放送時間〔2:50~3:20:テレビ朝日〕
選手別のG1クライマックス振り返り。
先週のレインメーカー・オカダに続き、今週はブルージャスティス・永田裕志がクローズアップされました。
真夏の本場所だけあって、本来ビッグマッチ限定の「白目殺法」を全試合で炸裂させる極限のエマージェンシー状態。
しかしよくよく考えてみると、白目殺法で相手をタップさせたシーンは今まで一度もないような…。
もはや白目はプロレス技にあらず、青義の神を降臨させる荘厳なセレモニーなのかもしれません。
そしてテレビ朝日プロレス班は、G1開幕前に挙行されていた極秘トレ「アナウンス特訓」をスッパ抜いた大スクープ映像を公開。
地獄のアナウンサー養成所に飛び込み、壮絶な早口言葉レッスンを受ける永田裕志は青義の鬼神そのもののド迫力です。
新日の失策である総合格闘技路線では「戦犯」扱いの不遇を受けていたブルージャスティス。
私も正直、その風潮に乗っかって”永田嫌い”の時期がありました。
しかし今は、セルフサービスで銅像にもなるプロレスヒーロー。
現在44歳、選手としては晩年なのかも知れませんが、酸いも甘いも噛み分けてきたそのキャリアでプロレスの奥深さを見せ続けてほしいです。