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2013/09/01

WWEロウ #1056

録画した日〔2013/8/30:JSPORTS2〕

物議を醸す結末となったPPV「サマースラム」から24時間後のアナハイム大会。
メインのリングでは、いわく付きの新WWE王者・ランディオートンの戴冠式が決行されました。
主役オートンの登場前、長々と大演説を展開するトリプルH。曰く、前夜の「事変」はすべてWWEの大正義に基づくもの。
今後もこの調子で義父ビンス、嫁ステファニーとどんどん悪い事やっていくという、真っ黒なマニフェストをブチ上げます。
新王者オートンはそんなビンス家の子分というポジションではなく、あくまで利害関係が一致したんで一緒に悪い事していこうというニュートラルなスタンス。
会場の大声援を受けるブライアンに必殺RKOを炸裂し、完全ヒールターンを猛アピールしました。
オートンの”復権”だけでも堪らないところが、トリプルHとの復縁、おまけにビンス家の総ヒール化と良い事ずくめだったサマースラムの顛末。
ビンス父娘、トリプルH、オートン4人とも、やっぱり悪い事してる姿が一番似合います。
今後の展開は無限の可能性。
おバカ路線に行くも良し、ケンカ別れするも良し、何やかんやであと1年ぐらいは引っ張れるのではないでしょうか。
そんなお祝いムードの中、残念極まりないのが前王者・ジョンシナの戦線離脱。
見るからにヤバそうな左ヒジ(ソフトボール大のコブ)手術のため、最大半年の休場になるようです。
限りなく空気の読めないWWEファンのブーイングで見送られたWWEのトップスター。帰還はサバイバーシリーズあたりでしょうか。
その際は、ナミダ誘発の大歓声で迎えられる事を心から期待しています。
このサマースラムからの一連の流れ、画面の中心には常に婿殿・トリプルHが君臨していました。
これは御大ビンスからの悪の事業継承なのか。
存在感抜群の「3代目」は、ビンスだけでなく見ている我々からしても文句なしの頼れる正統後継者といえるでしょう。

<メモ>
  • 人気番組「Total Divas」出演のファンクザウルス踊り子が、WWE本流のトップ・AJ&レイラ組を撃破
  • トリプルH批判のジグラーが、シールドとの1対3理不尽ハンデ戦を強いられる
  • すっかり便利屋扱いのシールドはビッグショーとのハンデ戦もきっちり消化
  • デル・リオとRVDの抗争開始。デル・リオの元専属リングアナはRVDと結託
  • 完全にネタ切れのライバック、弱い者いじめキャラ確立に必死の模様