WWEと世界ヘビー(NWA)の両タイトルをリスペクトするアイオワ大会。
メイン戦はその両王者によるシングルマッチです。
栄光の2大王座を背負っているのはジョン・シナとアルベルト・デル・リオ。
もちろん今回はダブルタイトルマッチではなく、次回PPVで行われるそれぞれの防衛戦に向けたストーリーの一環となります。
熱戦の途中、2人の次期挑戦者がマークヘンリー→ドルフジグラーの順に乱入し、何をするわけでもなくリングサイドをフラフラするお馴染みのマインドゲームを仕掛けます。
結果、後から登場したジグラーに気を取られたデル・リオがピンフォール負け。
勝ったジョン・シナも、挑戦者ヘンリーの不気味な影に怯えるエンディングとなりました。
放送の合間にはバディ・ロジャース、ルー・テーズから、サンマルチノ、レイス、フレアー、ホーガン、ストーンコールド等々の歴代王者の重厚な映像が紹介されました。
そこで気になるのが現在の「世界ヘビー」の扱いの悪さ。
次回PPVのマネー戦出場メンバーを見ると、NWA原理主義を刷り込まれたオッサン世代としては何とも悲しくなります。
まあ、WWEからすれば元々はヨソ者王座。フレアーベルトを継承してくれているだけでも有り難い事なのかもしれません。
<メモ>
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