Translate

2013/05/04

タイガーマスク #56「黒い魔神」

録画した日〔2013/4/26:TOKYOMX〕

開幕4週目を迎えたシルバーリーグ(アナウンサーはなぜか「シルバーシリーズ」と紹介)。
伊達タイガーは強豪・ミスターゼロを撃沈し、順調に勝ち星を積み重ねていきます。
伊達タイガー勝利に沸くリング。しかしそこに名古屋大会での一騎討ちを控えたポポアフリカが疾風の如く乱入します。
リングアナからマイクを強奪したポポはウルトラタイガーブリーカー封じを高らかに宣言。伊達タイガー抹殺へ黒い怪気炎をブチ上げました。
実はこのポポ、伊達タイガーがまだ「黄色い悪魔」ギミックだった頃に地獄の火炎殺法を食らって焼死寸前に追い込まれた苦い過去がありました(#5)。
「プロレス界5大必殺技=鉄の頭突き」を引っ提げて汚名返上に意気上がる魔人と、すっかりベビーターンした日プロ次期エースのリマッチは一触即発の様相です。
なお、プロレス界5大必殺技の残り4つについて番組内での言及はありませんでした。
ポポ対策に頭を悩ましながら名古屋入りした伊達タイガーでしたが、宿泊先ホテルにはちびっ子ハウスから嬉しい応援の折り鶴が到着していました。
これで一気に元気回復の伊達タイガー。ちびっ子達のリクエストどおり、この折り鶴を身に付けて決戦のリングに上がる事を決意します。
ちなみにやや気になったのが「東京都練馬区東大泉…」とちびっこハウスの住所が書かれた封筒が公開されてしまったこと。
今回#56をTV観戦した全国のニセタイガー、ニセ伊達直人からランドセルやらサッカーボールやらが大量に送付される懸念があります。
こうしてゴングが鳴った因縁の名古屋決戦。
根っからの真面目男・伊達タイガーは、ちびっこハウス謹製の折り鶴をご丁寧にシューズに忍ばせてポポを迎え撃ちました。
鉄の頭突きを警戒するあまり自分のペースが掴めない伊達タイガーでしたが、この日のために特訓を積んだドロップキックで徐々に活路を開きます。
最後はウルトラタイガーブリーカー返しの直滑降頭突きを狙ったポポをキャッチ、ドリルアホール式パイルドライバーで難敵を完封しました。
試合後にポポは自らの愛弟子「ブラックV」の緊急参戦を予告。次回、伊達タイガーとの一騎打ちが組まれるようです。
事情通のブッカー馬場さんによると、ポポアフリカは「白人レスラー皆殺し復讐計画」を推進しており伊達タイガー戦はその叩き台だとの事。
生粋の日本人=黄色人種である伊達タイガーからすれば、叩き台も何もブッキングしてんのアンタだろ、って感じの迷惑なマッチメイクではないでしょうか。
前回、前々回と何だか社会派路線に走った感がありましたが、今回はヒール対ベビーフェイスの王道にビシッと帰着。
次回も昭和プロレスの重要エッセンス「未知の強豪」が登場する定番路線になりそうでひとまず安心です。