PPV「サマースラム」2日前のサンノゼ大会。
WWE王座挑戦を控えたダニエルブライアンに対し、この日も御大ビンスマクマホンが嫌がらせを仕掛けます。
ウェイドバレットとのメイン戦(ノーDQマッチ)に乱入したビンスは、とりあえず何する訳じゃなくリング外に佇むというWWEの定番プレッシャー攻撃を敢行。
そして勝負どころが来るとレフェリー暴行や凶器融通などのプロレス的パワハラを連発し、ブライアンとお客さんのフラストレーションをピークまで引き上げます。
そんな会場のイライラをブッタ斬ったのが本番PPV戦で特別レフェリーを務めるトリプルH。
縦縞シャツで勇躍乱入した婿殿は、義父ビンスに当てつけるかの如きフェアなジャッジでブライアンの激勝をコールしました。
この本番前のアオり劇場に、もう一人の主役・ジョンシナは不在。当日はビンス家の因縁構想がメインとして据えられるのでしょうか。
更に忘れてならないのが番組ラストカットで乱入してきた毒蛇オートン。マネーカバンを堂々と掲げてこれ以上なく分かりやすい伏線を張りました。
そんなこんなでビンス、トリプルH、シナ、オートン、ブライアンが揃い踏みするであろうPPV戦。
久々に「目が離せない」というフレーズが当てはまるビッグマッチになりそうです。
<メモ>
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