今月の上旬、知らないうちに来日していつの間にか帰国してたウェイドバレット。
この英国生まれの現役インターコンチネンタル王者が、日本の視聴者にWWEの魅力をブチ上げる15分番組です。
古今東西ヒールレスラーのご多分に漏れず、全身からイイ奴オーラがほとばしっているウェイド。
御大・ビンスマクマホンに対し「オレの邪魔をしたら痛い目にあわせてやる」など不穏な発言も飛び出しましたが、本当のワルだったら2泊2日(6/5に来日-6/7早朝に出国)で極東の日本くんだりまで会社のキャンペーンをしに来るはずがありません。
やや気になるのは、必殺技エルボーバットの如くストレートな番組タイトル。
これは決して製作JSPORTSの手抜きではなく、番組名=人物名という“平清盛”的な大河ドラマ級超大物待遇と捉えるべきでしょう。
そのせいか上機嫌のウェイドは、サッカーの母国イングランド仕込みのリフティング芸も披露してくれました。
ちなみにご贔屓のチームはマージーサイドの青い方エヴァートンFCだそうです。
「WWEスーパースターになるには?」の問いに対して、真摯な表情で「健康な体でいること」と答えちゃうヒール王者。
さらには「いい養成所に入るべき」とヤケに現実的な指針を日本のファンに標榜します。
どうやらウェイドはプロレスラーの専売特許である“大ボラ”とは対極の位置にいる模様。
彼が特別マジメというのではなく、SNS等で情報筒抜けの現代では皆んなこのスタイルで行くしかないのでしょう。
ただそれにしても「ネクサス再結成を望む声…」のくだりは結構ホラ度数が高い様な気がしますが…。