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2014/01/24

タイガーマスク #93「今日のいのちを」

録画した日〔2014/1/10:TOKYOMX〕

日プロマットに電撃デビューを果たしたミラクルスリー(=虎の穴のラスボス)。
その後も連勝ロードを突き進み、一般紙の紙面を飾るほどのセンセーションを巻き起こします。
プロ野球と同列以上の扱いで試合結果が報じられる…。
コンプレックスの塊である我々昭和プロレスファンにとっては溜飲が下がる破格の扱いです。
なお「初の快音」を発した荒川選手とは、ドラフト会議「荒川事件」で有名なヤクルトの荒川尭。
その初安打の達成日から推察すると、この新聞の発行日は昭和46年5月19日となります。
今回#93のミラクルスリーの対戦相手はデビュー戦(vsビルバッファロー)後のマイク合戦でアングルが勃発したキラーカールポップス。
日プロとしては珍しい外人レスラー同士の対決ながら、会場の東京体育館は期待と熱気に包まれます。
結果はミラクルスリーが完勝。米マット界の重鎮を全く問題にしませんでした。
これを受け、伊達タイガーはもちろんいつもポジティブなケン高岡までもがネガティブシンキングを発令。
戦々恐々の高岡は、心の拠り所を求め1人ちびっこハウスに赴きます。
ちびっこハウスでは、こちらも普段ポジティブなはずの鉄砲玉・ケンタ君がヘコミ気味。
近所の悪ガキから「みなし子はいくら勉強できたって出世なんかできねぇよ」と平成の倫理規定では放送NGの暴言を食らった事が原因でした。
「タイガーマスクもみなし子だった」とケンタ君を励ます高岡。
しかしこれはギミック崩壊にもつながる問題発言では?
舌禍事件が起こる前に、日プロはこのグリーンボーイにケーフェイを叩き込んでおくべきでしょう。
一方、その実力をまざまざと見せつけた虎の穴ラスボスですが、伊達タイガー攻略にはあくまでも慎重な姿勢。
ザ・ピラニアンとかいうポリスマン役を登用した「プールデスマッチ」を計画し、あらためて伊達タイガーのスキルを測る算段です。
ラスボスが長期滞在するなどそろそろエピローグへ突入する気配のストーリー。
そうなると気になるのは、日プロ勢があとどれくらい絡んでくるのかという事です。
主要キャストの馬場さんはともかく、若大将・猪木に1度スポットを当ててはくれないでしょうか。