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2012/07/02

WWEロウ #995

録画した日〔2012/6/29:JSPORTS2〕

PPVノー・ウェイ・アウトのド真ん中で職権濫用独演会を開催、一方的にレスナーとのサマースラム直接対決をブチ上げたCOO・トリプルH。
レスナーサイドとは契約不履行&暴行沙汰で係争中ではありますが、レスポンス待ちで一夜明けのRAWを迎えました。
やってきたのは代理人・ポールヘイマン。「訴訟は取り下げない」「レスナーも出さん」と要求をシャットアウト。
それだけでは飽きたらず、愛妻・ステファニーや義理のオヤジ・ビンスの名前を出してムコ殿・HHHのマグマに火を付けます。
顔芸だけでもぶん殴りたくなるハゲデブ・ヘイマン。
しかしここで手を出すと、やっかいな訴訟案件が増えるだけなのですが…。

天井知らずの顔芸にやっぱり一発カマしてしまったHHH。
いろいろと揉め事が増えて家族サービスはしばらくお預けです。

PPVサマースラムまで2ヶ月。私としてはレスナー登場はオマケ、この2人がああだこうだ繰り広げる大人のコントが楽しみでなりません。

<メモ>
  • AJの偽ケインコスプレで乱入で、ケインまたも大ポカ
  • ジグラー&スワガー、熟女ヴィッキーゲレロを賭けて不毛な一騎打ち
  • デル・リオ復帰。専属のチビとサンティノマレラいじめ
  • いい人・シンディローパー登場。堅実な雑魚・ヒース・スレーターをゴールドディスク葬
  • そういえばいなくなってたY2J・ジェリコが来週復帰
  • 解雇・ロウリネイティス、オタンガにも裏切られ、本当にしばしのお別れの模様

2012/07/01

ゴッドタン #260 「なめたらあかん!ホンマあかん!ジェッタシーはダサぁない!アレンジさえすればホンマはカッコええんやでー対決!」

放送時間〔2:10~2:35:テレビ東京〕

土曜日深夜、ワールドプロレスリング裏のバラエティ番組。
Wikipediaによると業界視聴率が高いとの事です。
年のせいかお笑い番組をほとんど見なくなった私も、この番組だけは録画してまで見ています。
その理由は「ジェッタシー」。
失礼な話ですが、ジェッタシーが出なかった場合、見ないで消去もしばしばです。
「ジェッタシー」とは、ロック好きのコンビ芸人・後藤氏の自作曲”ジェットエクスタシー”。
狙っても謀っても絶対に出せないダサさが魅力、一度聴いたら病みつきになる魔力を秘めた名曲です。
今回はこの名曲を様々なアレンジで聴かせるというコンセプト。
私にとってそんな事はどうでもよく、後藤氏がタンクトップ一枚で出てくるだけで面白いという境地に至っています。
よく考えたら、これは絶頂期のカトちゃんケンちゃん、タケちゃんマンレベルのクオリティ。
後藤氏の他の活動は知りませんが、メジャーデビューを度外視して音楽性を極めていってほしいです。
ちなみに、ジェッタシーは日本のバンド「THE BLANKEY JET CITY」のオマージュとの事。
おちゃらけではなく、音楽がホントに好きな芸人が勘違いして暴走した奇跡の産物なんでしょう。

ストーンズからマディ・ウォーターズ、清志郎からオーティス・レディングという様に、音楽のルーツをたどるのは楽しいものです。
機会を見つけて、ジェッタシーのルーツ「THE BLANKEY JET CITY」を聴いてみようと思います。

ワールドプロレスリングLIVE第2弾 ~ヴァンガードpresentsサマーナイトフィーバーin両国~

放送時間〔17:00~21:30:朝日ニュースター〕

新日&全日の40周年合同興行in両国国技館。
なぜかスカパー・朝日ニュースターという局で完全生放送してました。
名曲・サンライズに乗って登場した、不沈艦・スタンハンセン。メジャー両団体に「花を添える資格」があるのは今となってはこの人だけです。
ちなみに揉め事の永久機関・猪木は不在。これは株主・ブシロードの矜持と天国の馬場さんの見えざる力でしょう。
ベストバウトはトリプルメインの6人タッグ戦(武藤・テンコジvs飯塚・矢野・石井)。
アイアンフィンガー・飯塚がお約束の放送席襲撃。TV朝日・野上アナは毎度おなじみの半裸状態です。
それにしても、今日の放送席はジャスティス永田/獣神ライガー/UWF山ちゃんという最強布陣だったのにこの体たらく。
さらに試合中は、興奮した獣神ライガーが「殺っちまえ」「汚ねぇぞ」「スゲエ」「ヴァー!!」とダミ声で昭和の茶の間さながらの大暴言を連発。解説者の仕事を完全放棄する無軌道ぶりに終始します。
これは酷い。新日ストロングスタイル40年目の危機と言えるでしょう。
試合後は、お祭りのオマケとして野上アナがリングイン。
今後のアングルなんか知ったこっちゃない全日武藤にそそのかされ、アイアンフィンガー・飯塚に串刺ラリアットをブチかまします。
祭りのあと、会場の「空気」をしきりに気にしていた野上アナに深いプロレス愛を感じました。

ちみにメインは、エース棚橋が暴走キングコング・真壁を相手に現在進行形の王座防衛。
獣神ライガーも「コイツら人間じゃない。”プロレスラー”だよ!」という最高級の名ゼリフで、解説者としてのジョブに帳尻を合わせました。

1972年生まれの新日&全日は私と同い年。
同じ「40周年」を迎えた身として、お互いよく生きのびたなぁとエールを送りたいです。

新・座頭市Ⅱ #9「まわり燈籠」

録画した日〔2012/2/24:BSフジ〕

爽やかで憎めない賞金稼ぎ・石橋正次。
しかし狙う首は、義のため民衆のために代官所を焼き討ち成敗した大親分でした。
庶民派・座頭市は追われる身の大親分にシンパシーを持ちますが、ギラギラと野心溢れる可愛い石橋正次の事もほっとくわけにはいきません。
ベビーフェイス2人の間で座頭市の立ち位置が定まらないという、ある意味ハラハラする展開でした。

大親分の付人・平泉征&悪のおやっさん・小林昭二の裏切りで、ようやくブッタ斬る相手にありついた座頭市。
次回の大傑作#10に備えて、ちょっとスローダウンした回だったのかもしれません。

ローリングストーンズ / ドキュメンタリー「チャーリー・イズ・マイ・ダーリン」

録画した日〔2012/5/19:大人の音楽チャンネルMUSIC AIR〕

1966年に公開された、アイルランドツアー中のドキュメンタリー映画「Charlie Is My Darling-Ireland 1965」。
リーダー・ブライアンジョーンズも健在ぶりを見せる貴重な映像です。
ライブアルバム「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」のジャケ写同様、サイレントストーン・チャーリーを標題にするのは一種の茶化しなのでしょうか。
このドキュメント、チャーリーではなくやはり「あの男」が前面にしゃしゃり出てくる展開となっています。

高学歴ミックジャガー節大全開
後のSirだけあって、何だか小難しいことを言ってます。
裏ボス・チャーリーにあっさり論破されそうな気もしますが。

キースリチャーズ=ブサイク論
あまりにも酷いキースファンの声。
言ってる娘が可愛いのが唯一の救いです。

噛ませ犬・ビルワイマン
貴重なワイマンファン発掘かと思いきや、ミック上げの布石でした。
キースへのネガキャンといい、この映像「監修・ミックジャガー」ではないでしょうか。

ブライアンジョーンズの結婚観
鬼才天才のブライアンが結婚について語っています。
嫁=ストーンズと置き換えると、なかなか深いものがあります。
__________

お国柄か時代背景かは分かりませんが、ストーンズを「現象」として定義付けしようとしている作品です。
実はお坊ちゃま集団のストーンズ、結構ノリノリで難しい事を語っています。
不良イメージとは真逆の、20代の真面目な素顔がうかがえる面白映像でした。

ワールドプロレスリング ~真壁刀義vs鈴木みのる IWGPjr.ロウ・キーvs田口隆祐ほか

放送時間〔2:45~3:15:テレビ朝日〕

何かに急かされるように、大阪大会から4試合ギュウ詰めパッケージした30分。
悪徳王者・飯塚&矢野チームに元警察・テンコジ組が再チャレンジしたIWGPタッグ戦も、時間ギリギリで放送されました。
矢野&飯塚がベルト盗難→怒りのテンコジ、警察結成→天山大ポカで奪回失敗という美しい流れを描いているIWGPタッグベルト戦線。
今回の大阪決戦でもテンコジ、主に天山のアホバカっぷりが大爆発してしまったが故の「ノーコンテスト」不透明決着でした。
テンコジファンにとって唯一の収穫は、謎の「IWGP実行委員会」が正義の組織として実在していることが確認できたことでしょう。
とはいえ、社長一人で切り盛りしているインチキペーパー組織のようですが…。

他の3試合(標題2戦+ライガータッグ戦)も、バックステージ含めかなりの面白さ。やはり放送時間30分は短すぎです。
地上波ではプロ野球の絶対王者・ジャイアンツ戦ですら見ることができない時代。
その分、CSでは地上波ではありえない完パケ版で楽しむことが可能です。
見たい奴はCSに行け、という風潮に従うしかないのでしょうか。

新・座頭市Ⅱ #8「そこのけ、そこのけ、あんまが通る」

録画した日〔2012/2/23:BSフジ〕

藩の財政難から6歳で嫁入りすることになったお姫様が、輿入れ途中の宿から愛犬ウシワカと逃走。
世間知らずの姫が市井で束の間の楽しい時間を過ごすという、ローマの休日的鉄板ストーリーです。
お姫様役は、後に巨大化する斉藤こずえ。
ふっくらしたホッペからすでにその兆候も見受けられますが、そんな事お構いなしに高GI食品を食べまくりです。
チビッ子&動物という最強タッグを迎えて座頭市も大奮闘。さすがに賭場は自重したようですが、こずえ姫に庶民生活の慎ましさ、喜びをレクチャーします。
最後は姫サイドの役人に見つかって、2人の冒険はジ・エンド。
姫のお付き・中山麻里から「姫のこんな楽しそうな顔は初めて見ました」というお約束のセリフも飛び出す大団円でした。
老若男女が安心して見られるほのぼの路線。スペクタクルにも程があるTVシリーズ、たまにはこんな回がないと身が持ちません。