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2013/07/27

WWE「マネー・イン・ザ・バンク 2013」

録画した日〔2013/7/26:スカチャン4〕

いにしえのハードコア団体「ECW」の聖地・フィラデルフィアで開催されたPPV。
看板のマネー戦は、豪華メンバー版とやや格下版の2系統で行われました。
豪華な方のマネー戦を制覇したランディ・オートン。ここ1,2年めっきり不遇を囲っていた毒蛇の本線帰還はこの上ない朗報です。
まあ、その不遇をもたらした要因の9割5分はご本人のトンパチ系行動力学にあったようですが…。
「オールスター・マネー戦」と銘打たれただけあって、このメイン戦の参加メンバーは多種多彩。
最大の目玉は開催地フィラデルフィア=ECWつながりのロブ・ヴァン・ダムでした。
久々のWWE登場となったRVDは、ハシゴ最上段からのフロッグスプラッシュ(および異常なまでに痛がる事後ムーブ)を敢行するなど、ルックス含め昔と変わらぬクオリティを披露してくれました。
豪華版マネーの副産物はCMパンクvsポールヘイマンの因縁アングル正式スタート。
途中乱入してパンクを熱烈応援してたECWオヤジ・ヘイマンは、史上初3度目のマネー権ゲット目前だったCMパンクを巨大ハシゴで強襲します。
続きは明日のRAWで…、ワクワクが募る超展開となりました。
ここ数年、大物小物いろんなスターに追い抜かれ続けた毒蛇オートン。
「ところでオートンどこ行った?」ってな感じの不在、埋没、冷遇シチュエーションが何度もありました。
目標は30回記念レッスルマニアでのジョン・シナ戦か。
何もなければ21世紀WWEの2枚看板になるはずだった2人による大河ドラマリスタートが待ち遠しいかぎりです。

①マネー戦(格下Ver)
ファンダンゴや乱入軍団シールドの薄毛も参戦した、良く言えばフレッシュなマネー戦。
まさかの伏兵・ダミアンサンドゥが相方・コーディローデスをハシゴから蹴落として、マネー権&仲間割れ因縁アングルを手に入れました。

②IC王座戦:アクセルvsミズ
フィラデルフィアのファンはECW親分・ポールヘイマンとその顧客アクセル寄り。
ベビー扱いに少し困惑のゴリ押し王者・アクセルでしたが、結構な正攻法でミズを撃沈して虎の子タイトルを防衛しました。

③ディーヴァ王座戦:AJリーvsケイトリン
AJリーが猪木イズム満点の固め技「ブラックウィドウ」でタップアウト勝ち。
リングサイドにいたケイトリンの相方・レイラがいつ裏切るか期待していたのですが、現状維持のまま因縁抗争は継続する模様です。

④Y2Jジェリコvsライバック
辛口フィラデルフィアっ子から「boring」チャントを食らってしまったノーテーママッチは、不似合いな丸め込み技でライバックの勝利。
どっちかのマネー戦に編入された方が彼らにとっては有益だったようです。

⑤世界王座戦:アルベルト・デル・リオvsジグラー
異常な程の会場人気を受けたジグラーでしたが、AJリーの不可解な大きなお世話乱入で反則負け。
これにてAJリーとはスッキリお別れ、苦労人のジグラーは心おきなく新境地ベビー路線に邁進できるのではないでしょうか。

⑥WWE王座戦:ジョン・シナvsマーク・ヘンリー
「兄弟愛の町」フィラデルフィアでも大ブーイングで迎えられる大正義・シナ。
世界最強の男のパワーに押されまくったものの必殺STF-Uで激勝。マネーカバンの男に追われる日々が始まります。