ヴィクトリアマイルから安田記念までの府中G1シリーズの振り返り。
メインは当然、日本ダービーとなります。
人馬の調子はもちろん、天気も枠順(1番)も「ヤダな、と思うことが1つもなかった」という大一番。
そつなく回って快心のブッコ抜きという印象でしたが、パトロールフィルム目線だと第1コーナーから最後の直線まで天国と地獄が紙一重のシーンの連続でした。
サラッと「折り合いって大事ですね」と振り返る勝者の言葉には、素人には図り知れない重さが秘められています。
栄光のファイブタイムダービージョッキーは、翌週土曜の鳴尾記念も人気薄のトウケイヘイローでどさくさ紛れに逃げ切りGET。
まだ明日6/23の宝塚記念(トーセンラー)が残っていますが、充実の春競馬になったのではないでしょうか。
やや聞き捨てならなかったのは、オークス惨敗&骨折で長期離脱の憂き目に遭ったクロフネサプライズに対する「ダートではとんでもなく走りそう」という評価。
私がこの言葉を覚えているうちにダート戦で復帰してほしいものです。
そのオークスを制した弟・幸四郎も堂々と登場。この開催は武兄弟の天下でした。
翌日の朝刊1面がダービーに出る方の武(豊)だったという残念な仕打ちもあったようですが「不肖の弟」がその実力で勝ち取った復活劇は嬉しい限り。
怪我やポカに気を付けて、とりあえず兄貴より先にリタイアしないように頑張ってほしいものです。
ここ数年の低迷と不遇を、飄々としながらも「屈辱的」という言葉まで用いて振り返った武豊。
勝てない時に言えばそれは負け犬の遠吠え。勝ったからこそ吐き出す事ができた泥濘の感情だったのでしょう。
翌日の朝刊1面がダービーに出る方の武(豊)だったという残念な仕打ちもあったようですが「不肖の弟」がその実力で勝ち取った復活劇は嬉しい限り。
怪我やポカに気を付けて、とりあえず兄貴より先にリタイアしないように頑張ってほしいものです。
ここ数年の低迷と不遇を、飄々としながらも「屈辱的」という言葉まで用いて振り返った武豊。
勝てない時に言えばそれは負け犬の遠吠え。勝ったからこそ吐き出す事ができた泥濘の感情だったのでしょう。
看板スターの復活で大団円となった今年のダービー。
私も当日は現場で観戦。いい天気の中で勝つべき馬と人がフェアに勝つという最高のエンディングでした。
しかし屈辱に耐え続けていた本人にとっては復活でも歓喜でもなく、いろんな方面へ反撃の狼煙を上げる「怒り」のダービー制覇だったのかもしれません。
私も当日は現場で観戦。いい天気の中で勝つべき馬と人がフェアに勝つという最高のエンディングでした。
しかし屈辱に耐え続けていた本人にとっては復活でも歓喜でもなく、いろんな方面へ反撃の狼煙を上げる「怒り」のダービー制覇だったのかもしれません。