4月6日に行われた両国大会「INVATION ATTACK 2014」からの2試合。
メインのIWGPインターコンチネンタル戦では、中邑真輔が王者・棚橋を倒して3度目の戴冠を果たしました。
虎の子奪還でご満悦の中邑を待っていたのは”すっげぇCHAOS”。
ビッグマッチ後恒例の次期チャレンジャー立候補イベントで、思いもよらぬ面々がリングに乱入してきてしまいます。
白ベルトに照準を合わせたのは、この両国決戦で矢野&飯塚の極悪コンビを返り討ちにしたグレイシー軍団でした。
なんと髪の短いほうと中邑は2002年の大晦日「INOKI BOM-BA-YE 2002」で一騎討ち、中邑がタップアウト負けしてたとの事。
私はそんな試合があった事すら覚えてませんでしたが、中邑にとっては何ともイタい黒歴史の再発掘。これはチャレンジを受諾するしかありません。
そこに追加乱入したのは1.4ドームからグレイシー軍団との因縁を引き摺るIQレスラー桜庭和志。
中邑とは1年前の1.4ドームで対戦した因縁がありますが今はノーサイド、このCHAOSに乗じて仕切り直しのグレイシー退治を企てます。
結局4人は、ひとまず5.3福岡大会でタッグマッチをすることに。
3人を掃かせてリングに残った中邑は「イヤァオ」連呼で両国決戦を締めくくります。
今や安心して「締め」を託せる選ばれし神の子。棚橋、オカダとともに看板スターとしてのポジションをきっちり確保しています。
やや気になるのは、新日の本線であるIWGPヘビー王者・オカダカズチカの小休止っぷり。
1.4ドームでメインを外されたかと思ったら、今回の両国決戦ではタイトル戦自体が組まれなかった模樣。
今は「仕込み」および「タメ」の時期、次なるブレイクへの充電期間であると思いたいところです。