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2013/05/22

サラブレッドと見る夢 ~夢までの100日間~

録画した日〔2013/5/19:テレビ東京〕

80回記念の日本ダービー(5/26)の煽り番組。
レースに参戦する4人のトップジョッキーが、競馬界最高峰への並々ならぬ想いをブチ上げます。
20分の番組にラインナップされたのは、登場順に内田(レッドレイヴン)、福永(エピファネイア)、蛯名(ヒラボクディープ)、武豊(キズナ)の各ジョッキー。
1人ぐらい若手がいてもよかった気はしますが、このメンツがJRAの「センター」であることに異論はありません。
3年前のエイシンフラッシュで夢を成就させた内田ジョッキーは、高度経済成長期のサラリーマンのような髪型で登場。今回は軽視できない不気味な伏兵というポジションでしょうか。
それにしても同じ地方競馬出身の人気者・岩田ジョッキーがいないのが寂しい限り。シャベリがデンジャラス過ぎて呼ばれなかったのではなく、そもそも今年のダービーに乗る馬がいないようです…。
ポカばっかりでダービー未勝利の福永ジョッキーは、キングヘイローにおける超大ポカもシレッと回顧。黒歴史に敢えて踏み込んだのは名実ともにトップの座へ到達した余裕の表れでしょう。
偉大すぎて並びようがないお父さんも意外な事にダービー未勝利。ここで勝てば、ほんのちょっとお父さんにデカイ顔ができるかもしれません。
去年のフェノーメノでは数センチ差で涙を呑んだ蛯名ジョッキー。
同級生・武豊との丸坊主お宝赤面映像を引っ張り出されて、初勝利への悲壮な決意がブチ壊しとなりました。
インチキ新聞・東スポでなぜか連載を持っているので、勝てば栄光の一面ジャックが確実です。
ダービー4勝の武豊はJRAの大正義というだけあってVTRもやや長め。今回は久々に手応えを感じていることが強く伝わって来ました。
80回目の記念レース、馬の名前も何だかカッコいいので、勝って世間が一番盛り上がるのはやはりこの御大という事になります。
登場した4人はもちろんの事、競馬に携わる人はすべてダービー原理主義者。5年前のドンジリ馬・サクセスブロッケンが新聞社に乱入するなど、80回記念の今年は中の人(馬)たちが例年以上に暴発気味の超過熱傾向です。
ここまで熱くなったら見てる我々も否が応に盛り上がってくるというもの。
まずは晴れの良馬場で。変な審議やら遺恨やらがないスカッとした結末を期待しています。