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2012/06/21

ア・ビガー・バン / ローリングストーンズ

聴いた場所〔電車(通勤)〕

2005年にリリースされた、ストーンズ現時点の最新アルバム。
前作「Bridges to Babylon」が97年なので、8年ぶりの新作だったという事になります。
私はこのアルバムで初めて、予約→発売日入手→聴きこんで予習→来日ツアー観戦という、洋楽ファンの至福というものを経験しました。

ストーンズファンは諦めなのか達観なのか「続けてくれればそれでいい」と、リアルタイムの活動に対しては思考停止になりがちです。
しかしこのアルバムには、そんな発想を払拭する現役バンドとしての高いクオリティがあると思います。
「#1 Rough Justice」や「#10 Oh No, Not You Again」など、少なくとも普通の60代が作れる作品じゃありません。
このパワーに呼応するように、日本サイドも渾身の”邦題”を復活させています。
「#2 Let Me Down Slow」=「スローで行こう」、
「#14 Look What The Cat Dragged In」=「猫とお前と」あたりが秀逸でしょうか。

伝統芸「解散説」が久々に飛び出すなど、ここにきてストーンズの周辺が騒がしくなってきました。
来年2013年にはミック&キースが古希をむかえます。やるなら今しかないでしょう。

ミックジャガーの名MC「ツギワ、新・曲デッス」をもう一度日本で聞きたいです。
できれば武道館で。