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2014/01/13

WWEスマックダウン #750

放送時間〔18:00~19:45:JSPORTS3〕

2014年1発目のワシントンDC大会。
ただし、収録されたのは2013年の12月末との事です。
日付のブレはともかく、新年のオープニングを飾ったのは堅実にヒールユニット路線を貫くシールド。
鉄の結束がウリのこの3人は、近ごろリング内外に漂っている不仲説を真っ向から否定します。
まあ離合集散かまびすしいWWEで結成2年目に突入したのだから、倦怠期やら変革期の1つぐらいあってもいいとは思いますが…。
シールド内の不協和音の元凶は、その顔面偏差値の高さで薄毛リーダーともう一人を圧倒するローマンレインズ。
彼自身とくに規律を乱す行動をしてる訳じゃないのですが、そのイケメンっぷりと血統的背景(お父さんはワイルドサモアン2号)から、イチ抜け卒業ムードがプンプン漂います。
メイン戦でCMパンク+ウーソズ(お父さんはリキシ。実はレインズの親戚)と激突したシールドですが、不仲説払拭どころかギクシャクが加速するばかり。
これはロイヤルランブルあたりで1ヤマ勃発するのでしょう。
そしてレインズの卒業式はレッスルマニアか…。
ちょっと早いですが、超良血イケメンの前途に期待しています。

2014/01/12

WWEロウ #1075

録画した日〔2014/1/9:JSPORTS3〕

現地時間12/30放送のリッチモンド大会。
2013年のオーラスで、悪のCOO・トリプルHが重大発表=大物レスラーの復帰をブチ上げました。
大好きなオシャベリもそこそこに大物を招き入れるトリプルH。
ここでパッと思い付くのは、新年早々に登場が決まっている野獣・バティスタ。
名ユニット「Evolution」のよしみによる一足早いお披露目セレモニーかと思ったのですが…。
トリプルHが待つリングに現れたのは、なんと怪物・ブロックレスナーでした。
レッスルマニア29をピークとした両者の因縁抗争は記憶に新しいところですが、今は「Best For Business」の旗印のもと利害が一致した模樣。
ちゃっかり同伴復帰しやがったハゲデブ・ポールヘイマンともども、ガッチリと悪のシェイクハンドを交わします。
唯我独尊のレスナーは「飛び級」での世界ベルト挑戦を宣言。
これに異議を申し立てた180kgマークヘンリーにF5をブチかまし、規格外モンスター健在を猛アピールしました。

年が明ければ、ロイヤルランブルを経てあっという間に「Road to Wrestle Mania」が始まります。
今回は年末年始休暇だったオートンとシナ。どっちがどのタイミングでレスナー戦を消化するのか?
もう一枚ぐらいスターを絡めて熱い抗争を展開してほしいものです。

<メモ>
  • ロイヤルランブルでオートンvsシナの世界王座戦
  • ダミアン・サンドウ、負けたら即引退マッチを自ら提言(カリに勝利して引退回避)。
  • 次回オールドスクール特別版に狂乱の貴公子・リックフレアーが参戦する模樣
  • ダニエルブライアンが、ワイアットファミリーの勧誘にまさかのYes回答

タイガーマスク #91「悪魔の蜘蛛の巣」

録画した日〔2013/12/27:TOKYOMX〕

虎の穴のラスボスが、伊達タイガーへの刺客・デビルスパイダーを従えて来日。
雇われプロモーター・ミスターXは東京国際空港へ向かいます。
あろうことか首都高の渋滞に巻き込まれ10分遅刻のミスターX。
「ニッポンの道路はなっとらん!!」とタクシードライバーに憤怒するのもあとの祭り、大慌てでボスの元へ走ります。
とにもかくにも首都高は渋滞するのがデフォルトであり常識。
時間厳守なら京急orモノレールが確実なのに、このインケツプロモーターは長い日本暮らしで何を学んだのでしょうか。
マスク姿のラスボスをとりあえず「ホテルPRS」まで案内したミスターXは、なんとも情けない平身低頭ペコペコ状態。
たしかに「よりによってここで…」的に業務の重要ポイントで負のスパイラルに襲われるのはよくある事。
自らの落ち度と言えばそれまでかも知れませんが、サラリーマンとしてさすがに同情の念を禁じえません。
いろんな事に怒ってるラスボスは伊達タイガーvsデビルスパイダーでセコンドに付く事を決断。ミスターXとしては最後の拠り所である「現場」を奪われる非常事態です。
なおこのラスボス、かつては”タイガー・ザ・グレート”という名でマット界を席巻していたとの事。
いずれ伊達タイガーとの一騎打ちに名乗りを上げるのでしょう。

頭上10メートルにワイヤーで吊るされた「世紀のクモの巣デスマッチ」特設リング。この日はTV実況席も2階に設置です。
リングに建築現場の足場を設置したスキャホールドデスマッチがインディ系で行われる事はありますが、リングそのものを高所にぶら下げるとなると会場/設計/器具/設置と膨大なコストが発生するはず。
資本潤沢なメジャー団体・日プロだからこそ実現できた斬新な大仕掛けと言えるでしょう。
クモの巣マッチ初挑戦の伊達タイガーは、マット代わりに張られた1マス15センチ四方のネットに大苦戦。両足でハマったり、逆さで首からハマってみたりで完全に思うツボ状態です。
まあ、これこそプロレスラーのお仕事、「グッジョブ!」の範疇なのかもしれませんが…。
一方、安っぽい上下スエット姿でセコンドを務めていた虎の穴ラスボス。
伊達タイガーがクモの巣に順応してきたと見るや、メリケンサックでワイヤー切断→リング崩落というとんでもない悪のアシストを敢行します。
それにしてもメリケンサック1個でブッ壊れるとは…。このリング、WJの金網レベルの手抜き設計だった可能性が否定できません。
10メートルから落下した伊達タイガー。
リングの施工責任がある馬場さんも心配して駆け付けましたが、幸いにも何とか無事だったようです。
最後は、落下を未然回避していたデビルスパイダーの急降下ニードロップをスルっと避けて勝利。
どんな試合形式でもスイングできる百戦錬磨の凄玉。伊達タイガーのキャリアにまた一つ箔が付く邪道マッチでした。
現場を外されたミスターXは一般アリーナ席からの視察。自腹でチケットを購入したものと思われます。
ここでデビルスパイダーが勝ったら完全に用ナシとなる微妙な立場だった崖っぷちプロモーター。
どのような心持ちで仇敵・伊達タイガーの激勝を見守ったのでしょうか。
肩身が狭いどころか存在自体消え入りそうなミスターX。
おっかないラスボスは次回以降も日本に滞在する見込みなので、胃がキリキリする日々はしばらく終わりそうにありません。
残された状況打開策はボスへ反旗を翻すベビーターンしかないのではないかと思われます。

2014/01/11

WWEスマックダウン #749

録画した日〔2014/1/6:JSPORTS3〕

2013年ラストのテキサス大会。
今年のスマックダウンの締めを託されたのはジョン・シナでした。
クリスマスとニューイヤーの間に置かれた、これと言って何かがある訳じゃない消化試合大会。
WWE随一の献身的スーパースター・シナは、そんな社内事情をおクビにも出さずオープニングの演説会で無理やりビッグマッチムードを煽ります。
それでもってのメイン戦では、2014年初売り候補のラングストン、何故だか唐突な抜擢のマークヘンリーと即席トリオを結成。
便利屋的ポジションがすっかり板についたシールドに対し、シングル3番勝負で2対1の勝利を飾りました。
社畜並みにWWEへ忠誠を尽くすジョン・シナ。
この日の演説でもさりげなく最近見ないシェイマスの名前を出すなど、ファン、上層部、同僚への全方位外交は賞賛に値します。
しかし、そんな人のいいプッシュ役はそろそろ任期満了。2014年こそ絶対王者路線を敷いてあげてほしいものです。

笑神様は真夜中に…

録画した日〔2014/1/1:日本テレビ〕

オモシロ有名人のプライベートに密着し、笑いの神が降りて来た瞬間を楽しむ番組。
普段は「真夜中」でなく金曜日の夜7時に放送されているようです。
両国国技館に揃い踏みした長州、藤波、武藤、蝶野の「プロレスBIG4」。正月早々目ン玉飛び出るようなマッチアップが実現しました。
とは言え、このレジェンド4人による超ド級プライベート道中を”笑いの神”とリンクさせるなんて失礼極まりない話。
神に降りて来て欲しいんなら、黒のカリスマ・蝶野が「我々の上に一人神がいる。ミスター猪ォ木!!」とブチ上げればいいだけの事です。
BIG4が向かったのは国技館ではなくその裏にある「江戸東京博物館」でした。
そしてここで早くも武藤のヒザが爆発寸前。
都の施設なのでバリアフリー化されているはずなのですが「うぃーし」と階段を登るあたりプロレスラーとしての矜持があるのでしょう。
なお今回の博物館見学をチョイスしたのはドラゴン藤波。
番組が事前に行きたい場所のリクエストをBIG4へ募ったところ、律儀に返事をしたのがドラゴンだけだったそうです。
地味で退屈な文系ツアー。我がまま気ままの肉体派3人は昭和の地方興行のような手抜きモードで性善説の常識人・ドラゴンを困らせてしまいます。
だったら自分でサイパンなり台湾なりドイツなりをリクエストすればよかったのに…。
とりあえず乗っかるけどウマ味がなきゃぁサッサと離脱する、レスラー特有のごっつぁん体質が垣間見えるシーンでした。
博物館でスイングできなかったBIG4は、都内ペットショップ(更にスイングできず大幅カット)を経た隅田川の屋形船でがっちりロックアップ。和気あいあいとナベを囲みます。
ここでトークの主導権を握ったのは、今やフェイバレットホールドとなった滑舌ネタを巧みに織り交ぜる革命戦士・長州。
ハイスパットプロレスの権化が屈指の試合巧者3人を相手に試合を組み立てるとは隔世の感です。
饒舌な革命戦士のターゲットは「敬司」こと武藤。
”大きな勘違いをして会社を歯槽膿漏にした”と正月の茶の間では解読不能なシュートを仕掛けます。
これは2002年の武藤全日移籍の事なのか?
”安泰だったでしょ”と天衣無縫な武藤、危機管理能力ゼロのドラゴン、「時は来た」「猪木問答」同様に無表情を貫く蝶野の三者三様のバンプでは、革命戦士が投下した猛爆の意図を汲み取ることはできません。
プロレスファンとしてはこの屋形船決戦だけ延々とやってくれればいいのですが、放送時間は全体15分の中の5分そこそこでした。
この4人ならアゴ系某国会議員の悪口だけで24時間テレビが成立するはず。
いにしえの前田-アンドレ戦のようなマスターVTR流出に期待しましょう。

悲しいかなバラエティ番組の1パーツとなったドーム満杯(ナビゲーター博多大吉・談)のビッグカード。
しかし当のレジェンド達が楽しそうでなによりです。
そう考えると、ここにトンパチ破壊王・橋本真也がいたらどれだけ面白いことになっていたか…。
新年早々、幻のビッグカードを妄想してしまいました。

2014/01/05

WWEロウ #1074

録画した日〔2014/1/2:JSPORTS3〕

クリスマススペシャルと銘打たれたテキサス州オースティン大会。
華やかな聖夜ムードをブチ壊す不逞の輩が続出します。
サンタクロース=不法入国者説を声高に主張する極右オヤジ・ゼブコルター。
このネタを飛躍させ「サンタは1日で国に帰る」「一方お前らはいつまでも居座っている」とヒスパニック系が多い開催地オースティンへのバッシングも忘れません。
「クリスマス中止」の持論を展開したのは知の救世主・ダミアンサンドウ。
しかし継続派・マークヘンリーとの一騎打ちに轟沈し、大胆な改革案の実現は2014年以降に棚上げとなりました。
もっとも、今年のホリデーシーズンまでサンドウのクビが繋がっていればの話ですが…。
オースティンの街角でチャリティ募金を募るウェイド・バレット。
悪辣ヒールが聖夜に心を入れ替えたと思いきや、自らの冠企画「バッドニュースバレット」で全部義援金サギだったとブチ上げます。
社会貢献を旨とする上場企業WWE。炎上必至の背信行為といえるでしょう。
この日のオープニングでは悪のCOO夫妻もサンタギミックでリングイン。
子飼いの統一王者・ランディオートンは「プレゼントはオレ」という青春エロ漫画のような茶番劇を敢行しました。
なおこのプレゼントに夫妻のリアクションは良好。聖夜に人は寛容になるものです。
この他、歌謡コンテストやらディーバコスプレ戦など「しょーもない」と一蹴すべき企画が目白押しのクリスマス特別版。
アメリカ流の年忘れバカ騒ぎ。もちろん嫌いじゃありません。

<メモ>
  • 野獣バティスタが1月中に電撃復帰するとの事
  • ファンダンゴが次回RAWでIC王座に挑戦
  • プライムタイムプレーヤーズのアフロ、オースティンを「ヒューストン」と言い間違えて大顰蹙を買う

新日本プロレス2013総決算! 俺たちのプロレスアワード〜1.4東京ドームまであと4日!!

録画した日〔2013/12/31:BS朝日〕

大晦日のゴールデンタイムに放送された2時間のスペシャル番組。
2013年の新日マットを振り返りつつ、来たる2014年「1.4東京ドーム」の決戦ムードを煽ります。
番組はグランプリを頂点に様々な部門賞を表彰していく展開。
「いい男部門」には、飯伏幸太や棚橋、プリンスデヴィットらガチのイケメン勢とともにアンチエイジング・永田裕志もノミネート。
惜しくも受賞は逃しましたが、色気ムンムンの青鬼白目パフォーマンスにオカダカズチカ推しの美保純さんもメロメロの模樣です。
審査員はゴン中山、ガッツ石松、舞の海といったその道のトップを走った大物達。IWGP実行委員よりもはるかに説得力のあるラインナップです。
なお総合司会はテレビ朝日・野上アナでしたが、アイアンフィンガー・飯塚の乱入はありませんでした。
授賞式にお呼ばれされたのは棚橋、内藤、真壁の3人。
その中で最高峰グランプリを獲ったのは棚橋(いい男部門も同時受賞)。内藤がカムバック部門、真壁がスゴい技部門(テーブルパワーボム)を受賞しています。
正規軍との共演をボイコット(?)したCHAOS軍の中邑真輔とオカダカズチカは、中邑が流行語部門、オカダがライバル名勝負部門(vs棚橋)を受賞しました。
2人が佇む薄暗くアヤシい別室は華やかなメイン会場と正反対。このあたりギミック維持に抜かりはありません。
ただしそんな中、レインメーカーは憎まれ口を連発しても爽やか好青年っぷりが隠せない印象。2014年の進路が気になります。

裏番組は大正義「紅白歌合戦」。BS放送ということもあり、大晦日の夜9時オンタイムでこの番組を見ていた人は極々少数でしょう。
内容としては初心者入門編としても抜群。
どうせ大晦日は何やっても誰も見ないんだから、今年は地上波に進出して恒例行事にほしいものです。