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2013/06/19

有吉反省会 -長州力様

録画した日〔2013/6/16:日本テレビ〕

芸能スポーツの大御所が芸人・有吉弘行の前で猛反省を強いられる番組。
今回、革命戦士・長州力が「滑舌の悪さ」案件でカチ食らわされたと聞いて居ても立ってもいられず録画しました。
有吉やバカリズム等せいぜい反選手会同盟レベルの芸人を前に、反省文を読まされる初代グレーテスト18クラブ王者。
そもそも「滑舌の悪さ」が悪行として問われるのであれば、宿命のライバルであるドラゴン・藤波辰爾こそ真っ先に引きずり出されるべきではないのでしょうか。
そんな全国プロレスファンが抱くモヤモヤは、程なく怒りのマグマとして大噴火。
なんとそのドラゴン藤波が業界最悪の滑舌を垂れ流してVTR 乱入、「噛ませ犬発言はよく聞き取れなかった」などと目ン玉飛び出るような追い討ち爆弾告発を投下します。
これぞ“お前が言うな”の極み。掟破りの逆滑舌バッシング。
この番組が両国国技館での公開収録だったら大暴動勃発でケロちゃん土下座は免れなかったでしょう。
還暦を越えてすっかり丸くなった長州はともかく、無駄にアツい我ら昭和のプロレスファンはドラゴンの理不尽アピールを決して看過する事はできません。
この後もヘリウムガス吸っての早口言葉や、日テレ雑魚アナと話し方レッスン受講など、長州嫌いのブロディやフレアーですら仕掛けなかった屈辱ムーブに翻弄される革命戦士。
もはやここまで来ると非常ベル鳴りっぱなしのイデオロギー喪失状態。「それがお前のやり方か?」と主宰者・有吉に噛み付きたい気持ちになりました。
そんなこんなで熱狂的プロレスファンにとってはなんとも切ない反省会。
しかしそんな中でも、飛龍革命と並んでプロレス史上最高のスキットと崇められる「コラコラ問答(平成15年ZERO-ONE道場)」を地上波のド真ん中にブチ上げた事は特筆すべきでしょう。
また、新日の暴走キングコング・真壁刀義もVTR参戦。
「携帯の電池を買ってこいと言われて買ってきたら、ベータカロチンだ馬鹿野郎と怒られた」など、付き人時代の虚々実々面白エピソードを暴露しました
なお“リキちゃんマン”呼ばわりは自主規制した模様です。
「あいつらの墓にxxブッかけてやる」に至るべきシチュエーションが7、8回はあったのに、何をされても何を言われてもニコニコの長州。
このギミックチェンジは、90年代「現場監督」期の威光を知るファンからすれば太陽が西から昇る程の衝撃です。
今回の放送を見て、当時バラエティ系のメディア露出を尽くブッ潰されていた闘魂三銃士やWJのゴマ塩・永島はいったい何を思うのでしょうか…。