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2015/11/19

WWEロウ #1171

録画した日〔2015/11/13:JSPORTS3〕

次回PPV「サバイバーシリーズ」でWWE王座戦が組まれているセスロリンズとロマンレインズ。
コロラド大会ではこの2人をキャプテンとしたサバイバーシリーズ伝統の5対5チーム対抗戦が開催されました。
5対5戦の醍醐味はキャプテンによるメンバー集めコント。
ヘタレ王者・ロリンズはまずIC王者・ケビンオーエンズに白羽の矢。レッスルマニアのメイン戦だか何だか適当な口約束をブチ上げて見事交渉成立となりました。
強豪ゲットで幸先良しのロリンズでしたが、その後運悪くニューデイにバッタリ遭遇。
怪我から復帰のウッズを含めたバカ3人による熱烈な参戦志願を受け、ロリンズはすっかりバカ負け。貴重な残り3コマをバカ3人で埋める事になってしまいました。
一方のレインズは社内営業なしのまま一人ぼっちでリングイン。
シールド期からの盟友・アンブローズの参加はだいたい見えてますがその他3人は誰になるのか?、ゴング直前までのお楽しみとなります。
そしてレインズがドヤ顔で迎え入れたのはしばらく戦線離脱中だったウーソズの2人。レインズとはサモア系名門血統の親戚関係。ストーリーとしても意味が通ったサプライズ復帰といえるでしょう。
ちなみにレインズチームの残り2人は、予想どおりのアンブローズと取りあえず人数合わせのライバックでした。
こうして始まったチーム対抗戦では、電撃復帰のウーソズがこちらも電撃復帰だったはずのウッズをあっさり轟沈させるなど大活躍。
ブランクを感じさせないこの実力派ツインズは、今後ニューデイの好敵手としてトップ戦線を賑わせてくれるでしょう。
ニューデイの3バカを入れたせいでロリンズチームはキャプテンを残して早々に4人敗退。
最終的にレインズ&アンブローズとの1対2となったロリンズは例によって反則行使。PPVを前に何とも格好悪い敵前逃亡となってしまいました。
「伝統の…」と仰々しい冠を付けておきながら一夜完結で実にライトに実施されたチーム対抗戦。
PPV本番ではワイアットとアンダーテイカーの抗争を強引に5対5に編成して30年の伝統を継承してほしいと思います。

<メモ>
  • かつての師匠・ゼブコルターの変節にジャックスワガー困惑
  • ペイジが次回PPVでのディーバ王座挑戦権を獲得

2015/11/18

WWEスマックダウン #845

録画した日〔2015/11/9:JSPORTS3〕

ハロウィン仕様のアリゾナフェニックス大会(現地放送日:10/29)。
さすが本場だけあって様々なバカが沸いて出てきます。
こうしたご陽気イベントには欠かせない、というかこんな時しかスポットが当たらない“Bo-Lieve”ボーダラスは、頭から布を被ってハロウィン定番の白いオバケに扮装。
「ブーダラス」と称してバックステージのレスラー連中を驚かせようとする魂胆です。
神出鬼没のボーは通路隅っこの機材箱に潜んで世界最強の男・マークヘンリーを「ワッ」と襲撃したのですが、びっくりしてスマホを落としちゃったヘンリーに怒ってぶん殴られて機材箱へ轟沈。
ハロウィンだから何とか許されるレベルのしょーもないオチで「ブーダラス」の出番は終了となりました。
一方、ハロウィンに関係なく年がら年中バカなニューデイはユニコーンコスプレで参戦。ダッドリーボーイズらによる4WAY戦を解説席から高みの見物です。
なおこのユニコーンは怪我で欠場中のエウゼビオウッズへのメッセージ。先週あたりからやってるのでハロウィンとは関係ないのかもしれません。
この日の目玉は「トリック・オア・トリート・ストリートファイト」と銘打たれたミズとドルフジグラーによるカボチャ戦。
若者を中心に乱痴気騒ぎが勃発した日本のハロウィンにおいても渋谷や六本木にリング組んでプロレスやった輩はいなかったはず。やっぱり本場はスケールが違います。
ちなみにこのカボチャ戦の勝者はジグラーでしたが、試合後にはまたしてもタイラーブリーズの襲撃を受けてしまいました。
オチャラケ邪道マッチに自撮りバカの噛ませ犬と、ここ最近(数年?)のジグラーの不遇っぷりには同情の念を禁じえません。
Xmas版ほどではないのですがそれなりに盛り上がったハロウィン特別版。
そんな浮かれモードの中でも「ブーダラス」のリアル兄・ワイアットとその一味は通常営業だったことを付け加えておきます。

2015/11/11

WWEロウ #1170

録画した日〔2015/11/7:JSPORTS2〕

前夜のPPVでアンダーテイカー拉致というとんでもない事をやらかしたワイアット一家のデブ大将。
一夜明けたサンディエゴ大会では更なるサプライズを投下しました。
デブなうえに話が長いワイアットは揺り椅子にふんぞり返って昨晩の成果とこれからのビジョンを激白。
結局のところなんだかよく分からなかったんですが、テイカーとの因縁抗争が再スタート(今年のレッスルマニア以来)したのは間違いないようです。
長くなりそうなデブ大将のスピリチュアル独演会。するとなんとそこへテイカーの弟・ケインが緊急参戦。
こちらは前夜PPVで「運営部長」の肩書を剥奪されたばかり。閑職ヒラ社員の身には渡りに船のビッグアングルといえるでしょう。
最近の行状を鑑みると兄を売る可能性もなくはなかったケインでしたが、ワイアット一家はすんなり集団リンチで総出のお出迎え。
なお、よくよく見たらワイアットの子分はいつの間にか3人に増えて(戻って?)いました。
最後は兄・テイカーと同じようにどっかへ連れ去られた弟・ケイン。
反撃か服従かそれとも兄弟どっちかだけ寝返るのか、次回PPVまでの展開は闇の中です。
長くてウザいスピリチュアル演説にヒントがあるかもしれないので、今後はしっかり聞いていこうと思います。

<メモ>
  • ペイジがシャーロットとベッキーを襲撃してスッキリと仲間割れ
  • 極右だったゼブコルター、メキシコとの合同国家「メキシアメリカン」創設を宣言する大変節
  • 自撮り王子・タイラーブリーズがRAW初登場
  • 4ウェイ戦を勝ち抜いたロマンレインズが次期WWE王座挑戦者に

2015/11/10

WWE PPVスペシャル「ヘル・イン・ア・セル 2015」

録画した日〔2015/11/5:スカチャン1〕

LAステイプルズセンターで開催された金網重視のPPV。
メインはテイカーvsレスナーの最終決戦です。
「スープレックスシティ!」→「アンダーテイカー!!」のチャント応酬が勃発するなど試合前からお客さんは大盛り上がり。
1年半前の遺恨を蒸し返した強引なマッチメイクではありますが、デカくて凄いヤツがバーンと並んだらそんな事はどうでもいい話。プロレスの本質を如実に表す超大物2人による名場面です。
大本営実況席は両雄の偉業を賛えるフレーズを連呼。
それによるとこの抗争はどうやらこれでホントに打ち止めとなる模様。近年屈指のビッグアングルを勝ち負けやヒール/ベビーの枠では括らず、格調高く厳かに演出したい意図が伝わってきます。
試合は恐怖の「地獄行きツアー(GO TO HELL TOUR)」最終戦となる猛獣レスナーが終始攻勢。スープレックス祭りinセルはジャーマン3発にF5が2発という構成でした。
もちろんこれらを凌ぎ切ったテイカーを賛えるべきでしょうが、2m超の怪人を軽々とブン投げまくる猛獣レスナーのポテンシャルにも驚愕せざるを得ません。
テイカーの驚異的な粘りに手を焼くレスナーは、おもむろにリングマットのほつれをビリビリ裂いて中の板をむき出しにするという斬新なハードコア無法行為を敢行。
クッション無しとなったマットへ殺人技F5をブチ込み何とか最終決戦を制しました。
ちなみにF5前にレスナーは無防備のテイカーへ卑劣なローブロー攻撃。サマースラムの意趣返しとはいえ「あの最強レスナーがなりふり構わず…」的なフィニッシュとなりました。
無論これらはテイカーにとって重要なエクスキューズ。
たとえセルに沈んでも25年掛けて築いたステータスが揺らぐ事はありません。
シェイクハンドや肩車(?)などはなかったものの、闘った者同士無言でお互いを認め合った感じの勝者と敗者。
これでレスナーはいよいよテイカー超えの未踏の領域に。顔芸だけで表現される実に重厚なWWE流の闘魂伝承劇だったのですが…。
テイカーへの賛辞が鳴り止まないステイプルズセンターを切り裂いた「ジェッ」の掛け声。
ここから先は毎度おなじみの展開。暗転したリングへと歩を進めるのはこれっぽっちもお呼びでないワイアット一家の面々です。
いくらテイカーでもF5被弾後の1vs4ではさすがに白旗。為す術なくワイアット一家に捕獲されどっかに連れ去られてしまいました。
テイカーの今後はまったくもって不明。このまま洗脳されてまさかのワイアット一家入りもあるでしょう。
ちなみに次回PPVは「テイカー25周年記念」とデカデカ銘打たれているみたいですが…。

①US王座オープンチャレンジ戦:ジョンシナvsアルベルトデルリオ
素行不良かなんかでクビになってたメキシコの超良血・アルベルトデルリオが水と油だったはずのUS極右オヤジ・ゼブコルターをセコンドに付けて電撃カムバック。
そこはかとなく漂う出オチ感などものともせず、絶対王者・シナを倒してのUSベルト戴冠というサプライズ劇を完遂しました。

②セル戦:ロマンレインズvsワイアット
次代のWWEを担わなきゃいけない2人の金網戦はニアフォール連発の好勝負。
斬新なケンドースティック串刺し攻撃を全世界の予想どおり自爆させたロマンレインズが渾身スピアーでワイアットを粉砕しました。

③WWEタッグ戦:ニューデイvsダッドリーボーイズ
ダッドリーボーイズに貴重なトロンボーン奏者・ウッズを病院送りにされたニューデイでしたが、1人欠けた状態でも盤石の勝利でベルト防衛。
稀代のレジェンドタッグを返り討ちにしたのはこれで3回目だか4回目。今や押しも押されぬトップヒールの3バカ(1人入院中)です。

④ディーバ王座戦:シャーロットvsベラ姉
セコンドなしの1対1戦はシャーロットが手堅く防衛に成功。
試合後は盟友ベッキーとともに渦中のペイジも祝福に駆け付けたのですが、女3人、どっからどう見ても次なるモメ事への前振りです。

⑤WWE王座戦:セスロリンズvsケイン
「悪魔」ケインが負けたら「運営部長」ケインが即失脚するというWWEならではの超茶番マッチ。
上司トリプルH直伝のペディグリーでロリンズに凱歌が上がりましたが、ズルズル続いた「運営部長」ネタのヤメどきとしてはベストだったのではないでしょうか。

⑥IC王座戦:ケビンオーエンズvsライバック
WWE戦を抑えて何故かセミファイナルに抜擢された特に何もないIC戦は、特に何もなく王者ケビンが防衛に成功。
このポジションはいろいろ人材過多のはずなんですが、ライバックの次が思い付きません。

2015/11/06

WWEスマックダウン #844

録画した日〔2015/11/2:JSPORTS3〕

PPV「ヘル・イン・ア・セル」直前のテキサス大学大会。
ゴシップいじりコーナー「ミズTV」に渦中のサマーレイがゲスト出演しました。
サマー本人から爆弾級のサプライズを入手したと豪語するミズ。
ただし残念ながらホストとしての仕事は実質ここまで。肝心の本編でことごとく「空気」になるのが毎度毎度の流れです。
こうして始まった本編で主役を演じたのはやっぱりサマー。
ホストのミズはもちろんのことモテ男・ドルフジグラーまでをも脇へと追いやり、リングのド真ん中で「新恋人」の出現をブチ上げました。
ミズ(既に空気)の予告どおりこれはまさしく爆弾級のサプライズ。
そしてインチキ臭プンプンで出てきやがったのは、なんとマイナーリーグNXTで活躍中の超ド派手自撮りバカ・タイラーブリーズでした。
愛するサマーのために「モンテカルロから飛んできた」と嘯くタイラーはジグラーを「シケメン」「80年代」とコキ下ろすなど昇格初日から舌好調。
サマーの元カレが同類のバカ・ファンダンゴである点からも、この新カップルの相性は折り紙付きと言って良いでしょう。
ひとしきり喋ったタイラーは愛用の自撮り棒でジグラーを襲撃。当座はこの2人で抗争を展開する模様です。
ここはサマーとともに一連の騒動(?)が「なかった事」になるまで頑張ってほしいところ。それにつけても根無し草ジグラーの不遇っぷりにはただただ合掌です。

2015/11/05

WWEロウ #1169

録画した日〔2015/10/29:JSPORTS3〕

フレアー、オースチン、HBKマイケルズといった豪華OBの登場に沸いたダラス大会。
現役組からはテイカー&レスナー揃い踏みのほか、なんと「シールド」再結成というサプライズが用意されていました。
セスロリンズ、アンブローズ、ロマンレインズによる久しぶりの3ショット。
ロリンズ造反による解散劇が勃発したのはだいたい1年半ぐらい前ですが、その後1人も欠けず、それどころか3人いずれも代替不可のトップスターへと成長するなんて当時は考えもつきませんでした。
そんな伝説の超有能ユニット再結成。とはいえ3人は裏切り者ロリンズvsアンブローズ&レインズという1対2に分裂したままの状態であって、因縁抗争が終結した訳ではありません。
そして対戦相手はアンブローズ達の抗争相手・ワイアット一家。
部外者であるロリンズがいかにも何かやらかしそうな、実に心もとない臨戦態勢となります。
ちなみにこの緊急再結成はそもそもロリンズがレジェンド・HBKマイケルズにそそのかされて、いわゆる「ネタにマジレス」しちゃった事が発端。
ヘタレ王者の虚勢から生まれた嬉しい産物です。
試合ではロリンズがお約束の職場放棄をサラッと敢行。この淡白さからして今後のストーリーで3人が揃い踏みする事はなさそうです。
シールド再結成やレジェンド参戦などこの日の一連の大盤振る舞いは、きっと来年のレッスルマニア開催地・ダラスに対するご挨拶の意味合いだったのでしょう。