Translate

2012/11/28

世界の料理ショー #17「キジの丸焼きカンパーランド・ソース イングランド風」

放送時間〔8:00~8:25:テレビ東京〕

前回#16に引き続き、故郷イングランド風の料理にチャレンジするグラハム・カー。
自ら「手に入れ難いし高価な鳥よね♪」と豪語する高級食材・キジを1羽使って、渾身の丸焼き芸を披露します。
「奥さんのハダカみたい」とえげつないシモネタを織り交ぜてキジを撫で回すカー。
その手羽をブッタ斬りながら「こうすると料理の途中で飛んでかないからね♪」と王道ジョークの二段攻撃を敢行すると、客席の笑い屋連中は腹減ってるのも忘れて悶絶大爆笑の完全ノックアウト状態です。
今回のトピックの1つはカーの客イジリでした。
バラしたキジの部位を並べて「コレ知ってるぅ?」と笑い屋連中にネタ振りをするカー。
沈黙する笑い屋連中を小馬鹿にするブックだったはずが、客席から「(その部位は)上行結腸」とクールな正答が…。
よもやのブック破りにブチ切れるC調料理人・カー。
ババアとジジイしかいないはずの客席に、何と今日に限って医学部の秀才学生がいたのです。
いつもコキ使われているセコンド・スティーブが放った刺客なのか?
最終的にはカーの唄(!)とジョークで事なきを得ましたが、何とも不穏な医学部学生の乱入でした。

そしてもう1つのトピックが、正体不明のセコンド・スティーブとのコミュニケーションです。
水が用意されてなくイライラするカーは、スティーブの出すカンペにちょっかい。ショーの裏側を全世界に公開してしまいます。
終わりなきスティーブへの理不尽バッシングかと思いきや「字はうまいな」「習字でもやってたのか」とちょい褒め。
中盤では「スティーブ、終わったらカラオケバー行くぞぉ」と不遇のセコンドに親分肌の懐柔策を講じます。
フェイバレットホールド「丸焼き」回だったからか、今日のカーはダジャレ、シモネタ、軽口、毒舌全開のマシンガン猛ラッシュ。
喋って歌ってフル回転のまさしくワンマンショーでした。
文字に起こしたら膨大な量になるであろう超ハイテンション回。
キジは通常手に入る訳もなく、カンパー何チャラソースにいたっては最後まで何の事か分かりませんでした。
今後も実用性、庶民感覚など一切無視して、世界の料理ショー基準で突っ走ってもらいましょう。