録画した日〔2012/7/9:日テレG+〕
今年の7月にノアマットでデビューしたケビン・フォン・エリックの長男ロス・フォン・エリック&次男マーシャル・フォン・エリックへのご祝儀特集。
彼らにとってのお爺ちゃん、フリッツ・フォン・エリックの試合を中心とした全5試合です。
私にとっての「フォン・エリック」は、テキサスの黄色い薔薇デビッド・フォン・エリックです。
「次期NWA王者の最有力候補」「フリッツに一番似てる」という幻想を身に纏ったまま日本で客死してしまったデビッド。その第一報だった東スポはしばらく捨てられませんでした。
昭和58年6月、エリック王国総本山・リユニオンアリーナで行われた”ゴージャス”ジム・ガービン(withサンシャイン)とのテキサスヘビー級王者決定戦。
ジム・ガービンの試合巧者ぶりに悪戦苦闘するデビッドですが、超満員完全ホームのダラスファンは次代の大物の一挙手一投足に大嬌声を送ります。
結果はジム・ガービンがズルしてイタダキの王座奪取。
ちょっと荒削りな面が目立ったデビッド。NWA&フリッツによる英才教育真っ最中といった所でしょうか。
デビッドが生きていたら、そして「シナリオどおり」昭和59年にNWA戴冠していたらその後のアメリカマット界はどうなっていたのか?
昭和59年は超人ハルク・ホーガンがWWFのトップに立った年。謎掛けと妄想だけが残る、あまりにも惜しい未完の超大物レスラーです。
次男・デビッド惜敗の流れで行われたメイン戦では、長男・ケビンが7度目の返り咲きを果たしたばかりの美獣・ハーリーレイスに挑戦。
これはさすがにケビンが可哀想なマッチメイク。あまりにも貫禄の差がある文字どおりのチャレンジマッチです。
試合は美獣・レイスのノラリクラリ殺法に激怒した次男・デビッドが乱入。ケビンの反則負けとなりました。
最高峰”レイスモデル”ベルトを強奪したデビッドは「次はオレだ」と猛アピールです。
なお今回、残念ながら三男・ケリーの試合は無し。伝説の1984.5.6ダラススタジアム「In Memory Of David」のNWA戦を見たかったのですが…。
御大フリッツ・フォン・エリックの試合は3試合放送。
昭和44年ロサンゼルス大会では、「ビッグ・ショーヘイ・ババ」とコールされる馬場さんのインターナショナル選手権に挑戦しました。
ダラスの帝王・フリッツもここロサンゼルスではヒール役。
ロスっ子の大声援を受けた馬場さんが、リング狭しと縦横無尽に暴れまくります。
最後はフリッツ大暴走による反則勝ちでしたが、馬場さんのアメプロ適性にはつくづく感心。日本が誇る世界標準のビッグスターである事を再認識する貴重映像でした。
昭和50年の長野大会では、若大将ジャンボ鶴田が鉄の爪迎撃に名乗り。
しかしフリッツの関心は、翌週テキサスデスマッチを控えた放送席の馬場さんでした。
鮮血を思わせる真っ赤なシャツのフリッツは、セコンドの桜田(後のケンドー・ナガサキ)をアイアンクローで瞬殺。夕涼みの親父みたいなボロ肌着姿の馬場さんと睨み合います。
ちなみに背後にカットインしているのは倉持アナと大仁田厚。後にそれぞれの道で大ボラを吹きまくる2人の懐かしショットです。
試合は鶴田が不完全燃焼の反則勝ち。
放送席の馬場さん、今度は大流血の愛弟子・鶴田と睨み合いです。
馬場さん絶対王政の全日。そんな縦社会において「もう一回」のアピールを御大に直訴できるあたり、馬場さんによる若大将ジャンボへの厚遇ぶりが覗えます。
長野で膨張した因縁抗争は両国・日大講堂で沸点到達。
何でもありのテキサスデスマッチは、次期NWA王座挑戦権決定戦でもありました。
早々に大流血した両者は、グチャグチャドロドロのド迫力ファイトを展開。必殺・アイアンクローをめぐる、仕掛けるフリッツvs逃げる馬場さんの丁々発止の駆け引きはもはや芸術の域と言えるでしょう。
超一流の2人だからこそ成立する小細工なしの重厚なワンテーママッチです。
質実剛健な最強オヤジ・フリッツと、イケメン揃いのフレッシュな親孝行3兄弟(ケビン、デビッド、ケリー)。
小学生だった私にとって、エリック一家は現実離れした夢の様な存在でした。
6人中5人が早逝、しかもうち3人が自殺という「悲劇」以外何ものでもない呪われたファミリーですが、忘れ形見ケビンはどうか幸せに暮らして欲しいと心から祈っています。
今年「三世」がデビューしてた事は知らなかったんですが、何かと傾き気味のノアには埋もれず、ロックやランディオートンの様に偉大な「三世」ビッグスターになって欲しいものです。
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2012/12/24
プロレスの星 アステカイザー #17「謎のレスラー”キル”の秘密」
録画した日〔2012/12/4:チャンネルNECO〕
「キルブラッド」を名乗る謎のレスラーが東都プロレス道場に殴り込み。
ただし迎え討ったエース・ジョー神崎が「試合」と言った点から、道場破りではない模様。事前調整ありの非公開道場マッチだったようです。
ジョー神崎を失神KO寸前まで追い込んだキルブラッドは、道場からの帰り際「ここを辞める気ないか?」とジョー神崎に爆弾移籍勧誘を投下。
また「アンタがカネに困ってる事も知ってるぜ」と、茶の間のチビッ子ファンにとって聞き捨てならない衝撃情報を暴露します。
ジョー神崎(および東都プロ)がカネに困っている理由は、事務所宛ての督促電話(アステカイザー・鷹羽俊が対応)で詳細が判明しました。
それによると「全国縦断チャリティ試合」をブチ上げたジョー神崎が、インチキ興行主にその資金を持ち逃げされてしまったとの事。
ヒーローものなら病気の妹の手術代とか色々あるだろうに、やけにリアルな金欠設定です。
これは全面協力の新日プロ・新間寿のアイディアか?、実在する持ち逃げ興行師への陽動作戦かも知れません。
キルブラッドはそんな金欠・ジョー神崎に新リーグ構想とアタッシュケースいっぱいの聖徳太子を提示。東都プロ存続のため、ジョー神崎はこれを受け入れる事となります。
「理想のプロレスを求めて…」とは程遠い、哀愁憎悪たっぷりの移籍劇。
どこも現実はこんなものかもしれませんが、昭和のプロレスファンの幻想に冷水をかける何とも切ない熱血漢・ジョー神崎劇場です。
莫大な資金を背景に新リーグ構想をブチ上げたキルブラッド。しかし名前からしてメガネスーパーやブシロードの様な足長おじさんな訳がありません。
当然ヒール軍・ブラックミストの工作員だと断定したい所ですが、今回はこのポイントでカオスな設定が施されていました。
新リーグ構想にブラックミスト番頭・サタンデモンはノータッチ。何とこのキルブラッドは、ブラックミストの大ボス・ルアー様が直々に送り出したサイボーグ戦士でした。
不甲斐ない番頭をスッ飛ばしての経営者直轄案件。しかし、サタンデモンはこの屈辱に新サイボーグ格闘士・コースデグラーを擁して真向から反旗を翻します。
驚きの超展開。アステカイザーを置き去りに、キルブラッドvsコースデグラーのブラックミスト同門一騎討ちがマッチメイクされました。
まさかの同門対決はサタンデモン配下のコースデグラーが圧勝。
なおこのサイボーグ格闘士、コブラツイストを始め足四の字固めやリバースインディアンデスロックなど多彩な技を繰り出す実力派です。
ガツガツと本気になった番頭・サタンデモン。これはヒール軍の内紛ではなく、大ボス・ルアー様による部下を伸ばす人心掌握作戦だったのかもしれません。
すっかり置いてけぼりになったアステカイザーは、サタンデモンに磔にされてたジョー神崎救出の大義名分で聖地・採石場に参戦。
サタンデモン発案の「殺人鬼光線テキサスデスマッチ」でこの日2試合目で疲れ気味のコースデグラーを撃沈します。
何はさておき本日のMVPはサタンデモン。
自分を突き放したボスに「負けたらナイフで自分の心臓をえぐる」と食らい付き振り向かせた干されかけのド根性は、我々サラリーマンも見習うべきでしょう。
また「殺人鬼光線テキサスデスマッチ」は、四方のロープに電流を流すというFMW電流爆破系統のプロトタイプと呼べるクオリティでした。
そんなサタンデモン猛ラッシュの今回。
そういえば、ジョー神崎の借金はどうなったのか?…。
借金の永久機関・猪木のように「どうってことねぇよ、ンムフフフ」と言えない生真面目な性分のエースだけにちょっと心配です。
「キルブラッド」を名乗る謎のレスラーが東都プロレス道場に殴り込み。
ただし迎え討ったエース・ジョー神崎が「試合」と言った点から、道場破りではない模様。事前調整ありの非公開道場マッチだったようです。
ジョー神崎を失神KO寸前まで追い込んだキルブラッドは、道場からの帰り際「ここを辞める気ないか?」とジョー神崎に爆弾移籍勧誘を投下。
また「アンタがカネに困ってる事も知ってるぜ」と、茶の間のチビッ子ファンにとって聞き捨てならない衝撃情報を暴露します。
ジョー神崎(および東都プロ)がカネに困っている理由は、事務所宛ての督促電話(アステカイザー・鷹羽俊が対応)で詳細が判明しました。
それによると「全国縦断チャリティ試合」をブチ上げたジョー神崎が、インチキ興行主にその資金を持ち逃げされてしまったとの事。
ヒーローものなら病気の妹の手術代とか色々あるだろうに、やけにリアルな金欠設定です。
これは全面協力の新日プロ・新間寿のアイディアか?、実在する持ち逃げ興行師への陽動作戦かも知れません。
キルブラッドはそんな金欠・ジョー神崎に新リーグ構想とアタッシュケースいっぱいの聖徳太子を提示。東都プロ存続のため、ジョー神崎はこれを受け入れる事となります。
「理想のプロレスを求めて…」とは程遠い、哀愁憎悪たっぷりの移籍劇。
どこも現実はこんなものかもしれませんが、昭和のプロレスファンの幻想に冷水をかける何とも切ない熱血漢・ジョー神崎劇場です。
莫大な資金を背景に新リーグ構想をブチ上げたキルブラッド。しかし名前からしてメガネスーパーやブシロードの様な足長おじさんな訳がありません。
当然ヒール軍・ブラックミストの工作員だと断定したい所ですが、今回はこのポイントでカオスな設定が施されていました。
新リーグ構想にブラックミスト番頭・サタンデモンはノータッチ。何とこのキルブラッドは、ブラックミストの大ボス・ルアー様が直々に送り出したサイボーグ戦士でした。
不甲斐ない番頭をスッ飛ばしての経営者直轄案件。しかし、サタンデモンはこの屈辱に新サイボーグ格闘士・コースデグラーを擁して真向から反旗を翻します。
驚きの超展開。アステカイザーを置き去りに、キルブラッドvsコースデグラーのブラックミスト同門一騎討ちがマッチメイクされました。
まさかの同門対決はサタンデモン配下のコースデグラーが圧勝。
なおこのサイボーグ格闘士、コブラツイストを始め足四の字固めやリバースインディアンデスロックなど多彩な技を繰り出す実力派です。
ガツガツと本気になった番頭・サタンデモン。これはヒール軍の内紛ではなく、大ボス・ルアー様による部下を伸ばす人心掌握作戦だったのかもしれません。
すっかり置いてけぼりになったアステカイザーは、サタンデモンに磔にされてたジョー神崎救出の大義名分で聖地・採石場に参戦。
サタンデモン発案の「殺人鬼光線テキサスデスマッチ」でこの日2試合目で疲れ気味のコースデグラーを撃沈します。
何はさておき本日のMVPはサタンデモン。
自分を突き放したボスに「負けたらナイフで自分の心臓をえぐる」と食らい付き振り向かせた干されかけのド根性は、我々サラリーマンも見習うべきでしょう。
また「殺人鬼光線テキサスデスマッチ」は、四方のロープに電流を流すというFMW電流爆破系統のプロトタイプと呼べるクオリティでした。
そんなサタンデモン猛ラッシュの今回。
そういえば、ジョー神崎の借金はどうなったのか?…。
借金の永久機関・猪木のように「どうってことねぇよ、ンムフフフ」と言えない生真面目な性分のエースだけにちょっと心配です。
WWEロウ #1020
録画した日〔2012/12/22:JSPORTS2〕
AJリーの地元ニュージャージー大会。
今週も登場した御大・ビンスマクマホンのゴリ押しで、そのAJとヴィッキー・ゲレロの因縁マッチが緊急決定しました。
思わぬ復讐マッチをゲットしたAJは、勢い余って男子ロッカー室に乱入するなど大はしゃぎ。
一方ヴィッキーは明らかに準備不足。グレート・カリ&ホーンスワグルの凸凹コンビとアホバカストレッチをするのが精一杯です。
そもそもヴィッキー・ゲレロは運動音痴の「背広組」。現役ディーバのAJリーが大願成就すると思われたのですが…。
何と試合を裁くのは、最近売出し中のインチキレフェリー・マドックス。
RAW上層部に取り入りたいマドックスは、スロー&高速カウントの使い分け、決定的ピンフォール見逃しなどの伝統芸を駆使してヴィッキー・ゲレロを徹底擁護します。
レフェリーぐるみのズルしてイタダキを食らったAJリーは、ヴィッキーの丸め込みで敢えなく敗戦。試合後は場外、バックステージで怒りの大暴走を繰り広げます。
そこに現れたのはやさしくジェントルなジョンシナ。どうやらこの2人の色恋ネタは今後も継続する模様です。
もうちょっと引っ張ってAJがシナを奈落の底に突き落とすのか?、ジョンシナがまさかのヒールターンの踏み台にするのか?。
落とし所はほぼ前者でしょうが、タダで終わるはずない禁断アングルの今後が楽しみです。
<メモ>
AJリーの地元ニュージャージー大会。
今週も登場した御大・ビンスマクマホンのゴリ押しで、そのAJとヴィッキー・ゲレロの因縁マッチが緊急決定しました。
思わぬ復讐マッチをゲットしたAJは、勢い余って男子ロッカー室に乱入するなど大はしゃぎ。
一方ヴィッキーは明らかに準備不足。グレート・カリ&ホーンスワグルの凸凹コンビとアホバカストレッチをするのが精一杯です。
そもそもヴィッキー・ゲレロは運動音痴の「背広組」。現役ディーバのAJリーが大願成就すると思われたのですが…。
何と試合を裁くのは、最近売出し中のインチキレフェリー・マドックス。
RAW上層部に取り入りたいマドックスは、スロー&高速カウントの使い分け、決定的ピンフォール見逃しなどの伝統芸を駆使してヴィッキー・ゲレロを徹底擁護します。
レフェリーぐるみのズルしてイタダキを食らったAJリーは、ヴィッキーの丸め込みで敢えなく敗戦。試合後は場外、バックステージで怒りの大暴走を繰り広げます。
そこに現れたのはやさしくジェントルなジョンシナ。どうやらこの2人の色恋ネタは今後も継続する模様です。
もうちょっと引っ張ってAJがシナを奈落の底に突き落とすのか?、ジョンシナがまさかのヒールターンの踏み台にするのか?。
落とし所はほぼ前者でしょうが、タダで終わるはずない禁断アングルの今後が楽しみです。
<メモ>
- ケガで離脱のCMパンク、PPV会場での見学を宣言
- 若手乱入軍団・シールド、ジョンシナまで襲撃
タイガーマスク #38「王座をめざす虎」
録画した日〔2012/12/21:TOKYOMX〕
ニューデリーで開催中の「全アジアプロレス王座決定戦」から伊達タイガー以外の試合をピックアップ。
韓国代表の大木金太郎(キム・イル)は、真っ赤なバラを咥えた白覆面・フィリピン代表カルメンゼットとの一騎討ちに臨みます。
「大木先輩」の大会初戦に日プロ越境同盟としてセコンドに付く伊達タイガー。
シンボルカラーの黄色地に日の丸ワンポイントという、シンプルかつ斬新なジャージに身を包みます。
しかし完全手弁当のインド遠征、ドケチ日プロ(=馬場さん)は付き人帯同すら許可していない模様です。
おそらくこの黄色ジャージは、真面目な伊達タイガーがホテルで夜鍋してこしらえた一人ぼっちの代表ユニフォームなのでしょう。
試合はカルメンのバラ攻撃で大木が全身流血の大苦戦。しかし大木は、必殺技・原爆頭突きを封印します。
セコンド・伊達タイガーの「原爆!原爆!」との不謹慎極まりない激エールにも耳を貸さない大木。
最後は盟友猪木の必殺技・コブラツイストで辛くも初戦を勝利で飾りました。
原爆頭突きを封印した疑問をぶつける後輩・伊達タイガー。
先輩・大木は「これはアジア大会の3大謎だ」と返答。あとの2つは「スノーシンの正体」「ミスタークエスチョンのウルトラタイガードロップ破り策」だそうです。
温厚で不器用な突貫型レスラーによる、唐突な活字プロレス式の謎掛け。
まあ大して意味は無い、上層部連中のいないインドでちょっと冒険してみたかったんでしょう。
大木勝利の報は東京・日プロ本部でふんぞり返るBI砲にも伝達。
猪木は、知ったこっちゃない風情の馬場さんに原爆頭突き封印の見解を求めます。
ただし知ったこっちゃないのは猪木も同じ。馬場さんに伺い立てた真意は、コブラツイストを「盗んだ」大木に対するプロレス不可侵条約違反の提訴の意味合いがあったものと思われます。
タイガー、大木以外の初戦試合結果は以下のとおり。(~左が勝者)
そして翌日の大会4日目、大木はミスタークエスチョンとの2回戦(おそらく準決勝)を迎えます。
何と大木は、ここでも原爆頭突きを封印。強豪クエスチョン相手に全くいい所が無いまま、敢えなく病院送りにされてしまいます。
理解に苦しむ大木の謎掛け。
担架搬送中も「つまらんことは気にするな」と頑なに伊達タイガーへの回答を拒み続けます。
まあ、答えを聞いた所で尻すぼみ系オチの可能性大。むしろ手の掛かるオッチョコチョイがインドの病院にブッ込まれた事で、伊達タイガーはアジア制覇へ集中できる環境を手に入れたと言えるでしょう。
来週は早くも決勝戦を迎える模様。順当なら伊達タイガーvsミスタークエスチョンの日印頂上対決となるでしょう。
久々登場の虎の穴・ミスターXも視察に訪れるらしい大会エピローグ。伊達タイガー優勝の大団円とその後の新展開に期待です。
ニューデリーで開催中の「全アジアプロレス王座決定戦」から伊達タイガー以外の試合をピックアップ。
韓国代表の大木金太郎(キム・イル)は、真っ赤なバラを咥えた白覆面・フィリピン代表カルメンゼットとの一騎討ちに臨みます。
「大木先輩」の大会初戦に日プロ越境同盟としてセコンドに付く伊達タイガー。
シンボルカラーの黄色地に日の丸ワンポイントという、シンプルかつ斬新なジャージに身を包みます。
しかし完全手弁当のインド遠征、ドケチ日プロ(=馬場さん)は付き人帯同すら許可していない模様です。
おそらくこの黄色ジャージは、真面目な伊達タイガーがホテルで夜鍋してこしらえた一人ぼっちの代表ユニフォームなのでしょう。
試合はカルメンのバラ攻撃で大木が全身流血の大苦戦。しかし大木は、必殺技・原爆頭突きを封印します。
セコンド・伊達タイガーの「原爆!原爆!」との不謹慎極まりない激エールにも耳を貸さない大木。
最後は盟友猪木の必殺技・コブラツイストで辛くも初戦を勝利で飾りました。
原爆頭突きを封印した疑問をぶつける後輩・伊達タイガー。
先輩・大木は「これはアジア大会の3大謎だ」と返答。あとの2つは「スノーシンの正体」「ミスタークエスチョンのウルトラタイガードロップ破り策」だそうです。
温厚で不器用な突貫型レスラーによる、唐突な活字プロレス式の謎掛け。
まあ大して意味は無い、上層部連中のいないインドでちょっと冒険してみたかったんでしょう。
大木勝利の報は東京・日プロ本部でふんぞり返るBI砲にも伝達。
猪木は、知ったこっちゃない風情の馬場さんに原爆頭突き封印の見解を求めます。
ただし知ったこっちゃないのは猪木も同じ。馬場さんに伺い立てた真意は、コブラツイストを「盗んだ」大木に対するプロレス不可侵条約違反の提訴の意味合いがあったものと思われます。
タイガー、大木以外の初戦試合結果は以下のとおり。(~左が勝者)
- 少林寺拳法・ワンターパー(台湾)vsアジアNo1巨人・アイアンジョブ(パキスタン)
- デスマッチ王・キングアニマル(シンガポール)vs凶人・ホーワンキッド(ベトナム)
- ミスタークエスチョン(国籍不明→インド)vs殺人キック王・ウスマンソンデン(タイ)
そして翌日の大会4日目、大木はミスタークエスチョンとの2回戦(おそらく準決勝)を迎えます。
何と大木は、ここでも原爆頭突きを封印。強豪クエスチョン相手に全くいい所が無いまま、敢えなく病院送りにされてしまいます。
理解に苦しむ大木の謎掛け。
担架搬送中も「つまらんことは気にするな」と頑なに伊達タイガーへの回答を拒み続けます。
まあ、答えを聞いた所で尻すぼみ系オチの可能性大。むしろ手の掛かるオッチョコチョイがインドの病院にブッ込まれた事で、伊達タイガーはアジア制覇へ集中できる環境を手に入れたと言えるでしょう。
来週は早くも決勝戦を迎える模様。順当なら伊達タイガーvsミスタークエスチョンの日印頂上対決となるでしょう。
久々登場の虎の穴・ミスターXも視察に訪れるらしい大会エピローグ。伊達タイガー優勝の大団円とその後の新展開に期待です。
2012/12/23
プロレスクラシック(40)全日本プロレス旗揚げ10周年シリーズ
録画した日〔2012/8/6:日テレG+〕
ライバル新日との「蔵前戦争」として有名な、昭和56年10月9日「創立10周年記念興行」を中心とした5試合を放送。
同興行に参戦したマスカラス、レイス、スヌーカ等ビッグネームの試合がカットされるほどの濃厚ラインナップです。
若大将・ジャンボ鶴田相手の防衛戦に臨む第62代NWA王者・リックフレアー。
アメリカンドリーム・ダスティローデスを破ってNWA初戴冠したのがこの蔵前決戦のわずか22日前。「レイスモデル」のベルト姿がちょっとギコチない、まだまだ初心者マークの狂乱の貴公子です。
とはいえ、ネイチャーボーイの経典「命乞い」は昭和56年時点で既に完成の域に達していました。
とりわけ同世代ジャンボの「イクぞ、オォー!」との相性は抜群。昭和のプロレスファンを20年以上欺き続けた罪深きノラリクラリムーブです。
60分3本勝負の王座戦は2-1でフレアーが王座防衛。
「Give Me One More Time」とアマリロ仕込みのイングリッシュで再戦を猛アピールするものの、解説席の東スポ山田さんに「よく聞き取れないんですけどねぇ」と無慈悲にブッタ斬られてしまいます。
選手兼コーディネーターとして全日10年の最大の功労者であるザ・ファンクス。
蔵前決戦3日前の10月6日、宮城県スポーツセンターで上田馬之助&バックロブレイ戦に臨みます。
大ボラアナウンサー・倉持さんの言うところ「実力も人格も申し分のない」「世界のアイドル」ザ・ファンクスにとってはイージーモードの勧善懲悪マッチのはずだったのですが…。
ドリーファンクジュニアが難なくバックロブレイを仕留めた直後に大事件が勃発。
蔵前決戦でドリーのインター王座に挑戦する超獣ブロディが乱入し、事もあろうか社会見学中のドリー長男・ディンク君に殺人技・キングコングニードロップをブッ放します。
大ボラアナウンサー・倉持さんの言うところ「プロレスを知らない」「テキサスA&M大学で考古学を勉強している」ズブの素人ディンク君は失神KO。冷静沈着なドリーもこれには大激昂、3日後の蔵前決戦は早くも大荒れの様相を呈してきました。
こうして迎えた蔵前インターナショナル戦は大方の予想どおり大荒れの展開に。
そしてこれまた全世界全宇宙の予想どおり、NWA公認レフェリー・ジョー樋口が失神KO。試合前から「Kill Him!」と激昂していたドリーが反則負けでタイトルを喪失してしまいました。
大混乱のリングには荒馬・テリーファンクも乱入。
オシャレ極まりない「TEXAS」シャツにGパン&ウェスタンブーツのThis Is プロレスラーファッションで超獣ブロディに襲いかかります。
現代WWEを彷彿とさせる「家族潰しアングル」を導入した王道プロレス。当時小学3年生の私としては、細面のナイスガイ・ディンク君はどうなった?が気になって仕方ありませんでした。
記念興行のメインには馬場& ブルーノ・サンマルチノの20年来夢の友情タッグが勇躍登場。この試合は、人間発電所の事実上の引退試合として世界プロレス史的にも重要な試合となります。
対戦相手は、超極悪タッグ・シン&上田。例によって伝統の不透明両リン決着でした。
しかし、この2人がリングにいるだけで万事OK。プロレスはバチバチぶつかり合うだけじゃぁない事を実践するレジェンドの競演です。
放送5試合目は、10周年興行とは全く関係ないアラビアの怪人・シークとタイガー・ジェット・シンの大混乱場外戦(昭和56年12月13日・蔵前)。
これ入れるんなら蔵前4大決戦のマスカラスvsマイティ井上やれよと言いたいところですが、これはこれで貴重映像。
大相撲ファンにとっては、蔵前国技館のドレッシングルームならぬ「支度部屋」をチェックできる歴史考証的意味合いもあるのではないでしょうか。
外人レスラーリストを見るだけでお腹いっぱいになる、ハンセン強奪直前の昭和56年全日本プロレス総力戦。しかしこれでも、当時の勢力図としては佐山タイガー出現直後の新日が押せ押せだったようです。
私もブロディとファンクス以外はあんまり興味がなかったような…。
しかし21世紀の今振り返れば圧倒的な超豪華絵巻。全編が歴史的名シーン、世界のプロレスマニアが平伏すであろう物量&品質に胸を張りたい充実の昭和プロレス遺産です。
ライバル新日との「蔵前戦争」として有名な、昭和56年10月9日「創立10周年記念興行」を中心とした5試合を放送。
同興行に参戦したマスカラス、レイス、スヌーカ等ビッグネームの試合がカットされるほどの濃厚ラインナップです。
若大将・ジャンボ鶴田相手の防衛戦に臨む第62代NWA王者・リックフレアー。
アメリカンドリーム・ダスティローデスを破ってNWA初戴冠したのがこの蔵前決戦のわずか22日前。「レイスモデル」のベルト姿がちょっとギコチない、まだまだ初心者マークの狂乱の貴公子です。
とはいえ、ネイチャーボーイの経典「命乞い」は昭和56年時点で既に完成の域に達していました。
とりわけ同世代ジャンボの「イクぞ、オォー!」との相性は抜群。昭和のプロレスファンを20年以上欺き続けた罪深きノラリクラリムーブです。
60分3本勝負の王座戦は2-1でフレアーが王座防衛。
- 1本目鶴田_トップロープからのウルトラC・フライングドロップキックから体固め
- 2本目フレアー_必殺4の字固めで鶴田ギブアップ
- 3本目フレアー_鶴田がドロップキック自爆で急所痛打→体固め
「Give Me One More Time」とアマリロ仕込みのイングリッシュで再戦を猛アピールするものの、解説席の東スポ山田さんに「よく聞き取れないんですけどねぇ」と無慈悲にブッタ斬られてしまいます。
選手兼コーディネーターとして全日10年の最大の功労者であるザ・ファンクス。
蔵前決戦3日前の10月6日、宮城県スポーツセンターで上田馬之助&バックロブレイ戦に臨みます。
大ボラアナウンサー・倉持さんの言うところ「実力も人格も申し分のない」「世界のアイドル」ザ・ファンクスにとってはイージーモードの勧善懲悪マッチのはずだったのですが…。
ドリーファンクジュニアが難なくバックロブレイを仕留めた直後に大事件が勃発。
蔵前決戦でドリーのインター王座に挑戦する超獣ブロディが乱入し、事もあろうか社会見学中のドリー長男・ディンク君に殺人技・キングコングニードロップをブッ放します。
大ボラアナウンサー・倉持さんの言うところ「プロレスを知らない」「テキサスA&M大学で考古学を勉強している」ズブの素人ディンク君は失神KO。冷静沈着なドリーもこれには大激昂、3日後の蔵前決戦は早くも大荒れの様相を呈してきました。
こうして迎えた蔵前インターナショナル戦は大方の予想どおり大荒れの展開に。
そしてこれまた全世界全宇宙の予想どおり、NWA公認レフェリー・ジョー樋口が失神KO。試合前から「Kill Him!」と激昂していたドリーが反則負けでタイトルを喪失してしまいました。
大混乱のリングには荒馬・テリーファンクも乱入。
オシャレ極まりない「TEXAS」シャツにGパン&ウェスタンブーツのThis Is プロレスラーファッションで超獣ブロディに襲いかかります。
現代WWEを彷彿とさせる「家族潰しアングル」を導入した王道プロレス。当時小学3年生の私としては、細面のナイスガイ・ディンク君はどうなった?が気になって仕方ありませんでした。
記念興行のメインには馬場& ブルーノ・サンマルチノの20年来夢の友情タッグが勇躍登場。この試合は、人間発電所の事実上の引退試合として世界プロレス史的にも重要な試合となります。
対戦相手は、超極悪タッグ・シン&上田。例によって伝統の不透明両リン決着でした。
しかし、この2人がリングにいるだけで万事OK。プロレスはバチバチぶつかり合うだけじゃぁない事を実践するレジェンドの競演です。
放送5試合目は、10周年興行とは全く関係ないアラビアの怪人・シークとタイガー・ジェット・シンの大混乱場外戦(昭和56年12月13日・蔵前)。
これ入れるんなら蔵前4大決戦のマスカラスvsマイティ井上やれよと言いたいところですが、これはこれで貴重映像。
大相撲ファンにとっては、蔵前国技館のドレッシングルームならぬ「支度部屋」をチェックできる歴史考証的意味合いもあるのではないでしょうか。
外人レスラーリストを見るだけでお腹いっぱいになる、ハンセン強奪直前の昭和56年全日本プロレス総力戦。しかしこれでも、当時の勢力図としては佐山タイガー出現直後の新日が押せ押せだったようです。
私もブロディとファンクス以外はあんまり興味がなかったような…。
しかし21世紀の今振り返れば圧倒的な超豪華絵巻。全編が歴史的名シーン、世界のプロレスマニアが平伏すであろう物量&品質に胸を張りたい充実の昭和プロレス遺産です。
タイガーマスク #37「獣人ヒマラヤの雪男」
録画した日〔2012/12/14:TOKYOMX〕
インド・ニューデリーで開幕した全アジアプロレス王座決定戦。
日本代表・伊達タイガーの初戦は、ヒマラヤの雪男と噂される地元インド代表・スノーシンでした。
試合は一旦フルタイムドロー。大会規定の延長戦で、伊達タイガーが必殺ウルトラタイガードロップを炸裂させて初戦を飾りました。
延長戦突入時に突如ケムクジャラ化したスノーシンは完全にグロッキー状態。
そんなUMA雪男ムードプンプンの獣人を、地元インドの学者連中が学術解剖をするためリングから運び出そうと企てます。
そこに乱入したのが国籍不明のミスタークエスチョン。学者連中を制してスノーシンを丁寧にドレッシングルームへ運んで行きます。
そして謎の白装束は、インドの国旗を持ってリングに帰還「スノーシンは俺の弟子」「オレはインド人」とアッサリ正体を明かします。
ウルトラタイガードロップの攻略法も取得済みと嘯くインド代表。取り敢えず紛らわしいんで、次回以降はリングネーム「クエスチョン」を何チャラ・シンに変えて欲しいもんです。
ストーリーの拠点がインドに移り、割りを食ったのがちびっ子ハウスのクソガキ共。
タイガーの試合が見られないばかりかおいしいスポンサー・伊達直人の来園もパッタリ途絶えてしまい、ジメジメと退屈を持て余しています。
これは、ムシキングテリーが登場すると鈴木鼓太郎が見られないのと同じ原理。21世紀のチビッ子も苦悩する、プロレス界永遠の課題と言えるでしょう。
割りを食ったのは昭和のプロレスマニアも同様。今回、馬場さんをはじめ日プロ軍団は登場しませんでした。
いちおう韓国代表として原爆頭突き・大木金太郎が登場しましたが、めざましテレビ大塚さんのようなルックスと温厚ベビーキャラではどうも調子が狂います。
参加メンバー数からすると今後9回は「inインド」となる計算。この大会に限っては、お得意の「なかった事」にしてもいい様な気がしてきました。
インド・ニューデリーで開幕した全アジアプロレス王座決定戦。
日本代表・伊達タイガーの初戦は、ヒマラヤの雪男と噂される地元インド代表・スノーシンでした。
試合は一旦フルタイムドロー。大会規定の延長戦で、伊達タイガーが必殺ウルトラタイガードロップを炸裂させて初戦を飾りました。
延長戦突入時に突如ケムクジャラ化したスノーシンは完全にグロッキー状態。
そんなUMA雪男ムードプンプンの獣人を、地元インドの学者連中が学術解剖をするためリングから運び出そうと企てます。
そこに乱入したのが国籍不明のミスタークエスチョン。学者連中を制してスノーシンを丁寧にドレッシングルームへ運んで行きます。
そして謎の白装束は、インドの国旗を持ってリングに帰還「スノーシンは俺の弟子」「オレはインド人」とアッサリ正体を明かします。
ウルトラタイガードロップの攻略法も取得済みと嘯くインド代表。取り敢えず紛らわしいんで、次回以降はリングネーム「クエスチョン」を何チャラ・シンに変えて欲しいもんです。
ストーリーの拠点がインドに移り、割りを食ったのがちびっ子ハウスのクソガキ共。
タイガーの試合が見られないばかりかおいしいスポンサー・伊達直人の来園もパッタリ途絶えてしまい、ジメジメと退屈を持て余しています。
これは、ムシキングテリーが登場すると鈴木鼓太郎が見られないのと同じ原理。21世紀のチビッ子も苦悩する、プロレス界永遠の課題と言えるでしょう。
割りを食ったのは昭和のプロレスマニアも同様。今回、馬場さんをはじめ日プロ軍団は登場しませんでした。
いちおう韓国代表として原爆頭突き・大木金太郎が登場しましたが、めざましテレビ大塚さんのようなルックスと温厚ベビーキャラではどうも調子が狂います。
参加メンバー数からすると今後9回は「inインド」となる計算。この大会に限っては、お得意の「なかった事」にしてもいい様な気がしてきました。
WWEスマックダウン #694
録画した日〔2012/12/17:JSPORTS2〕
何だか延々と因縁抗争を続けてる感のあるWWE王者・ビッグショーと挑戦者・シェイマス。
今回のチャールストン大会では、それに見かねたGM・ブッカーTが両者に「接触禁止令」を発令しました。
お馴染みの調印式セットで次回PPVまでの接触禁止契約に署名するビッグショーとシェイマス。
契約違反の場合は、それぞれWWE王座、WWE王座挑戦権が剥奪されてしまいます。
接触禁止なだけにお約束の大乱闘は無し。手を出せないのをいい事に、ビッグショーが喧嘩屋シェイマスを散々オチョクリまくるという構図になりました。
メイン戦後、ビッグショーのオチョクリは更にエスカレート。アルベルトデルリオを一蹴したシェイマスに「殴ってごらん」とスレスレの挑発です。
これに対してシェイマスは、リング上でヘバっていたデルリオ専属リングアナ・ロドリゲスをスロー。人間ロケットと化したロドリゲスはビッグショーの股間を直撃します。
大巨人はミジメに股間を押さえて悶絶失神。狡いヒールが成敗される勧善懲悪オチとなりました。
あくまでもシェイマスを中心に据えるスマックダウン。シェイマスは悪くないんでしょうが、私としてはさすがにやや食傷気味です。
次回PPVの後はちょっと箔付け休暇をプレゼントして、干されてる感溢れるランディ・オートンにチャンスを回してやってほしいもんです。
<メモ>
何だか延々と因縁抗争を続けてる感のあるWWE王者・ビッグショーと挑戦者・シェイマス。
今回のチャールストン大会では、それに見かねたGM・ブッカーTが両者に「接触禁止令」を発令しました。
お馴染みの調印式セットで次回PPVまでの接触禁止契約に署名するビッグショーとシェイマス。
契約違反の場合は、それぞれWWE王座、WWE王座挑戦権が剥奪されてしまいます。
接触禁止なだけにお約束の大乱闘は無し。手を出せないのをいい事に、ビッグショーが喧嘩屋シェイマスを散々オチョクリまくるという構図になりました。
メイン戦後、ビッグショーのオチョクリは更にエスカレート。アルベルトデルリオを一蹴したシェイマスに「殴ってごらん」とスレスレの挑発です。
これに対してシェイマスは、リング上でヘバっていたデルリオ専属リングアナ・ロドリゲスをスロー。人間ロケットと化したロドリゲスはビッグショーの股間を直撃します。
大巨人はミジメに股間を押さえて悶絶失神。狡いヒールが成敗される勧善懲悪オチとなりました。
あくまでもシェイマスを中心に据えるスマックダウン。シェイマスは悪くないんでしょうが、私としてはさすがにやや食傷気味です。
次回PPVの後はちょっと箔付け休暇をプレゼントして、干されてる感溢れるランディ・オートンにチャンスを回してやってほしいもんです。
<メモ>
- ダミアンサンドゥ、今日も弟子獲得を見送り
- CMパンクが本当のケガで次回PPV「TLC」欠席
- 反米US王者・アントニオセザーロと愛国者・Rトゥルースが乱闘
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