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2013/08/03

ワールドプロレスリングLIVE 第3弾~G1 CLIMAX 23~【生中継/後楽園ホール】

録画した日〔2013/8/2:テレ朝チャンネル1〕

G1クライマックス開幕2日目の後楽園大会。
20人参戦の大所帯なので、シングル公式戦のみの全10試合となります。
超満員札止め後楽園ホールのメインを飾ったのは棚橋弘至と石井智宏 。
昭和の香りを残す苦労人・石井が大声援を背に棚橋から勝利、勝ち星を1勝1敗のタイに戻しました(ちなみに棚橋は開幕2連敗)。
抜群の会場人気を誇る石井に対し、小憎らしいキザ男系のスタイルで臨んだ自称太陽の天才児。
最後は完膚なきまでに叩き潰されてしまいましたが、それも含めてやるべき仕事をキッチリこなした安定感抜群のエースといえるでしょう。
ラインナップを見るだけでお腹いっぱいの全10試合。
その中でこの日一番の目玉カードは、メインの2つ前に組まれた鈴木みのるvs中邑真輔だったでしょうか。
ヒネクレvsクネクネ。拘りの男同士によるマッチアップは、一撃必殺のゴッチ式パイルドライバーで世界一性格の悪い男が凱歌を上げました。
なお、一敗地に塗れてしまったクネクネ中邑は放送合間のCMでも独自の世界観を展開。日本生まれのソウルフード・吉野家の牛丼に「イヤァオ」と食らいつきます。
そんな牛丼魂が伝播したのか、試合中には打撃技のたびにお客さんが「イヤァオ」と後押し。
谷津嘉章の「おりゃッ」や川田利明の「シャー」のような悪しきチャントになってしまわないか些か心配です。

終始「スゲェ」「ボワァー」と絶叫し続けたゲスト解説のライガーは、大会終了後に「これ(残り)全試合もつの?大丈夫なの?」と選手を心配していました。
これは見てる我々も同じ思い。
いわゆるガチンコと一線を画すからこそ過酷さを極めるプロレスの真剣勝負。まずは全20選手が最終両国決戦まで完走してくれることを祈ります。