PPV「ペイバック」でWWE王座を奪取したアルベルト・デル・リオ。
一夜明けたミシガン大会で、勝利の大演説をブチ上げます。
理解あるミシガンのファンはそんな黒い新王者をブーイングでお出迎え。ここにめでたく、デルリオのヒールターンが成就しました。
いろいろ事情があったのでしょうが、見てる側からすれば何だかトンチンカンなアングルでした。
専属リングアナともども、本来のポジションで思う存分暴れてほしいものです。
ターンの足枷となる悪徳マネ・ポールヘイマンとのクライアント契約は、どっちの価値も落とさない絶妙な塩梅で発展的解消となりました。
好き勝手に悪い事するけどベビーフェイスという、一握りのスターにしか許されない大きなステップアップと言えるでしょう。
ジグラーはジグラーで、話の行き掛かり的にベビーターンに着手した模様。
三者三様、目まぐるしい新展開となりました。
2人の共通点はポールヘイマンのクライアントであるという事。
やっぱりというか何というか、パンクはタダではステップアップをさせてもらえないようです。
PPVは本番よりも「明け」の方が面白い。そんなWWEの定説を良くも悪くも実践する濃厚な重要回だった思います。
<メモ>
- クリスチャンが何度目か分からない電撃復帰
- シェイマス、知の救世主・ダミアンサンドゥとの抗争継続を甘んじる事に
- 極右オヤジ・コルター、なぜかスイス人のアントニオセザーロと結託
- ビンスvsトリプルHの親子ゲンカで熟女・ヴィッキーゲレロが板挟み苦悶状態に