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2012/09/09

WWEロウ #1005

録画した日〔2012/9/6:JSPORTS2〕

今はなきミスターケネディの地元・ウィスコンシン州大会。
最近カッカしがちなYes・ブライアンと赤い処刑マシン・ケインに、GMのAJから「怒りの抑制セラピー」受講が命じられました。
いかにもありがちな、自己啓発モードの対話型インチキセミナー。
悩める一般人に混じって、場違いなプロレスラー2人が面白参戦します。
いちおう常識人上がりのダニエルブライアンはともかく、地獄の業火・ケインにとっては適応不可能なシチュエーション。
まず自分をさらけ出すという王道セラピーにおいても、ハードコアすぎる自分語りによって先生と生徒からドン引きを喰らいます。
プロレスと一切関係ないアホバカコント。
みんなが大マジメに役割をこなす事でネタとして成立する、WWE伝統手法のサイドストーリーでした。

<メモ>
  • 知の救世主・ダミアンサンドゥがコーディローデスと意気投合してタッグ結成
  • HHH、リング上でもったいぶりつつの引退示唆演説
  • 話の行きがかりでジェリー・ローラーがCMパンクと金網戦
  • GM・AJの独断により、ジョンシナが次回PPVで王座に挑戦

NHKスペシャル フローズンプラネット 第1回「氷の王国の生きものたち」

録画した日〔2012/8/25:NHK総合〕

南極大陸と北極に暮らす生きものの生態を追ったドキュメント。
撮影は3年越し、英国BBCとの国際共同制作とのことです。
ほのぼの可愛いシロクマ(ホッキョクグマ)。無防備なリラックスポーズで茶の間に愛嬌を振り撒きます。
しかしよく見ると、その顔には謎の返り血、目も笑ってないような…。
実はこのクマ、巨大アザラシをブチのめし、ペロリと1頭平らげた直後でした。
お茶目なポーズは食後の一服、爪楊枝でシーハー状態だったという事になります。
そんな恐怖の白い猛獣、狩猟方法は空手バカ一代にも通じる破天荒っぷり。
まずは数キロ先まで感知可能の嗅覚で氷の下にいるアザラシを物色。
やおら立ち上がると、数メートルの分厚さを誇る北極海の氷にダイビング頭突きをブチ込み極寒の海中に突入、のんびり泳ぐアザラシの喉笛を噛み砕いて瞬殺します。

このシロクマの他、猛牛バイソンを仕留めるオオカミやら、理詰めの連携プレーでアザラシを蹂躙するシャチやら、文字どおり「極地」を生き抜く精鋭たちのスペクタクル殺法が連発します。
もちろん、血を見ることのない癒しの権化のようなユルキャラ系動物たちも多数登場。
そんなバラエティ溢れる「動物モノ」に、私もいい年して一喜一憂してしまいました。

人、時間、お金、知識、執念その他いろんなものを注ぎ込んだ、総合力勝負の良質極まりないドキュメンタリー。
まさしく安心のNHKクオリティでした。

2012/09/08

ベストヒットUSA マイケル・ジャクソン特集 第18弾「『BAD』特集パート1」

録画した日〔2012/9/4:BS朝日〕

形を変えつつも、昭和56年から放送が続いている洋楽情報番組。
DJはもちろん、コービー・小林克也です。
テーマはマイケル・ジャクソン「BAD」。今月、25周年記念盤がリリースされるその煽り企画です。
当然今さらながら新ネタがあるわけでもなく名作PVをただ流すだけだったんですが、あらためて見るとイイものはイイという結論に達します。
私にとって「イイ」の一要素は日本語字幕。味わい深い超訳があると画面への集中力が高まります。
25周年盤には秘蔵映像が盛りだくさんとのことですが、日本語字幕は入るのでしょうか…。
ベテラン組、リタイア組によるアーカイブビジネス花盛りの21世紀。
某Stonesや某Zeppelin等えげつない輩も多いですが、私としてはBeatlesとMichael Jacksonはそんな阿漕なビジネスをどんどんやってほしいと思っています。
この2組に限っては、そのアーカイブは音楽史というより人類史的な位置付け。
掘り出しまくって、教科書やら百科事典に新しいページを追加してもらいたいもんです。

永遠の銀幕スター魅惑の歌声

放送時間〔21:00~22:55:BSジャパン〕

昭和の超大物映画スターが残した名曲のアーカイブ映像集。
我らが座頭市=勝新太郎が唄いまくるという情報を聞きつけて、土曜夜のTV前で正座して観戦しました。
実際のところ、座頭市唄いまくり情報は私の認識違いだった模様。
勝新太郎の出番は、人生いろいろ・浜口庫之助を従えて石原裕次郎「粋な別れ」をムーディー極まりなく唄い上げた1988年の映像だけでした…。
1988年=昭和最後の年の勝新太郎。
前年の独眼竜政宗(豊臣秀吉)と、翌年の”映画版座頭市”復活の間のエアポケットの年だったのでしょうか。
バブル風情噴出のカクテルなんかを飲みながら、気持ちよさそうにシャウトしています。
まあ、楽しそうで何より。
この勢いで映画スター・勝新太郎の勇姿をもっと見たかったんですが、この番組の趣旨はちょっと違ったようです。

番組テーマは名門映画会社「日活」のスターアーカイブ(勝新太郎は他団体「大映」所属)。
石原裕次郎、吉永小百合、小林旭といった日活レジェンドの映像がダイナマイト百五十屯分投下されました。
男女問わず、とにかくみんな見た目がカッコイイ。歌詞も十二分にロック&パンクなクオリティです。
平成の世のJ-POP勢は、跪いて古き良きかの時代に教えを請うべきではないでしょうか。

「時代」というフレーズで片付けてしまってはいけない、真正面からエンターテイメントに向かい合っていたレジェンドの凄みを感じるアーカイブでした。

WWEスマックダウン #679

録画した日〔2012/9/3:JSPORTS2〕

PPVサマースラムの結果を受けてのカリフォルニア・ベーカーズフィールド大会。
王者・シェイマスへの挑戦権を賭けて、アルベルト・デル・リオとランディ・オートンがメイン戦で激突しました。
あれ?って感じでランディ・オートンがタップアウト負け。
結果アルベルト・デル・リオがWWE王座の第一コンデンターとなりましたが、オートンってこんな扱いだったのかと一考です。

謎(?)の謹慎でしばらく休んでPPVも欠席していた毒蛇・オートン。
佇まいはWWEでは別格のクオリティなんですが、ちょっとググっただけでも湯水のようにトンパチエピソードが溢れ出す、悪い意味での「プロレスラー」の一面を持ち合わせています。

昭和のプロレスファンとしては最敬礼に値する行動哲学なのですが、いかんせんこの世は21世紀。
「古き良き」を知る悪のオーナー・ビンスマクマホンが、この愛すべきバカ野郎を放し飼いにしてくれることを期待してやみません。

<メモ>
  • 実況・ジョシュ負傷のため、試合ごとに色んな面々が解説席に
  • ライバック、せっかくのマハルとの抗争を速攻で終結
  • クズ女・イヴ、GM・ブッカーTに仕事できる女アピール全開

2012/09/07

座頭市物語 #5「情知らずが情に泣いた」

録画した日〔2012/8/11:時代劇専門チャンネル〕

時には娼婦のように黒沢年雄が孤高の人斬り稼業役で参戦。
盲目の妹・市毛良枝のために、リスペクトする座頭市斬りを請け負うことになってしまいます。
ヒール軍団の賭場で荒稼ぎした座頭市。
お約束のトラブルが勃発するものの、座頭市のポテンシャルを見抜いたヒール軍の用心棒・黒沢年雄はそれを制止します。
そして黒沢年雄は、敵対ポジションの座頭市を盲目の妹・市毛良枝を交えた「宅飲み」に誘いました。
この宅飲みで座頭市は十八番ムーブ「手酌ピタっと止め」をTVシリーズ初披露。
百戦錬磨の猛者・黒沢年雄のみならず、昭和の茶の間の度肝を抜きます。
黒沢年雄の人斬り稼業は、市毛良枝の治療費「100両」を稼ぐためのビジネスライクなもの。
盲目の妹・市毛良枝は、大好きな兄が人斬りとは露知らず「剣の先生」稼業だと思い込んでいる状況でした。
それを察した心優しい座頭市は、デキの悪い教え子ギミックで市毛良枝の幻想を守ります。
こうしてリスペクトし合った2人ですが、渡世人としての立場上は敵対関係。
最後はヒール軍プロデュースによる一騎打ちがセッティングされ座頭市が勝利、市毛良枝を残して黒沢年雄を斬ってしまいました。
個人ベースでの信頼・友情よりも渡世人としての流儀が優先される座頭市の世界。
これによって、座頭市vsベビーフェイスの悲しい斬り合いも起こり得るという事になります。
今回の両雄並び立たないエンディングは、そんな厳しく無情な「座頭市ルール」をあらためて茶の間に提示したものといえるでしょう。

2012/09/06

フォーティ・リックス / ローリングストーンズ

聴いた場所〔電車(通勤)〕

2002年、ストーンズ結成40周年にあわせてリリースされた2枚組ベストアルバム。
40周年だけに「40曲」収録の大ボリュームです。
特筆すべきは「未発表曲」ではなく『新曲』を4作ネジ込んだところだと思います。
そしてその中からシングルカットされたのは「#2-5 Don't Stop」。
時は21世紀突入直後、還暦目前(当時)のストーンズによる現役続行猛アピールと受け取りました。
実際のところ“Dont'Stop”のフレーズに偽りはなく、アルバム発売日を待たずに「Licks World Tour 2002/03」をキックオフ。未知の国インドや中国含む20カ国超140本近くのステージをこなし、無尽蔵のタフネスぶりを世界に見せつけました。

もちろん極東日本にも上陸。それどころかなんと、30年越しの因縁「武道館=The budokan hall」興行を実現してくれました。
当時30歳の私は、上野の金券ショップで「¥65,000」のbudokan hallチケットを発見。
経済的には何とかOKだったんですが、興行が月曜だったため仕事的にNGで購入断念。10年たった今も激しく後悔しています…。
このLicksツアー、ネットが普及してから初めてのワールドツアーという事になるでしょう。
朝一、会社のPCでセットリストを確認。レア曲演ってたらニヤニヤする。これが当時の日課でした。
ちなみに、ニヤニヤを通り越して腰が抜けたのはこの2003年シドニー大会のセットリスト。
  1. Midnight Rambler
  2. Tumbling Dice
  3. Live With Me
  4. Dead Flowers
  5. No Expectations
  6. Neighbours
  7. I Can't Turn You Loose
  8. Everybody Needs Somebody To Love
  9. That's How Strong My Love Is
  10. Going To A Go Go
  11. Slipping Away
  12. Happy
  13. Start Me Up
  14. Rock Me Baby
  15. Honky Tonk Women
  16. It's Only Rock'n Roll
  17. Brown Sugar
  18. Satisfaction (encore) 
もうForty Licks関係ねぇだろ、というレベルのやりたい放題。
現場に居合わせた羨ましいファンは、たったの2200人との事でした。
アルバム自体は、「そりゃ、こう選ぶしかないわな」といった感じの広く浅い全方位気配り型のラインナップ。
長い長いストーンズの活動期からまんべんなくセレクトされた40曲です。(なぜかダーティワーク期を除いて...)
“初心者向け”、“入門盤”といったレビューを多く目にしますが、まさしくそのとおり。特にDisk1はみんな納得、ベストの選曲ではないでしょうか。
古いファンにも色々と気付きを与えてくれる、ストーンズの基本マニュアルのようなアルバムだと思います。

そしてこのForty Licksから10年、今年2012年にStonesは50周年を迎えました。1人も欠けずに!。
想定の範囲内ですが、このDecadeに乗じたビッグな集金企画のエンジンに火が付いた模様です。
『GRRR!〜ザ・ローリング・ストーンズ・グレイテスト・ヒッツ』とかいうベストアルバムの発売。発表されたフォーマットは下記3パターンとなります。
  • スタンダート:3枚組50曲_¥2,980
  • デラックス:3枚組50曲&オマケ諸々_¥5,000
  • スーパーデラックス:4枚組80曲(!)&オマケ/ガラクタ多々_¥15,000(!!)
この他「クロスファイアー・ハリケーン」「チャーリー・イズ・マイ・ダーリン」なる映像集もリリースされるという猛ラッシュ。
21世紀の女工・AKB48のほうが握手券がある分良心的じゃねぇのかと思わせるほどのコンプ狙い商法です。
元祖不良ロックバンドの産業ロック傾倒に異議を唱えつつ、とりあえず15,000円のセットを予約しようと思います。