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2013/01/08

タイガーマスク #39「涙の栄冠」

録画した日〔2012/12/28:TOKYOMX〕 

開幕4週目にして早くもエピローグを迎える「全アジアプロレス王座決定戦」。
日本代表・伊達タイガーは、必殺技ウルトラタイガードロップ封じを公言していた謎のインド代表・ミスタークエスチョンとの大一番に挑みます。
ミスタークエスチョンによる必殺技封じは至って単純。担ぎあげてスローされる所をトップロープにしがみついて堪えるというものでした。
毒蛇・ランディオートンのRKOやオカダカズチカのレインメーカー等、プロレスの必殺技は封じられたり裏の裏をかいたりで熟成されていくもの。
伊達タイガーはこれに懲りず、ウルトラタイガードロップをピープルズエルボー級の絶対的なフィニッシュムーブに育て上げてほしいもんです。
必殺技封じにより引き出しを失った伊達タイガーの救世主は、ミスタークエスチョンに病院送りにされた韓国代表・大木金太郎(キムイル)でした。
この大一番のために病院を抜け出してきた後輩思いの大木先輩。痛々しい松葉杖姿で「頭突きムーブで怯ませて下半身攻め(ジャイアントスイング)」という単純作戦をリングサイドから提示します。
伊達タイガー言うところの「見え透いた作戦」だった大木先輩案は何故かズバッと的中。
頭突きムーブに必要以上にビビって下半身がお留守になったミスタークエスチョンをジャイアントスイングでブン回し、最後はヤングライオンチックな逆エビ固めでタップを奪いました。
見え透いた作戦はどうしてハマったのか?、大木先輩はさっそくドヤ顔で仰天タネ明かしをブチ上げます。
  • #36でタイガーコスプレしてたオレは、ミスタークエスチョンに襲撃された
  • ヤラれっぱなしだったけど強烈原爆頭突きもカマした
  • この時、ミスタークエスチョンはタイガー(実際はコスプレ・大木金太郎)の頭突きに警戒心を持ったはず
  • 頭突き=タイガーの殺人兵器って事でミスタークエスチョンをダマし通すべきと思った
  • だからオレは#38のクエスチョン戦で原爆頭突きを封印した(結果惨敗で病院送り)
  • そしたら今日、あのクエスチョン野郎やっぱりダマサれたな(ニンマリ)
つまり大木先輩の一連のアホバカ行動inニューデリーは、愛すべき後輩・伊達タイガーへの無償の愛、自己犠牲だったという事。
無垢な伊達タイガーは、そんな心優しき兄貴のアシストに人目もはばからず涙を流して感動。足の引っ張り合いが社風の腹黒軍団・日プロもまだまだ捨てたもんじゃありません。
一方、敗れ去ったミスタークエスチョンは、マスクマンの掟としてその素顔を母国インドの大観衆に公開。
注目のその正体は「伝説の太陽王」として全インド人が尊敬してやまないグレート・ズマでした。
キャリア70年の90歳という脅威の超ベテラン・ズマ。しかしこれだけのキャリアと実績がありながら、温厚ベビーキャラ・大木金太郎ごときのトリックに引っかかるとは晩節を汚す大失態ではないでしょうか。
なお、ミスタークエスチョン戦は「トーナメント決勝戦」ではなかった模様。
この大会はリーグ戦形式だったらしく、伊達タイガーはこの試合の後、デスマッチ王・キングアニマル(シンガポール代表)を粉砕して見事に初代アジア王の称号を勝ち得ました。

「日本帰りは出世する」が昭和の外人レスラーの定石でしたが、インド帰りの日本人は如何なる具合にステップアップするのか?
馬場、猪木、吉村、大木に次ぐ日プロNo5の伊達タイガー。恩人・大木先輩を踏み台にするぐらいの大バケを期待します。

2012/12/24

タイガーマスク #38「王座をめざす虎」

録画した日〔2012/12/21:TOKYOMX〕

ニューデリーで開催中の「全アジアプロレス王座決定戦」から伊達タイガー以外の試合をピックアップ。
韓国代表の大木金太郎(キム・イル)は、真っ赤なバラを咥えた白覆面・フィリピン代表カルメンゼットとの一騎討ちに臨みます。
「大木先輩」の大会初戦に日プロ越境同盟としてセコンドに付く伊達タイガー。
シンボルカラーの黄色地に日の丸ワンポイントという、シンプルかつ斬新なジャージに身を包みます。
しかし完全手弁当のインド遠征、ドケチ日プロ(=馬場さん)は付き人帯同すら許可していない模様です。
おそらくこの黄色ジャージは、真面目な伊達タイガーがホテルで夜鍋してこしらえた一人ぼっちの代表ユニフォームなのでしょう。
試合はカルメンのバラ攻撃で大木が全身流血の大苦戦。しかし大木は、必殺技・原爆頭突きを封印します。
セコンド・伊達タイガーの「原爆!原爆!」との不謹慎極まりない激エールにも耳を貸さない大木。
最後は盟友猪木の必殺技・コブラツイストで辛くも初戦を勝利で飾りました。
原爆頭突きを封印した疑問をぶつける後輩・伊達タイガー。
先輩・大木は「これはアジア大会の3大謎だ」と返答。あとの2つは「スノーシンの正体」「ミスタークエスチョンのウルトラタイガードロップ破り策」だそうです。
温厚で不器用な突貫型レスラーによる、唐突な活字プロレス式の謎掛け。
まあ大して意味は無い、上層部連中のいないインドでちょっと冒険してみたかったんでしょう。
大木勝利の報は東京・日プロ本部でふんぞり返るBI砲にも伝達。
猪木は、知ったこっちゃない風情の馬場さんに原爆頭突き封印の見解を求めます。
ただし知ったこっちゃないのは猪木も同じ。馬場さんに伺い立てた真意は、コブラツイストを「盗んだ」大木に対するプロレス不可侵条約違反の提訴の意味合いがあったものと思われます。

タイガー、大木以外の初戦試合結果は以下のとおり。(~左が勝者)
  • 少林寺拳法・ワンターパー(台湾)vsアジアNo1巨人・アイアンジョブ(パキスタン)
  • デスマッチ王・キングアニマル(シンガポール)vs凶人・ホーワンキッド(ベトナム)
  • ミスタークエスチョン(国籍不明→インド)vs殺人キック王・ウスマンソンデン(タイ)
どうやらこの大会、総当りリーグ戦ではなく一発勝負の勝ち抜きトーナメント制の様です。
そして翌日の大会4日目、大木はミスタークエスチョンとの2回戦(おそらく準決勝)を迎えます。
何と大木は、ここでも原爆頭突きを封印。強豪クエスチョン相手に全くいい所が無いまま、敢えなく病院送りにされてしまいます。
理解に苦しむ大木の謎掛け。
担架搬送中も「つまらんことは気にするな」と頑なに伊達タイガーへの回答を拒み続けます。
まあ、答えを聞いた所で尻すぼみ系オチの可能性大。むしろ手の掛かるオッチョコチョイがインドの病院にブッ込まれた事で、伊達タイガーはアジア制覇へ集中できる環境を手に入れたと言えるでしょう。
来週は早くも決勝戦を迎える模様。順当なら伊達タイガーvsミスタークエスチョンの日印頂上対決となるでしょう。
久々登場の虎の穴・ミスターXも視察に訪れるらしい大会エピローグ。伊達タイガー優勝の大団円とその後の新展開に期待です。

2012/12/22

タイガーマスク #36「開幕 アジア王座決定戦」

録画した日〔2012/12/7:TOKYOMX〕

馬場さんの無茶振りでインド・ニューデリー開催「全アジアプロレス王座決定戦」に参戦するハメになった伊達タイガー。
インド出発前に、日プロお抱えのブン屋連中を集めて壮行記者会見が行われました。
会見の仕切りはブッカー・馬場さん。
「オレと猪木くんはインタータッグ防衛で忙しい」「吉村(道明)さんはアメリカ遠征準備」「大木金太郎は韓国代表でインド大会参加」「だもんだから、日本代表はタイガーマスク」と箔付けゼロで伊達タイガー参戦を発表します。
なお、日プロにおける伊達タイガーの”序列”が、大木に次ぐ5番手であることが判明した事は昭和の茶の間にとって収穫の一つです。

インドに降り立った伊達タイガーは「どっかにチャリティーネタ転がってねぇかな」とさっそく現地を散策。
貧しいながらも健気に生きるインドのチビッコ達の姿に、初代アジア王への決意を新たにします。
伊達タイガー不在を知らずに、ホテルの部屋を表敬訪問したのは韓国代表の大木金太郎。
無造作に置かれてるマスクを発見した大木は「ちょっとかぶっちゃおうかな」と可愛いイタズラを敢行します。
巡業先での「イタズラ」はプロレスラーの専売特許。
ただし、今回の大木は極めてライトなテヘペロレベル。これが美獣・ハーリーレイスなら拳銃で蜂の巣に、毒蛇・ランディオートンなら描写自粛の”アレ”を詰め込んで何食わぬ顔して部屋を出ていくでしょう。
しかし、そんなお茶目な大木タイガーに思いもよらぬ悲劇が…。
幻のレスラー・ミスタークエスチョンが伊達タイガー狙いで部屋に侵入。大木をホンモノと認識して猛襲を仕掛けます。
大慌ての大木タイガーは起死回生必殺の原爆頭突きで反撃しますが、これをアッサリかわされ部屋の鏡と交通事故。大会が始まってもないのに額に裂傷を負ってしまいました。
「思いもよらぬハプニング」「これはウカウカしてられんぞ」と謝罪&忠告をする大木先輩。
ただでさえ面倒くせえインド遠征なのに、天然系原爆頭突きの御守りまでさせられるとは、常識人・伊達タイガーの苦悩は晴れません。

肝心の大会はニューデリー体育館(3万人収容・超満員)で開幕。
伊達タイガー、大木金太郎以外の参加メンバーは以下のとおりです。
  • タイ代表/ウスマンソンデン(対戦相手がいなくなりプロレスに転向した元キックボクサー)
  • 台湾代表/ワンターパー(手刀で猛牛をも殺す少林寺拳法の達人)
  • フィリピン代表/カルメンゼット(真っ赤なバラを咥えた白覆面)
  • パキスタン代表/アイアンジョブ(雲を付く大巨人。14歳で水牛を捻り殺した武勇伝あり)
  • ベトナム代表/ホーワンキッド(ベトナム戦争で家族を皆殺しにされ凶悪レスラーへギミックチェンジ)
  • シンガポール代表/キングアニマル(全身の傷跡160箇所以上のデスマッチ王)
  • インド代表/スノーシン(正体はヒマラヤの雪男という説あり)
  • 国籍不明/ミスタークエスチョン(大木タイガーを襲撃した幻のレスラー)
アジア王決定戦にもかかわらず「国籍不明」レスラーが参加していますが、プロレス的にはブレの範囲。
開催国インドの大らかさに免じて暖かく見守るべきでしょう。
総勢10人で争うアジア王の座。そのレギュレーション等は不明です。
勢力図としては、本命は伊達タイガー、対抗馬ミスタークエスチョン、スノーシンあたりといった感じでしょうか。
いずれにせよ次回からストーリーの拠点はインドに。
日プロウォッチャーの私としては、馬場さんや猪木のスポットが激減してしまう事がやや気がかりです。

2012/12/23

タイガーマスク #37「獣人ヒマラヤの雪男」

録画した日〔2012/12/14:TOKYOMX〕

インド・ニューデリーで開幕した全アジアプロレス王座決定戦。
日本代表・伊達タイガーの初戦は、ヒマラヤの雪男と噂される地元インド代表・スノーシンでした。
試合は一旦フルタイムドロー。大会規定の延長戦で、伊達タイガーが必殺ウルトラタイガードロップを炸裂させて初戦を飾りました。
延長戦突入時に突如ケムクジャラ化したスノーシンは完全にグロッキー状態。
そんなUMA雪男ムードプンプンの獣人を、地元インドの学者連中が学術解剖をするためリングから運び出そうと企てます。
そこに乱入したのが国籍不明のミスタークエスチョン。学者連中を制してスノーシンを丁寧にドレッシングルームへ運んで行きます。
そして謎の白装束は、インドの国旗を持ってリングに帰還「スノーシンは俺の弟子」「オレはインド人」とアッサリ正体を明かします。
ウルトラタイガードロップの攻略法も取得済みと嘯くインド代表。取り敢えず紛らわしいんで、次回以降はリングネーム「クエスチョン」を何チャラ・シンに変えて欲しいもんです。
ストーリーの拠点がインドに移り、割りを食ったのがちびっ子ハウスのクソガキ共。
タイガーの試合が見られないばかりかおいしいスポンサー・伊達直人の来園もパッタリ途絶えてしまい、ジメジメと退屈を持て余しています。
これは、ムシキングテリーが登場すると鈴木鼓太郎が見られないのと同じ原理。21世紀のチビッ子も苦悩する、プロレス界永遠の課題と言えるでしょう。
割りを食ったのは昭和のプロレスマニアも同様。今回、馬場さんをはじめ日プロ軍団は登場しませんでした。
いちおう韓国代表として原爆頭突き・大木金太郎が登場しましたが、めざましテレビ大塚さんのようなルックスと温厚ベビーキャラではどうも調子が狂います。

参加メンバー数からすると今後9回は「inインド」となる計算。この大会に限っては、お得意の「なかった事」にしてもいい様な気がしてきました。

2013/01/14

タイガーマスク #40「凱旋 不死身の虎」

録画した日〔2013/1/4:TOKYOMX〕

「全アジアプロレス王座決定戦」優勝の栄冠を手にインドから凱旋帰国した伊達タイガー。
しかし本人は、ミスタークエスチョン(正体=グレートズマ)に必殺技・ウルトラタイガードロップを完封されたショックでお祝いムードとは程遠い状況です。
凱旋のアジア王に滑走路でぶら下がり取材を敢行するブン屋連中。
帰国第一声コメントを取るついでに、伊達タイガー不在時の日プロマット状況を逆報告します。
ブン屋連中による衝撃報告は以下のとおり…。
  • アントニオ猪木がワールドリーグ戦優勝
  • 坂口征二株が急騰。馬場・猪木・坂口・タイガーの四天王体制へシフト
そもそも伊達タイガーのインド派遣は、馬場さん他のトップ陣がタイトル戦やら海外遠征やらで忙しかったからのはず。
坂口抜擢の政治判断はともかく、本場所「ワールドリーグ戦」を緊急開催するとは、あらためて暗黒組織・日プロ恐るべしと言ったところでしょうか。
ちなみに荒鷲・坂口征二は、馬場さん&猪木と共に滑走路で伊達タイガーを出迎えました。
ワンショットで台詞付きという超VIP待遇の初登場は、男の正座・梶原一騎による日本柔道王への最大級のリスペクトでしょう。
2012年度東スポプロレス大賞で「特別功労賞」を授与された日本マット界の良心は、日プロ豪腕政治に背を向けるかのように海外武者修行へ旅立って行きました。
伊達タイガーのインド凱旋帰国第一戦は馬場さんとの師弟タッグ。対戦相手は「海坊主」マーティーと「獣人」レナードの極悪無法外国人チームです。
必殺技を失って焦燥の伊達タイガーは、外国人チームの常套ヒール殺法にいきなり沸点到達。大仁田を襲撃したチャボ・ゲレロ(シニア)の如く、アジア王トロフィーで海坊主と獣人に逆襲します。
カラ回りの伊達タイガーを尻目に、パートナー馬場さんは八面六臂の大躍動。3本勝負の2本を連取して日プロトップの威光を見せ付けます。
特に2本目フィニッシュは馬場さんならではのダイナミックな2人同時ピンフォール。主役のはずだった凱旋帰国・伊達タイガーのスポットを全部持っていく無軌道ぶりです。
「四天王」構想が持ち上がっているとは言え、日プロのルールブックはあくまでも馬場さんなのでしょう。
インド滞在の4週間で勃発していた急展開、虎の居ぬ間の大変革。
今回初登場の坂口がこの立場だったら「人間不信」と書き置きを残して行方をくらますレベルでしょう。
しかし、根が善人で努力家の伊達タイガーの関心は、日プロ政変ではなく自らの新たな必殺技開発です。
真面目な人間が割を食うブラック企業・日プロ。私としては梯子を外されたNo3吉村道明とNo4大木金太郎の処遇も心配です。