ここしばらくケガで休場中だったジョンシナ。
グリーンベイ大会でリング復帰を果たしました。
この日は戦没兵を追悼する祝日「メモリアルデー」。初っ端から愛国マシンガントークを連発したシナはお客さんの大喝采を浴びます。
しかしその後本題に入ると「オレの居場所はあるのか?」とエグい心情も吐露。休んでる内に始まった「新しい時代-NEW ERA」に15度の王者といえども安寧としていられないのでしょう。
そこへ乱入してきたのはAJスタイルズ。
WWE王座戦2連敗、マネーインザバンク予選落ちとここ最近バッドラックが続いているものの、シナの抗争相手としては文句なしの超大物です。
初顔合わせとなる2大スターに会場は沸騰。「AJStyles!」対「Let's Go Cena!」のチャント合戦は3分近くにも及びました。
なおWikipediaによると、2人は昭和52年生まれの同級生です。
マイクを握ったAJは、挑戦的な口調ながら「誰よりも体を張ってる」「ロッカールームの連中も認めてる」「今すぐ戦いたい」とシナを大絶賛。
この正々堂々の果たし状に対し、シナはクリーンな握手で回答を示しました。
両雄の熱くフェアなやり取りに堪らず乱入してきたのは、AJと仲間割れしたばかりのギャローズ&アンダーソン。
シナとAJはベビー同士闘うより組んだ方が確かに自然。勧善懲悪の2vs2抗争に発展かと思われたのですが…。
迎撃体制のAJが拳を放った先はなんとジョンシナ。
これにてAJはめでたくヒールターン。それと同時にTheClub再結成、シナvsAJ因縁抗争がまとめてスタートした事となります。
気になるのはアンダーソン達がこの日ニューデイの3人を襲撃している点。シナがニューデイと共闘するなら4vs3。となると残りの「1」はBULLET CLUBのあの男か?、今後の展開が楽しみです。