アンチエイジング・由美かおるが登場。
冷酷ヒール・峰岸徹のせいで一度は身を落としますが、辿り着いた街で座頭市や地元の人々に癒され自分を取り戻していきます。
藍染め屋の下宿で同棲を始めたと思ったら、手を取り合い見つめ合う始末。
ハードボイルド・座頭市にとっては濡れ場に等しいラブシーンでしょう。
さらには、タイトル「契り髪」のとおり、由美かおるの髪で仕込杖を結いて封印。
おめおめと、まさかの堅気宣言までしてしまいました。
しかし、ビートルズを終わらせた某女史とは違い、そのけなげさと可愛らしさは圧倒的な正義。
「この娘のためなら真面目に生きよう」、座頭市ならずとも世界中の猛者たちがそう思うはずです。
アース蚊取りの看板娘、水戸黄門の入浴要員ぐらいにしか思ってませんでしたが、それは失礼な話。
ノーベル賞学者や国会議員など多くの人が「最強説」を唱える由美かおる。
彼女の妖艶パワーをまざまざと見せつけられる回でした。
