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2015/12/17

WWEロウ #1175

録画した日〔2015/12/12:JSPORTS2〕

先日ゴシップ誌に電撃婚約をスッパ抜かれたルセフとラナ嬢。
それ以来はじめての2ショットをピッツバーグ大会で披露しました。
私生活とギミックの両立を見事成就させた2人。
「ミズTV(MIZTV)」出演という括りではありましたが、当然ホストのミズなどそっちのけ。
全世界160カ国に配信されてる事などまったくお構いなしにねっとりイチャイチャと愛を確かめ合います。
久々登場のラナ嬢は天職とも言えるヒールにシレッと再ターン。お客さんは「ドルフとヤッた」などお下劣チャントを浴びせてこれを歓迎しました。
ちなみにドルフジグラー(およびサマーレイ)はこの件に一切クビを突っ込まない模様です。
そんな2人に茶々を入れてきたのはライバック。
さっそくミズTVそっちのけで一騎打ちが始まったのですが、ここでラナ嬢が足をケガするアクシデントが発生。
これはいかにもな休養フラグ。この日のラナ嬢はケジメの顔見せ出場だったニオイが漂います。
それを裏付けるかのように旦那のルセフにはちょっとした新展開。WWE王者・シェイマスがブチ上げた「国際同盟」とかいうヘボ寄り合いにバレット、デルリオともに参画することになりました。
逸材ラナ嬢がこれでフェイドアウトしてしまうとしたら残念な限り。ブラックな勤務体系と女の幸せを天秤にかけたら至極真っ当な選択ではあるのですが…。

<メモ>
  • ワイアットと抗争するダッドーリーボーイズの助太刀のため古豪トミードリーマーが復帰
  • エキゾチック急行・アダムローズが下世話なニュースコーナーを開始

2015/12/09

WWEスマックダウン #849

録画した日〔2015/12/7:JSPORTS3〕

感謝祭(Thanksgiving Day)特別版と銘打たれたインディアナポリス大会。
WWE王者シェイマスとロマンレインズの抗争が本格的に開始されました。
例によって「Right Now!」の気構えで臨むレインズ。リングは再戦の舞台「T.L.C」仕様です。
一連の無慈悲アングルこそ上層部による究極のゴリ押し。完全無欠のベビーフェイスになれるのか、今こそ正念場と言えるでしょう。
新王者のシェイマスはリングに上がらず入場口でレインズに対応。偉そうに振る舞いながら実際は及び腰というヒール王者の鉄板芸を披露しました。
ちなみにPPVでレインズが王座に就いていた時間はたったの「5分15秒」。シェイマスは今後これを何かにつけてネタにしていく模様です。
トリプルH夫妻が休みのこの日は2人による演説合戦で終了。
相棒・アンブローズはIC王座戦線に編入となったので、レインズにはこれから文字どおりの孤軍奮闘が求められます。
ブーイングが減っただけで安定感とは程遠い現状。アンブローズの寝返りなど、もう1、2発無慈悲アングルを投入すべきではないでしょうか。

2015/12/08

WWEロウ #1174

録画した日〔2015/12/5:JSPORTS2〕

カントリー音楽の聖地・ナッシュビル大会。
前夜のPPVで勃発したWWE王座移動劇について当事者がそれぞれ見解を表明します。
オープニングに登場したのは一連の青写真を描いたトリプルH。
「(ロマンレインズは)オレに従わないからこうなった」とお客さんのヒートを買いましたが、よくよく考えればこれは団体COOとして至極真っ当な業務判断です。
2人の確執に乗じて久々に頂点へと返り咲いたシェイマス。お客さんからの「バカげた頭(You Look Stupid!)」チャントなど意に介さず、傲慢不遜にダーティチャンプっぷりをアピールします。
ただこちらもよくよく考えればマネーカバンの権利を正規の手段で行使しただけの事。髪型はともかく前夜の一件で悪びれる必要はありません。
そして前夜わずか5分天下に終わった悲運のレインズは「前王者」の権利としてリマッチを要求。
これが当然のごとく却下されると、最近見なかったルセフ(新婚)がなぜか緊急参戦して追い打ち。
親友・アンブローズの助太刀もなかったことから、今後は1人ぼっちで巨大権力に立ち向かうアングルになるようです。
これらトリプルH注入の劇薬によりレインズへのブーイングはさすがに激減。後はいつどうやってベルトを移譲するのかの問題となります。
今度ミスったらレインズの存在意義にも関わるので、入念なマーケティングの上でどうか焦らず事を進めてほしいものです。

<メモ>
  • タッグのレジェンド・ダッドーリーボーイズがワイアット一家の咬ませ犬になる
  • 世界最強の漢・マーク・ヘンリーは小兵ネヴィルの咬ませ犬に
  • 3バカ・ニューデイが結成1周年をむかえたとの事

2015/12/07

WWE PPVスペシャル「サバイバーシリーズ 2015」

録画した日〔2015/12/3:スカチャン1〕

「アンダーテイカー25周年」の看板を掲げてアトランタで開催されたPPV。
ただしメインはテイカーの試合ではなく、WWE王者決定トーナメントの決勝戦でした。
決勝カードはロマンレインズvsアンブローズ。この「シールド」同門対決を渾身のスピアで制したレインズが悲願の初戴冠を果たしました。
親友同士の対戦はさすがのクオリティ。何かにつけて厳しかったお客さん連中もレインズの大きなステップアップを讃えます。
お祝いの紙吹雪(超大量)が舞う華やかムードの中、やおらリングインしてきたのはトリプルH。悪い事ばっかり考えてるCOOはあらためてレインズを自軍へ勧誘します。
これに対してレインズの返答は渾身スピア一撃。リスク上等で正義を貫き、戦うチャンピオンとしての熱い気概をブチ上げたのですが…。
トリプルHのリングアウトと同時になんと今度はマネーカバン保持者・シェイマスが緊急乱入。ふと魔が差した状態のレインズに特大のブローグキックをブチ込みます。
もちろんこの流れでシェイマスはマネー権利を行使。
実質3試合目となるレインズにもはや余力はなく、取りたてホヤホヤのベルトをシェイマスへみすみす献上してしまいました。
考えもつかなかったこのタイミングでのシェイマス登用。
2人がいつからどこでどうリンクしていたかは不明ですが、トリプルHがレインズよりも前からゴリ押ししてたのがシェイマスであることも事実です。
一方、またもやベルトに逃げられた悲運のレインズ。しかし何をやっても「Boo!!」を食らう現状を打破するにはこれがベストの策であるという見方も。
損をする人は誰もいない、すこぶる前向きなバッドエンドだったと思います。

①トーナメント準決勝:ロマンレインズvsデルリオ
チラホラじゃない結構な量の「Boo!!」を浴びながら大本命のレインズが順当勝ち。
決勝の相手は親友・アンブローズか悪漢・オーエンズ。どっちと当たっても会場の風当たりは冷たそうな気がします。

②トーナメント準決勝:アンブローズvsオーエンズ
大方の予想どおりアンブローズが決勝進出。
これでロリンズが返上した最高峰ベルトをレインズとアンブローズが争う事に。3年前のこのサバイバーシリーズでデビューした3人組「シールド」の成長っぷりは驚異的です。

③5対5対抗戦:ウーソズたちvsニューデイほか
伝統だしやっとくか…、ってな具合にしょうがなく組まれた感アリアリの5vs5エリミネーション戦。
勝ったのはウーソズたちベビー軍(ライバックとルチャドラゴンズ)でしたが、もちろん最大の見せ場はニューデイの試合前面白トークでした。

④ディーバ王座戦:シャーロットvsペイジ
シャーロットの亡くなった弟さん(リードフレアー)のネタまで投入されたドロドロの因縁抗争。
今回はシェーロットに凱歌が上がりましたが一発精算とはならない感じ。賑やかだったあの「ディーバ革命」はどこへ行ってしまったのでしょうか。

⑤ドルフジグラーvsタイラーブリーズ(withサマーレイ)
PPV初参戦の自撮りバカ王子・ブリーズがまさかの大金星。
目も当てられないジグラーの不遇は置いといて、マイナーリーグNXTでライバルだったヒデオイタミ(元KENTA。ケガで欠場中)にとってはいい刺激になったのではないでしょうか。

⑥テイカー兄弟vsワイアット一家
「25周年」の花相撲で負けるはずがないテイカー兄弟。
試合中はもちろん、入場から退場までお客さんも一体となっての大リスペクト祭りとなりました。

2015/12/04

WWEスマックダウン #848

録画した日〔2015/11/30:JSPORTS3〕

PPVサバイバーシリーズで準決勝と決勝が行われる「WWE王者決定トーナメント」。
その直前となるテネシー大会では「ミズTV -MIZTV-」で勝ち残りの4人が顔を合わせました。
ミズTVと言えば毎度毎度ミズの存在が消されるのがお約束。
最高峰ベルト奪取に荒ぶる4人がゲストということで今回も瞬殺は不可避。ハリウッド仕込みの前フリにも自然と熱が入ります。
ゲストはオーエンズ、デルリオ、アンブローズ、ロマンレインズの順に登場。そしてやっぱりその全員から不要論を叩き付けられ早くもミズは窮地に。
挙げ句はトーナメントに一切関係ないRトゥルースが「お呼びでない」的なコント乱入を敢行。そんなこんなで冠番組のアイデンティティはこの日もズタボロにされてしまいました。
オチはミズがアンブローズにブン殴られて失神KOというアッサリ系。
本来ならホストを置き去りに4人の大乱闘で締めるパターンなのですが、メインで2vs2タッグ戦が組まれているため事前のドンパチは自重した模様です。
ちなみに直後に試合も組まれてたミズはセザーロにあえなく潰されて「1日2敗」。
最近は「Santa's Little Helper」とかいうB級臭プンプンのWWE手弁当映画に出演するなど、そのギミックにますます磨きをかけてる偽ハリウッドスター。
10年後20年後も今のポジションにいて何だかんだで殿堂入りしそうな安定感を感じます。

2015/12/03

WWEロウ #1173

録画した日〔2015/11/28:JSPORTS2〕

王者セスロリンズの離脱により急遽開催されている「WWE王者決定トーナメント」。
グリーンビル大会ではその4強が出揃いました。
セザーロとのベビー同士の熱戦を制して4強入りしたロマンレインズ。
今年は年初のロイヤルランブルで安直に「当確」をもらっちゃったのが運の尽き。ベルトを獲れなかったどころかゴリ押しのレッテルに悩むイマイチな1年でした。
終わり良ければ何とやらの精神で大願成就といきたいところでしょう
そんなレインズと準決勝で当たるのが「メキシアメリカ」建国で忙しいアルベルトデルリオ。
そしてこのデルリオに対して何やら黒い激励を敢行したのが悪のCOO・トリプルH。
ロリンズ離脱後にレインズを勧誘してアッサリ断られた経緯もあり、新王者擁立へ向けたアヤしい思惑が見え隠れします。
反対ブロックの4強進出者はアンブローズとオーエンズ。ちなみにトリプルHはオーエンズにも黒い触手を伸ばしています。
準決勝は次回スマックダウンではなくPPV本番に開催。準決勝→決勝のダブルヘッダーという、極東のどっかのリングでもやってそうなレギュレーションです。
結果としてヘタレ王者・セスロリンズの偉大さがつくづく身に染みる事となった総勢16名によるやっつけトーナメント。
4強の顔ぶれから推測するとやっぱり優勝=新王者はロマンレインズか…。
PPV当日の会場の空気が今から心配でなりません。

<メモ>
  • オープニングでパリ同時多発テロの黙祷
  • セスロリンズの手術が無事成功したとのこと

2015/12/02

WWEスマックダウン #847

録画した日〔2015/11/23:JSPORTS3〕

前回RAWから引き続きのマンチェスター大会。
ワイアット一家がアンダーテイカー&ケインに対し、あらためて挑戦状を叩き付けました。
例によってスピリチュアルでよく分からん御託を並べるデブ大将たち。PPV「サバイバーシリーズ」で2対2タッグ戦やろうじゃねえか、というのがその骨子です。
伝統の5vs5チーム戦を楽しみにしてた者からするとこれはかなりガッカリ。
テイカーの勤務体系上、メンバー集めコントに時間が割けなかったためでしょう。
敵が来ないもんだからこれといってやることがない一家4人。
セスロリンズ離脱を受けた「WWE王者決定トーナメント」にもエントリーしておらず、この日は懐かしのファンダンゴ、復帰して間もないウーソズを相手に肩慣らしを敢行してお仕事終了でした。
そしてテイカー兄弟の返答はウーソズ戦後。もちろん「OK」です。
こんな感じでテイカー兄弟はこの日も声だけでの参戦。
こうなってくると柳に風状態を一生懸命切り盛りするワイアットのデブ大将がなんだかイイ奴に見えてきます…。