賞」

録画した日〔2012/10/14:NHKBS1〕

海外でビッグレースがあったらその都度放送される競馬番組。
今回は最狂の三冠馬・オルフェーブルが2着惜敗した「凱旋門賞」の振り返りです。
競馬好きとしてはもはや直視したくない、悔しい悔しいの10乗ぐらいの域に達している最高峰レースの回顧。
しかし、番組レギュラーの日本競馬大正義・岡部幸雄元ジョッキーが解説してくれるとあらば、メンタル的決着を付けるためにも刮目せざるを得ません。
岡部さんの見解は「仕掛け早すぎ」「チギってやろうって思っちゃったのかもね」というもの。
薄々と感じていた「敗因、スミヨンじゃね?」疑惑を何とも爽やかにあっさり口調でブチ上げてくれました。

じゃあ、スミヨンじゃなきゃ勝てたのか?、自問自答、妄想のタネは尽きません。
この「2着案件」のモヤモヤが晴れるのは、日本馬が凱旋門賞をゲットする瞬間という事になります。
そんな我々競馬好きにとっての一服の清涼剤は、オルフェ暴走阻止のために大外ブン回しを炸裂させたアヴェンティーノ兄貴。VTRで見るとその献身ぶりに脱帽するしかありません。
岡部さんもそんなチームジャパン重鎮の活躍にしっかりとスポットを当てて解説してくれました。
次走、JCか有馬あたりの凱旋舞台を用意してあげてほしいです。
なお、番組進行は自称競馬好きのウェンツ瑛士さん。
しかし、この競馬好きギミックはビジネス上のものではないようです。岡部さんとの会話中「斤量」ってフレーズをごく自然に使ったシーンで、私は安直にそう判断しました。
無知な競馬好きとしては、どんな形でもいいので答えを見つけたいオルフェの2着案件。
馬優先主義の2900勝ジョッキー・岡部さんによる解説は、精神安定に充分な良薬を与えてくれました。

後はもう一人の大正義・武豊ジョッキーの見解を聞きたい所。次回「武豊TVⅡ」でのコメントは注目です。
なお、ご本人は当日飛行機乗っててレースは見ていなかったようですが…。