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2012/08/14

新・座頭市Ⅲ #16「迎え火 送り火 灯籠流し」

録画した日〔2012/4/2:BSフジ〕

賭場で恩を受けた男を訪ねた座頭市は、たまたまその妻・倍賞美津子の出産に立会います。
しかし、生まれた赤ちゃんは金と女にルーズな小物男との子で、訪ねた恩人は既に亡くなっていました。
ストーリーは、その3年後から展開。
恩に厚い座頭市は毎年お盆に倍賞美津子へ無記名の仕送りをしていましたが、健気な倍賞美津子は娘の父親=ルーズな小物男からのものと信じてそれを励みに生活を送ります。
しかし、2人の3年ぶりの来訪で事実関係が明るみに…。 そして娘の父親=ルーズな小物男が金のために座頭市の首を狙うという、倍賞美津子にとっては苦悩の展開を迎えてしまいます。
前回「新/Ⅲ/#6」からわずか3ヶ月での再登場となった倍賞’アントン’美津子。
3年前のアリ戦で「一足早く」巨額の負債を抱えた猪木&美津子に対する、座頭市の「他人とは思えない」シンパシーがこの緊急再共演を実現させたというところでしょうか。
ちなみにこの放送の6日後、夫・猪木は夢のプロレスオールスター戦in武道館で盟友・馬場さんとのBI砲タッグを再結成しています。

タイトルのとおり「お盆」がテーマのストーリー。
提灯飾りやら灯籠やらネイティブジャパン感漂うシーンがふんだんに織り交ぜられて、お茶の間の望郷ムードを煽ります。

座頭市もお盆シチュエーションに便乗。
送り提灯を仕込杖にぶら下げるという偽装工作で、倍賞美津子の娘の父親に接近。ヒール軍の一括メッタ斬りを敢行します。
それにしても不自然な仕込杖&提灯のバレバレギミック。
まあ、勧善懲悪の夏休みスペシャルバージョンって事で、固いことは言わないようにしときましょう。